FIA F2 スパ・フランコルシャン

赤旗中断が命運を分ける。フェラーリ育成カマラが2勝目。宮田莉朋も9位入賞|FIA F2スパ・フランコルシャン戦スプリントレース

ラファエル・カマラがFIA F2のスパ・フランコルシャン戦フィーチャーレースを制した。宮田莉朋も9位に入った。

田中 健一

編集: 2026/07/19 9:34

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Rafa Câmara

Rafa Câmara

 FIA F2の第8ラウンド、スパ・フランコルシャン戦のフィーチャーレースが行なわれ、フェラーリ育成のラファエル・カマラ(インヴィクタ)が優勝した。

 気温14度、路面温度21度というコンディションでスタートを迎えたF2のフィーチャーレース。ポールポジションのラファエル・カマラ(インヴィクタ)の蹴り出しが鈍ったところで、タサナポール・イントラフヴァサック(ARTグランプリ)が抜群の加速を見せ、ホールショットを決めた。

 ただ後方ではターン1で多重クラッシュ発生。さらにオリバー・ゲーテ(MPモータースポーツ)らがコース上でストップしてしまったことで、セーフティカー出動となった。

 4周目からレース再開。5周目にはカマラがイントラフヴァサックを捉えて首位奪還。さらにカマラのチームメイトであるジョシュア・デュルクセンもイントラフヴァサックを抜き、インヴィクタ勢が1-2体制を築いた。

 ちなみにこの時点でカマラはスーパーソフトタイヤ、デュルクセンはミディアムタイヤを履いていた。既にスーパーソフトタイヤの寿命は限界に達しつつあり、6周目にはデュルクセンがカマラを抜いて首位に。6周目終了時点以降にピットストップすれば、タイヤ交換義務を消化できるため、カマラはすぐさまピットインしてミディアムに交換。同じようにイントラフヴァサックもスーパーソフトからミディアムに履き替えた。

 8周目、ローレンス・ヴァン・ホーペン(トライデント)がターン7で大クラッシュ。ドライバーは無事であったがマシンへのダメージは大きく、車両から出火してしまうほどであった。この事故でセーフティカー出動。ただ短時間での事故車回収は不可能と判断されたか、赤旗中断となった。

 これでとばっちりを受ける格好となったのは、首位デュルクセンをはじめミディアムタイヤを履いてスタートし、まだピットストップを終えていなかったドライバーたちだ。この赤旗中断中にタイヤを交換することはできたが、義務付けられているピットストップを消化したとは見做されず、しかもリードが消え去ってしまった。

 長い中断時間を経て11周目からレース再開。まだタイヤを交換していなかった複数のドライバーがここでピットに飛び込んだが、首位デュルクセンらはそのまま走行を継続し、後続を引き離しにかかった。

 タイヤ交換を済ませたドライバーの中で最上位はノエル・レオン(カンポス)であったが、13周目にカマラがこれをオーバーテイク。その直後、エマーソン・フィッティパルディJr.(AIXレーシング)がスピンし、グラベルトラップにハマってしまった。これによりまたもセーフティカー出動。デュルクセンらまだタイヤ交換義務を消化していないドライバーは、ここでピットインした。

 これでデュルクセンは10番手でコースに復帰した。ちなみに赤旗中断があったことで、この時点で既にタイムレースとなっていた。

 15周目、残り時間12分弱というところでレース再開。スーパーソフトタイヤを履いたデュルクセンのペースは素晴らしく、次々に前行くマシンをオーバーテイクしていった。しかしスーパーソフトタイヤのデグラデーションは激しく、その勢いもすぐに頭打ちとなってしまい、その後ズルズルと後退してしまうことになった。

 結局カマラが逃げ切り、トップチェッカー。今季2勝目を挙げた。2番手にはアレクサンダー・ダン(ローディン)が入ったが、トラックリミット違反により5秒のタイム加算ペナルティを受けた。この結果イントラフヴァサックが2位、4番手フィニッシュのレオンにも5秒加算ペナルティが科されたことで、3位にはニコラ・ツォロフ(カンポス)が入った。

 結局ダンは4位。レオンは7位までポジションを落とした。

 宮田莉朋(ハイテック)は展開にも恵まれて9位入賞。レース中盤首位を走っていたデュルクセンは、結局15位でのフィニッシュとなった。

【PR】2026年のF1™︎を見るならFOD。至極の体験『F1® TV』連携プランも!

【PR】2026年のF1™︎を見るならFOD。至極の体験『F1® TV』連携プランも!

関連ニュース:

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 デュルクセン、開幕戦以来の今季2勝目。ステンショーンの追撃を封じる。宮田莉朋はペース上がらず17位|FIA F2スパ スプリントレース

次の記事 クシュ・マイニがポール獲得。宮田莉朋は21番手に沈む|FIA F2ハンガロリンク予選

More from

田中 健一



平川亮、繰り上がりで10位入賞。初のF1レースも体力的には全く問題なし「これが耐久レースドライバーの力です!」

F1

F1

メキシコシティGP

12 時間前

平川亮、繰り上がりで10位入賞。初のF1レースも体力的には全く問題なし「これが耐久レースドライバーの力です!」



アントネッリ、憧れのセナ由来のカーナンバー『12』を来季以降も使用へ「特別な数字なんだ」と明かす

F1

F1

メキシコシティGP

14 時間前

アントネッリ、憧れのセナ由来のカーナンバー『12』を来季以降も使用へ「特別な数字なんだ」と明かす



王者アントネッリの一生忘れられない瞬間。ハミルトンとフェルスタッペンのなんとも豪華な肩車「この写真は額に入れて飾る! 好きなことを仕事にできてよかった」

F1

F1

メキシコシティGP

20 時間前

王者アントネッリの一生忘れられない瞬間。ハミルトンとフェルスタッペンのなんとも豪華な肩車「この写真は額に入れて飾る! 好きなことを仕事にできてよかった」

最新ニュース



フェラーリ代表、メキシコシティGPの”チームメイトバトル”に苦言「我々は多くの人を代表して走っている。1周目に1-2だったのに、勝てないなんてガッカリだ」

F1

F1 F1

メキシコシティGP

22 分前

フェラーリ代表、メキシコシティGPの”チームメイトバトル”に苦言「我々は多くの人を代表して走っている。1周目に1-2だったのに、勝てないなんてガッカリだ」



ベッテル、自身の最年少チャンピオン記録破ったアントネッリにお祝い「今は思い切り楽しんで!」

F1

F1 F1

メキシコシティGP

12 時間前

ベッテル、自身の最年少チャンピオン記録破ったアントネッリにお祝い「今は思い切り楽しんで!」



ヤマハのMotoGPカタールGPボイコット……F1の中東2連戦にはどんな影響が?

F1

F1 F1

カタールGP

12 時間前

ヤマハのMotoGPカタールGPボイコット……F1の中東2連戦にはどんな影響が?



平川亮、繰り上がりで10位入賞。初のF1レースも体力的には全く問題なし「これが耐久レースドライバーの力です!」

F1

F1 F1

メキシコシティGP

12 時間前

平川亮、繰り上がりで10位入賞。初のF1レースも体力的には全く問題なし「これが耐久レースドライバーの力です!」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録