レッドブル代表、開幕戦バーレーンGPでの残酷なダブルDNFは「最悪の悪夢」……原因は燃料ポンプの故障とチーム推測

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、開幕戦バーレーンGP決勝の最終盤にマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスがマシンを止めてしまったことは、チームにとっての「最悪の悪夢」だと語った。

レッドブル代表、開幕戦バーレーンGPでの残酷なダブルDNFは「最悪の悪夢」……原因は燃料ポンプの故障とチーム推測
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 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、2022年シーズン開幕戦バーレーンGP決勝での悲劇的な結末を、チームにとって「最悪の悪夢」だと表現した。

 決勝レース最終盤まで、シャルル・ルクレール(フェラーリ)の後ろ2番手の位置を盤石なモノとしていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。チームメイトのセルジオ・ペレスも4番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)を従え、このポジションでのフィニッシュは安泰かと思われた。

 しかし、レース最終盤のセーフティカー明けでフェルスタッペンはマシンの出力が上がらず、バッテリーの問題を疑った。パワーが出ないフェルスタッペンはズルズルと後退し、マシンをピットへ戻しレースを終えた。

 最終ラップではペレスもトラブルに見舞われ、ターン1でリヤの車軸がロックしたことでスピンを喫した。

 この結果レッドブルは2台ともチェッカーを受けることなくレースを終え、手堅いはずだった30ポイントを失った。その一方でフェラーリはワンツーフィニッシュ。これまで苦戦していたメルセデスもハミルトンが3位、ジョージ・ラッセルが4位に入るなど、予想を上回るポイントを稼ぎ上げた。

「このようなことが起こるのは、一体いつ以来のことだろうか……だが見ての通り、最悪の悪夢だ」

 ホーナーは決勝後、そう口にした。

「マックスの表彰台を失っただけでなく、最終ラップでチェコ(ペレスの愛称)の表彰台も失った。非常に残念でならない」

 また、Sky Sports F1に対するインタビューでは、彼はこう述べている。

「我々にとっては残酷な結末、残酷なレースだった。ある程度ポイントが獲得できると思っていたものが、最後の数周で突然蒸発したんだ」

 フェルスタッペンとペレスに発生したトラブルは同様のモノだとレッドブルは考えており、燃料ポンプの故障によりパワーユニットに燃料が供給されなくなったことが原因だと推測しているようだ。

 

「燃料が残っていることは分かっているから、マシンを受け取って、燃料システムを分解して調査する必要がある。イライラが溜まるよ」とホーナーは言う。

「我々はこの問題を解決して、来週末に反撃するだけだ」

 悲劇的な結果になったものの、ホーナーはバーレーンGPでのパフォーマンスには勇気づけられるとして、残りのシーズンに向けた良い準備になったと考えている。

「我々のポジティブな面としては、とても競争力のあるマシンを手にしているということだ。今回のシャルルのペースには遠く及ばなかったが、マックスとシャルルは素晴らしいバトルを演じた」とホーナーは言う。

「レースでは、随所で優勝争いを展開できた」

「でも、シーズンはとても長く、全23戦ある。このことは早く忘れて、次のレースに望みたい」

 
 
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