ハミルトン、コロナ陰性に。最終戦アブダビGPへの出場が認められる
メルセデスのルイス・ハミルトンは、新型コロナウイルス陰性となったことが認められたため、F1最終戦アブダビGPに出走することが許可された。
写真:: Steve Etherington / Motorsport Images
メルセデスのルイス・ハミルトンは、新型コロナウイルスに感染したために先日行なわれたサクヒールGPを欠場することになった。その後ハミルトンはバーレーン国内で隔離され療養していたが、ここ数日内に行なった検査で陰性であることが認められ、今週末に行なわれる最終戦アブダビGPに出走することが許可された。
「ルイスは、バーレーンでの自己隔離期間が終了する以前、水曜日に行なわれた新型コロナウイルスの検査で陰性だった。その後木曜日の午後にアブダビへ向けて渡航することができ、到着時の検査でも陰性であることが確認された」
メルセデスは、声明でそう語っている。
「そのためにルイスは、パドックに入るためにFIAが定めた手順をクリアし、今週末に開催されるレースに参加することができるだろう」
ハミルトンがメルセデスに復帰することにより、サクヒールGPで彼の代役を勤めたジョージ・ラッセルはウイリアムズに戻ることを意味し、さらにラッセルの代役を務めたジャック・エイトケンは、今回のグランプリでは出場機会がないということになる。
FIA曰く、ハミルトンのアブダビGP参戦許可は特例ではなく、標準的な手順に従ったものだったという。
「FIAの新型コロナウイルスの手順は明確なままであり、変更されていない」
そうFIAは語った。
「国際スポーティングコードの附則S項に記載されているように、F1のパドックにアクセスするためには、事前の検査で陰性である必要があり、さらに到着後24時間以内に別の検査結果が陰性である必要がある」
「バーレーンとアブダビで行なった検査で陰性となったルイスは、パドックへのアクセスが許可されることになる」
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