フォーミュラE ポートランド
フォーミュラE初開催のポートランド、エネルギー節約合戦で「今季最も見ていて楽しいレースになる」か?
ポートランドでのフォーミュラE初開催を前に、ドライバーたちはそのコース特性が高速であることから、”ユニーク”なスペクタクルが生み出されると予想している。

Jamie Klein
編集: 2023/06/24 23:55
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フォーミュラE第12戦ポートランドePrixは、インディカーでもお馴染みのポートランド・インターナショナル・レースウェイでの開催。長いストレートや高速コーナーを備え、ハードブレーキングポイントの少ないレイアウトは、フォーミュラEの主戦場であるストリートコースとは大幅に異なる特徴を持っている。
その特性ゆえポートランド戦はエネルギー消費が激しく、今季最も電費に厳しいレースになると予想されている。そのため各チームは、28周の大半でエネルギー節約に焦点を当て、ドライバーたちは互いのスリップストリームを利用してエネルギーを節約し、目標を達成しようとするだろう。
マセラティのチーム代表を務めるジェームス・ロシターは次のように語った。
「シミュレータで様々な戦略を試し、よく観察した。トップ3のドライバーたちがダイナミックな走りを見せてくれるだろうし、ちょっとユニークなレースが見られると思う」
「どうなるか楽しみだ。信じられないほど高速なサーキットだから、予選では全力を尽くす必要がある。フォーミュラEにとっては新しいことだ」
アバランチ・アンドレッティを率いるマイケル・アンドレッティは「レースをリードしたいとは思わないだろう」と話す。
「ドラフト(スリップストリーム)を使われるからね。ペースがどれだけ遅くなるのか興味深いよ」
アンドレッティのドライバーであるジェイク・デニスにとって、ポートランド戦は母国レースとなる。パスカル・ウェーレイン(ポルシェ)を追うランキング2番手につけるデニスは、他のレースよりもはるかに簡単にオーバーテイクができるはずだと付け加えた。
「サンパウロのようなところでは、ラインを外すと埃っぽくてオーバーテイクが難しかった。でもここはワイドに走っても路面がクリーンだから、チャンスを狙って動くことができる」
「20周を超えるところまでせめぎ合い、エネルギーを節約して適切なタイミングで適切な場所にいることが重要だ。良いショーができることを願っている」
前回ジャカルタでマヒンドラからフォーミュラEデビューを飾ったロベルト・メリは、ポートランドのレースは「おそらく今シーズン最も見ていて楽しいレース」になるだろうとmotorsport.comに語った。
「ラスト2周までエネルギーを温存しなければならないから、レースの大半は大きな集団になるだろう。ベルリンのような、でももっと仰々しいレースになるだろう」
「予選と決勝のラップタイムの差は大きくなるだろう。1周6秒は遅くなるんじゃないかな。そうなれば、みんながついていきやすくなるはずだ」
日産のサッシャ・フェネストラズも同様の見解を持っており、予選はほとんど意味をなさないと考えている。
「消耗を考えれば、誰もリードをしたくないだろう。もし予選で後方に沈んだとしても、前に出るのは簡単だ」
「最後の数周が全てだ。そこで違いを生むことができる」
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