スーパーフォーミュラ 第1戦・第2戦:富士

平川亮、スーパーフォーミュラ第2戦で痛恨のペナルティ。好ペースで走るも「無限と野尻の壁は高い」

スーパーフォーミュラ第2戦で、ITOCHU ENEX TEAM IMPULの平川亮は、スタート前の違反でペナルティを科されたものの、優勝した野尻智紀を凌ぐペースも披露した。しかし平川本人は、「TEAM MUGENと野尻の壁は高い」と語る。

編集: 2023/04/09 13:14

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Ryo Hirakawa, ITOCHU ENEX TEAM IMPUL

 富士スピードウェイで前日の開幕戦に続き行なわれた、スーパーフォーミュラの第2戦。ITOCHU ENEX TEAM IMPULの平川亮は一時首位を走るシーンもあったものの、最終的にはタイヤ交換の際にナットがハマっておらず、コース脇にマシンを止めて終戦。21位完走扱いとなった。

 平川は8日の開幕戦では3位表彰台を獲得。その日の夜には自身のツイッターに「明日は優勝を狙ってます」と綴るなど、大きな期待を胸に第2戦に挑んだ。

 その第2戦では予選7番手。追い上げのレースを展開しようとしたが、早々に痛恨の10秒加算ペナルティを科されてしまう。これで最後尾に下がり、勝負権を失うことになってしまった。

 ただセーフティカー中に全車がタイヤ交換義務を消化するためにピットインした際、平川だけが義務を消化せずにステイアウト。一気に先頭に立つ。すると、最終的に勝利した野尻智紀(TEAM MUGEN)をどんどん引き離していくことになった……優れたレースペースを持っていただけに、ペナルティがなければと悔やまれるレースとなった。

「野尻選手もレースの途中はマネジメントしていたので、実際のところは分からないですけれど、ペース的には良かったと思います」

 平川はレース後、自身のペースについてそう語った。

「レースみたいなこともできて、トップを走ることもできたので、そこは良かったんじゃないですか。でも、TEAM MUGENと野尻選手の壁が高いというのは、再認識させられました」

「今日も予選でうまく決まったと思っていたんですが、まだまだ届かないところがありました。頑張って、諦めずにやっていくしかないと思います」

「どうやったら速く走らせられるのか、それについては見当はついています。テストが少なくて、そこに持っていくのは難しいんですが、分かっているというのはポジティブだと思います」

「予選で前に行くのが難しいので苦労していますが、ぼんやりとではありますが掴めてきてはいるので、そこを諦めずにやり続けるしかないと思います」

 平川にレース中に出されたペナルティは一体何だったのか? 平川は次のように説明する。

「コンピュータのトラブルが、昨日から出ていたんです。昨日は走っている時に問題が出たんですが、今日は停まっている時に出てしまって、クラッチやギヤも動かない状態になってしまいました」

 そう平川は言う。

「コンピュータを変えて、ウォームアップも走れないまま決勝に挑むことになりました。クラッチのバイトポイントも結構変わってしまっていたので、そのチェックをしたいという旨の確認をとって、グリッド上でチェックをしたら、それはダメですということになってしまいました」

「なにか認識が違っていたようです。僕としても、レギュレーション上全然問題ないことだと思っていたんですが、そこはダメだったようです」

 具体的には、平川は統一規則第2条5(一般的合意事項)に違反したとされている。平川のマシンは、エンジンの始動が禁止されている時間帯にチェックのためにエンジンをかけたようで、規則の「参加者、ドライバーおよびチームクルーは、秩序ある行動をとること」という条文に抵触したということのようだ。

 平川の不運はそれだけではなかった。平川は首位を走行し、タイヤを交換しないまま39周を走破。義務を消化するために、そこでピットに入った。ただ、ナットがうまく締まっておらず、コース復帰後すぐにマシンを停めざるを得なかった。

「再びセーフティカーが出るのを待って(ステイアウトして)いたんですが、最後はナットがしっかりハマっていなかったんです」

 そう平川は説明した。

「バーンアウトして出ていったらもうおかしかったので。とりあえず行ってみたんですがやっぱりダメで、タイヤが外れないように頑張って走って、そして停めたという感じです。1コーナーで停めてしまうとバトルの邪魔になってしまうので、何もない所を見つけて停めました」

 次の舞台となる鈴鹿でのテストは良かったと語る平川。しかし、テストの時には苦戦気味に見えた野尻を侮ることはできないと語る。

「鈴鹿は、テストでも比較的良かった方ではあると思います」

「でももちろん、野尻選手も速い時がありましたので、全然油断はできません。壁は結構高いなと思っています」

 

関連ニュース:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 リアム・ローソン、スーパーフォーミュラ2戦目はペナルティに泣き5位「でも良い週末だった」……開幕戦優勝はレッドブルF1重鎮マルコも祝福

次の記事 スタート直後に野尻抜きトップ浮上、一瞬の煌めきを見せた大湯都史樹。ただ優勝までの道のりは険しい?「毎回タイヤをセーブしてるんだけど……」

最新ニュース



F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗

F1

F1 F1

シンガポールGP

44 分前

F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗



フェルミン・アルデゲル、インドネシアGPの転倒で右手を骨折。帰国して手術へ

MotoGP

MGP MotoGP

インドネシアGP

1 時間前

フェルミン・アルデゲル、インドネシアGPの転倒で右手を骨折。帰国して手術へ



ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」

スーパーフォーミュラ

SF スーパーフォーミュラ

第9戦・第10戦富士

1 時間前

ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」



レッドブルに起きた無線トラブル。解決策は必須……しかしフェルスタッペンは冗談飛ばす「GPは僕の声が聞こえなくて喜んだんじゃない?」

F1

F1 F1

シンガポールGP

2 時間前

レッドブルに起きた無線トラブル。解決策は必須……しかしフェルスタッペンは冗談飛ばす「GPは僕の声が聞こえなくて喜んだんじゃない?」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録