お騒がせ環境活動団体、今度はフォーミュラEスタート直前のコースに侵入。スタートが一時延期される混乱
フォーミュラEの第8戦ベルリンePrix決勝レースのスタート直前、気候変動に関する活動家団体がコースに乱入する事件が発生した。これによりスタートが遅延。活動家らは地元警察に拘束されることになった。
4月23日にドイツのテンペルホーフ空港跡地にて行なわれたフォーミュラE第8戦のベルリンePrixで、ドイツの環境活動団体がレーススタート直前にコースへ侵入するという事件が発生した。コースに侵入した環境団体の活動からは、地元警察に拘束された。
ダブルヘッダーで行なわれたベルリンePrix。事件が発生したのは23日の第8戦の決勝レーススタート直前のことだった。
決勝レースのスタートに向けて、各車がダミーグリッドから前進してタイヤをバーンアウトさせていたその瞬間に、環境団体の活動家数名がコースに侵入し、マシンの前に座り込んだのだ。この事態にレース運営側は素早く対応。即座に警備員が活動家を連れ去って警察へと引き渡した。
この出来事により、レースのスタートには遅れが生じたが、その後スタート。レース中に別の活動家がコースに侵入するというようなことが起きることはなく、無事に規定周回数を走破。ニック・キャシディ(エンヴィジョン・レーシング)が勝利を収めた。
Protestors climbing onto the track
Photo by: Andreas Beil
今回フォーミュラEのスタート直前にコースに侵入するという事態を引き起こしたのは、ドイツで気候変動に対する環境活動を行なっている“Letzte Generation”という団体。市民的不服従を旨とする彼らの活動は2022年に行なった大規模な道路封鎖や、モネの絵画にマッシュポテトを投げつけた事件などが有名だ。そしてこの週末には、ドイツの首都周辺で様々なデモ活動を行なっていた。
彼らはフォーミュラEにおける抗議活動に関しても、SNS上で声明を発表している。
「我々は警鐘を鳴らすため、フォーミュラEのレーストラックに来た」
「減速する時だ。我々は気候地獄へのハイウェイを加速してしまっている」
今回の事件を受け、フォーミュラE側は次のように声明を発表している。
「地元当局がイベントとは関係のない抗議活動への対応を行なっている間、レースは一時的に延期された。セキュリティサービスは混乱を迅速かつ安全に封じ込めており、イベントは予定通り進行することが可能となった」
国際レースイベントにおける環境活動団体のデモ活動という点では、2022年のF1イギリスGPの例が記憶に新しい。同レースでは「Just Stop Oil」のメンバーが決勝時にコースに乱入する事件が起き、赤旗中断となった。
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