登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本
レグ・レポート

WRCラリー・ポルトガル|トヨタのロバンペラ、まさに圧勝! 前年チャンピオンが待望の今季初優勝

WRC第5戦ラリー・ポルトガルは、トヨタのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組が優勝を果たした。

Kalle Rovanperä, Jonne Halttunen, Toyota Gazoo Racing WRT Toyota GR Yaris Rally1

Kalle Rovanperä, Jonne Halttunen, Toyota Gazoo Racing WRT Toyota GR Yaris Rally1

Toyota Racing

 世界ラリー選手権(WRC)の第5戦ラリー・ポルトガルは、TOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組が今季初優勝を果たした。

 トヨタにとって、ラリー・ポルトガルの初日は悲喜こもごもの1日となった。今季2度目のワークス参戦となった勝田貴元は、走り出しからオルタネーターのトラブルを抱えつつも総合4番手につけていたが、SS3を前にトラブルが悪化しデイリタイアを喫してしまったのだ。

 また、ポイントリーダーのエルフィン・エバンスもSS7で激しいクラッシュ。一時火の手が上がるなどダメージも大きくこちらもデイリタイアとなり、トヨタは残るロバンペラ組に上位入賞の期待をかけることになった。

 昨年の王者であり、前年のポルトガルを制しているロバンペラは、初日の8ステージのうち3ステージを制し、総合首位に浮上。10.8秒のリードで2日目に入ると、さらにリードを拡大する圧巻の走りを見せた。7ステージ中5ステージで最速となる驚異のペースで、総合2番手ダニ・ソルド(ヒョンデ)との差を57.5秒まで広げたのだ。

 競技最終日もSS16で2番手、SS17で最速と手を緩めなかったロバンペラは、最終パワーステージのSS19を迎えた時点で、47.8秒のまさに”セーフティリード”を築いていた。

 大きなトラブルやミスがなければ優勝は確実という中で、ロバンペラはパワーステージでも猛プッシュ。ポルトガルのパワーステージお馴染みの大ジャンプも見事に決め、見事な完勝。パワーステージ首位のボーナス5点を加え、計30ポイントを獲得したことでポイントリーダーに浮上している。

 ヒョンデ勢は3番手につけていたティエリー・ヌービルがSS16でターボトラブルで後退したものの、総合2位にソルド、3位にエサペッカ・ラッピが並び、マニュファクチャーズチャンピオンシップではトヨタとの差を32ポイントに縮めた。

 M-スポーツ・フォードは、オット・タナクの4位が最上位。タナクは途中、飛び石でフロントガラスにダメージを負うという不運もあった。

 勝田は早々にトラブルに見舞われてしまったもののSS15で2番手、SS16でステージ優勝を飾るなど速さを見せ、パワーステージで4位2ポイントを獲得してラリーを締めくくった。

 
関連ニュース:

前の記事 変わっていくF1とMotoGP……WRCはどうする? ヌービル「もう誰もこのシリーズを気にしていない」と変革訴え
次の記事 WRCの未来のために! ヌービルの意見採り入れ、ドライバーとのミーティングを実施へ

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本