WRCドライバーのクレイグ・ブリーン亡くなる。ラリー・クロアチアに向けたテスト中にクラッシュ
WRCドライバーのクレイグ・ブリーンが、ラリー・クロアチアに向けたテスト中にクラッシュ。この際の負傷により、息を引き取った。
ヒョンデからWRCに参戦していたクレイグ・ブリーンが、テスト中のクラッシュにより負傷し、亡くなった。33歳だった。
ヒョンデは来週開催予定のWRC第4戦ラリー・クロアチアに向けてテストを行なっていたが、ブリーンはコースオフした模様。コ・ドライバーのジェームス・フルトンは無傷だったが、ブリーンはこの事故で負傷してしまったようだ。
その後ヒョンデは声明を発表し、ブリーンが亡くなったことを認めた。
「ヒョンデ・モータースポーツは、ラリー・クロアチアの事前テスト中の事故により、ドライバーのクレイグ・ブリーンが本日命を落としたことを確認し、深く悲しんでいる」
「現地時間の正午過ぎに事故が発生した。コ・ドライバーのジェームス・フルトンは無傷だった」
「ヒョンデ・モータースポーツはクレイグの家族、友人、そして彼の多くのファンに心からの哀悼の意を表する」
「現時点で、ヒョンデ・モータースポーツはこれ以上のコメントを控える」
ブリーンは昨年M-スポーツ・フォードに在籍していたが、今季はヒョンデのサードドライバーとして、ラリー・クロアチアで今季2回目のWRC出場を控えていた。
ブリーンは今年2月に行なわれたWRC第2戦ラリー・スウェーデンで2位を獲得。これは2018年スウェーデン、2020年エストニア、2021年ベルギー、2022年イタリアと並んで、ブリーンのWRCキャリアベストタイの結果だった。
Craig Breen, James Fulton, Hyundai World Rally Team Hyundai i20 N Rally1
Photo by: Austral / Hyundai Motorsport
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