マクラーレン育成デ・パロがF3初優勝も、セーフティカー解除時の動きについて審議中。3位グラディシュは繰り上がりのため表彰式に遅刻?|FIA F3シルバーストン戦フィーチャーレース
マッテオ・デ・パロがFIA F3で初優勝。しかし審議の結果次第では順位が変わる可能性がある。
Matteo de Palo, McLaren
写真:: McLaren
FIA F3のシルバーストン戦フィーチャーレースが行なわれ、マッテオ・デ・パロ(トライデント)が優勝した。ただ審議の結果によっては、最終順位が変更される可能性もある。
ポールポジションからスタートしたのはフレディ・スレイター(トライデント)。スプリントで猛烈な追い上げを見せたセオフィル・ナエル(カンポス)が2番グリッドに続いた。日本勢最上位は13番手りー海夏澄(ARTグランプリ)であった。
スタートではナエルがスレイターに並びかけるも、なんとかこれを抑えたスレイターが首位をキープ。周回を重ねていった。またトライデントのマッテオ・デ・パロは、5番グリッドからのスタートだったものの、ナエルを抜いて2番手まで上がった。
そのデ・パロの勢いは素晴らしく、チームメイトのスレイターも抜いて5周目に首位に立った。ただ7周目にはスレイターがオーバーテイクをお返し。首位を奪い取った。ただデ・パロ、ナエルも離されることなく食らいついていき、12周目にはデ・パロが再び首位に立った。
残り4周というところで、リカルド・エスコット(AIXレーシング)が前を行くマシンに追突してしまい、コース上でストップ。セーフティカー出動となり、隊列が一気に縮まった。
セーフティカー走行が解除されたのは21周目から。つまり残り1周の超短期決戦となった。
スレイターはデ・パロに追突しかけながらプレッシャーをかけていく。しかしサイド・バイ・サイドとなったところで若干行き場を失い、コースオフ。ポジションを落としてしまった。
スレイターが後退したからといって、デ・パロとしては安心できない。後方からはナエルが迫っていたからだ。しかしデ・パロは、何度かタイヤをロックしながらも逃げ切り、トップチェッカー。F3初優勝を手にした。
デ・パロはマクラーレンのドライバー育成プログラムの一員。彼にとっては前日のスプリントレースがF3での初入賞(4位)であったが、ここシルバーストンでは2レース連続で好結果を残したということになる。
2番手でフィニッシュしたのはナエルだったが、ルイス・シャープ(プレマ)との接触の責任を問われて10秒のタイム加算ペナルティを受け、16位に降着となった。その結果2位はアーネスト・リベラ(カンポス)、3位はマチェイ・グラディシュ(ARTグランプリ)だった。なおグラディシュは、ペナルティによる繰り上がりでの表彰台となったため、登壇が遅れたが、トロフィー授与のタイミングにはなんとか間に合った。
日本勢最上位は、りーの9位。山越陽悠(VAR)が12位、中村仁(ハイテック)が16位、加藤大翔(ARTグランプリ)は26位だった。
なおセーフティカー解除時のリスタートについては、審議が行なわれることになっている。その結果次第では、デ・パロの何らかのペナルティが科されるかもしれない。
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