フォーミュラE ポートランド

DSペンスキー、”違法スキャナー”用いたライバルのデータ収集。ペナルティ受け入れるも「データを盗んだという見解は違う」

DSペンスキーはフォーミュラEポートランドePrixで許可されていないスキャナーを使用したとしてペナルティを科されたものの、ライバルから「データを盗もうとした」訳ではないとドライバーのストフェル・バンドーンは語っている。

Jamie Klein

Jamie Klein

公開日時: 2023/06/26 7:07

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Stoffel Vandoorne, DS Penske, DS E-Tense FE23, in the pit lane during FP2

 DSペンスキーは、フォーミュラEポートランドePrixのフリー走行中、許可されていないスキャナーを使用したとして、土曜日のレースでストフェル・バンドーンとジャン-エリック・ベルニュ両名にピットスタートのペナルティが下った。

 これについてバンドーンはペナルティを受け入れるものの、ライバルから「データを盗む」つもりはなかったと語っている。

 スチュワードの通達によると、DSペンスキーはピットレーンに非接触でタグを読み込むRFIDスキャナーをピットレーンに設置したことで「莫大かつ不当なアドバンテージ」を得たため、ペナルティの対象となった。

 当初はライバルがどのタイヤを履いているかという情報を得るためにスキャナーが使用されていたとされていたが、修正版ではタイヤに関する記述は通達から削除され、単に「全車からライブデータを収集した」と記載された。

 12位でポートランドePrixをフィニッシュしたバンドーンは、DSペンスキーはカメラマンを雇ってライバルと同じようなことをしていただけだと強調したが、ペナルティは当然だと認めている。

「本当に酷い週末だった」

 バンドーンはmotorsport.comにそう語った。

「みんな超ハードに準備をしているし、ここへ来てピットレーンからのスタートになるなんて、僕らが望んでいたことじゃない」

「僕らがやったことは、明らかに間違っていた。でも、みんなが言っている『僕らが他チームからデータを盗もうとしている』という話は正しくない」

「僕らがやったこととは違う。他の人たちがどんなタイヤセットを使用しているかチェックしようとしただけで、普通のカメラでもできることだ。他のチームはそうやっていて、ピットレーンにカメラマンを配置している」

「僕らは賢い方法、あるいは簡単な方法を見つけたけど、そのために大きな代償を払うこととなった」

「僕らはその決定を受け入れるし、決定を覆すこともできない。でも間違った見解が伝わってしまっている」

 

 DSペンスキーのふたりは、レース序盤に2度のセーフティカーが出動したことで、ピットスタートながらも集団に追いつくことができた。

 最終的に11位となったベルニュだが力強いレースを展開。レース後半にコースオフを喫するまでは4番手までポジションを回復していた。

 一方で、バンドーンは32周のレースを通してトップ10圏内に入ることができず、1月のディルイーヤePrix以来のワーストフィニッシュを記録した。

 バンドーンは結果として、ピットスタートがチームの結果に大きく影響したとは感じていないと語っている。

 ポートランドePrixでは特に終盤までエネルギー残量をいかに節約するかが重要視され、レースペースは予選ペースからかなり遅いモノだった。

「僕らよりも良い仕事ができている人はいる。こういうレースでは、ジャガーやポルシェが常に上位にいる」

「なぜだかは完全に分かっている訳ではないけど、純粋なペースが重視されるレースではセーブすることが少なくて、もう少し上手くいくものだ。でも混沌としていて、ポジションを上げるためにエネルギーが必要な時は、それができていないようだ」

「間違いなく、僕らは満足していない」

 

関連ニュース:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 キャシディ、今季3勝目! エネルギーセーブのレースでまたも輝く|フォーミュラEポートランド

次の記事 フォーミュラEのエネルギー節約合戦、好きですか? ドライバーの意見様々、フェネストラズは「危険過ぎる」

More from

Jamie Klein



来年はGT300の1戦に。“お祭り”色の強い今年の鈴鹿1000kmも存分に味わおう|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

スーパーGT

スーパーGT

第5戦:鈴鹿

11 日前

来年はGT300の1戦に。“お祭り”色の強い今年の鈴鹿1000kmも存分に味わおう|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記



雨のSF富士で予選トップ3に入ったブラウニングとオサリバン。知られざる数奇な“腐れ縁”|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ 1 ヵ月前

雨のSF富士で予選トップ3に入ったブラウニングとオサリバン。知られざる数奇な“腐れ縁”|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記



WECトヨタの祝福すべき50勝目。しかしBoP非公開で“真の実力”はブラックボックス|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

WEC

WEC 4 ヵ月前

WECトヨタの祝福すべき50勝目。しかしBoP非公開で“真の実力”はブラックボックス|英国人ジャーナリスト”ジェイミー”の日本レース探訪記

最新ニュース



アロンソ、母国スペインGPで来季の去就は発表せず。アストンマーティンは辛抱強く待つ姿勢

F1

F1 F1

スペインGP

11 時間前

アロンソ、母国スペインGPで来季の去就は発表せず。アストンマーティンは辛抱強く待つ姿勢



ジョアン・ミル、転倒しまくりは身に抱える”悪魔”が悪さ?「自分はトップ争いができると分かっているとね…」

MotoGP

MGP MotoGP 11 時間前

ジョアン・ミル、転倒しまくりは身に抱える”悪魔”が悪さ?「自分はトップ争いができると分かっているとね…」



フェラーリ、ハミルトン優先判断は近い?? モンツァでのトラブルは「良くなかった」とチーム代表認める

F1

F1 F1

イタリアGP

12 時間前

フェラーリ、ハミルトン優先判断は近い?? モンツァでのトラブルは「良くなかった」とチーム代表認める



序盤の好調が消えたジャンアントニオ、地元サンマリノで好転確実か「どうにかできる可能性は高い」

MotoGP

MGP MotoGP

アラゴンGP

13 時間前

序盤の好調が消えたジャンアントニオ、地元サンマリノで好転確実か「どうにかできる可能性は高い」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録