DAZN、2021年のF1も全戦配信決定「他のスポーツファンも興味を持ち始めている」
2016年のシーズン後半からF1を全セッション配信してきたDAZNが、2021年シーズンも引き続きF1全戦を配信することが決まった。
スポーツチャンネルDAZNは、2021年シーズンのF1も全戦配信することを公式SNSで発表した。
2016年のベルギーGP以降、F1全セッションを配信してきたDAZN。来シーズンも引き続き、全セッションが同プラットフォームで楽しめることになった。
DAZNのF1統括シニア・プロデューサーである天野勇次氏は、F1配信の継続が決まったことについて「とても嬉しいです」とmotorsport.comに対して語った。
「来シーズンは、ホンダのF1における最後の1年ということになります。そして、今年FIA F2で活躍した角田裕毅選手のF1デビューも期待されています。そんなシーズンもこれまで同様配信できることになり、とても嬉しく思っています」
そう天野氏は語る。
「DAZNはJリーグや海外サッカー、プロ野球といったコンテンツのファンが非常に多いサービスです。しかし4年半という時間をかけ、そういったスポーツのファンの皆さんにも、F1に興味をお持ちいただけるようになってきたと、ひしひしと感じております」
「またホンダの活躍、角田選手のF2での活躍もあり、F1への注目度は間違いなく高まっているように思います。今やDAZNにとっても、F1はなくてはならないコンテンツのひとつです」
「今年はコロナ禍の影響で、大変なシーズンになりました。しかし来季は元に戻り、史上最多の23戦開催が実現するのが楽しみです。我々も楽しんでいただける番組を制作できるよう、頑張って参ります」
今シーズンは、メルセデスのルイス・ハミルトンが圧倒的な強さを発揮し、史上最多タイとなる、7回目のワールドチャンピオン獲得を決めた。しかしそんな中でも、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが一矢報いるシーンもあった。さらにイタリアGPではアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが、そしてサクヒールGPではレーシングポイントのセルジオ・ペレスが優勝するなど、大番狂わせのレースもあった……ある意味例年以上に劇的なシーズンになったと言えるだろう。
また上記に名前が挙がった面々以外にも、個性豊かなドライバーが揃っている。
今シーズンは、今週末のアブダビGPが最後の1戦。しかし来季もさらに面白く、劇的なシーズンが展開されることを願ってやまない。
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