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土壇場で復帰決定のハミルトン「学校に戻ってきた初日の気分!」最終戦を楽しみたいと語る

メルセデスのルイス・ハミルトンは、今季のF1最終戦アブダビGPで新型コロナウイルスから復帰したことについて、学校に戻った初日のように感じたと語った。

Lewis Hamilton, Mercedes F1 W11

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、新型コロナウイルスに罹患したことでF1第16戦サクヒールGPを欠場。最終戦のアブダビGPも出場が危ぶまれていたが、直前に検査結果が陰性となり、木曜日の午後になって出走許可が得られた。

 ハミルトンはすぐさま速さを発揮。FP2ではチームメイトのバルテリ・ボッタスに次ぐ2番手で終えた。

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 F1パドックに復帰したハミルトンは、スカイに対して次のように語った。

「今朝は戻ってこれたことがとてもハッピーだったし、ありがたかった。シーズンを強力な形で締めくくろうとトライできることにとても興奮していた」

「まるで、学校に戻ってきた初日のような気分だったよ。だから、最初のセッションは慣れるまで時間がかかったし、2回目のセッションでもまだ自分の方向性が掴めていなかったと思うが、それほど悪くはなかった」

「(ブレーキのトラブルで)初日の走行時間を40分逃してしまったが、それ以外はほとんど順調に成し遂げることができた」

 ハミルトンはすでに今季のチャンピオンを獲得しており、メルセデスもコンストラクターズタイトル獲得を決めている。そのため、最終戦で復帰するプレッシャーは感じていなかったというハミルトンだが、今年最後のレースを楽しみたいと語った。

「今週末はただここに来て、自分がやることを楽しみたかったんだ。ファクトリーのみんなの努力の賜物であり、彼らと一緒にレースができたことを光栄に思っている」

「今週末、証明する必要があるものは何もないし、僕も何かを証明する必要があるとは思っていない。楽しむために来たんだ」

 サクヒールGPで自身の代役を務めたジョージ・ラッセルについて、ハミルトンは違和感を感じたかと訊かれ、ラッセルの走りを称賛した。

「ジョージは素晴らしい仕事をしてくれたと思うし、それは誰もが知っていることだと思う」

「確かに奇妙だったと思う。27年間のレース人生の中で、僕は一度もレースを欠場したことがないんだ。だから、いつかこのことについては本を書くつもりだよ。戻ってこれたことに感謝している」

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