年末年始に読んで欲しい! motorsport.com日本版2023年特集記事5本……次世代燃料、新幹線、ガンダム!

2023年の特集記事の中から、年末年始に今一度読んで欲しい特集記事5本をピックアップしました。

Red Bull Racing RB16B

 2023年も、motorsport.com日本版では様々な記事をお届けして参りました。その数およそ6000本。レースレポートから小ネタまで、多岐にわたります。

 そんな中でも、この年末年始に改めて読んでいただきたい、今年(2023年)特にご注目いただいた記事5本をピックアップし、ご紹介します。まだ読んでなかったという方、ぜひこの機会にご一読ください。

1. ホンダのカーボンニュートラル燃料

 2026年から、F1ではカーボンニュートラル燃料を使用することが義務付けられています。このカーボンニュートラル燃料とは、これまで使ってきた化石燃料由来のガソリンの代わりにエンジンを動かすためのもの。その原料は、バイオ素材など様々ですが、ホンダは水と空気からこのカーボンニュートラル燃料を作り上げようと研究を進めています。

 そして2021年、ホンダはF1で使う燃料の高性能成分をカーボンニュートラル化。この時の原料は、一部バイオ由来のモノが使われましたが、作り方自体は”空気と水”から作る時とほぼ同じだったと言います。

 ホンダはこのカーボンニュートラル燃料を、自動車だけでなく航空機にも使う予定で研究開発を進めています。

 この燃料について、ホンダの和光研究所に取材に参りました。

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2. 新幹線vsF1マシン

「F1マシンって、300km/hも出るんだ! 新幹線より速いんだよ」

 F1をよく知らない方にF1のことを説明する際、そんな言い方をすることも少なくないのではないでしょうか? しかし、実際にF1と新幹線が競争したことはこれまでにありませんでした……それを、2022年末にレッドブルとJR東海が実現させてくれました。

 レッドブルRB16Bが、東海道新幹線および九州新幹線と並走。路面状況などから、さすがに全力でスロットルを開けることはできませんでしたが、それでもF1ファンのみならず、鉄道ファンも待望のシーンが実現されました。

 F1好きであり、鉄道も大好きな筆者としては垂涎の企画で、つい何本も記事を書いてしまいました。

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3. アルファタウリ✖️ガンダム

 11月7日の23時のことでした。アルファタウリから1通のプレスリリースが送られてきたんです。そのプレスリリースには、こう書かれていました。

「スクーデリア・アルファタウリ、ラスベガスGPでガンダムとパートナーシップ締結」

 なに? しかもアルファタウリのカラーリングが施されたガンダムの写真も添えられているではないですか!

 本来ならば、この時間にプレスリリースが来ても、記事化は翌日以降になる場合が多いです。しかしアルファタウリxガンダムなんてなんてキャッチーな……しかもリンクされている動画を見ると、角田裕毅が「行きます!」なんて言っている。

 そんなこんなで、我々編集部は、眠い目を擦って記事化。深夜にも関わらず、多くの反響が寄せられました。

 その後、バンダイナムコ様にもコメントを独自にいただくことができ、こちらも記事化させていただくことができました。

 私自身はそれほどガンダムに詳しいわけではないのですが、それでも寄せられた多くの声に、ガンダムという存在の偉大さを感じずにはいられませんでした。

 ガンダムとF1のコラボレーションが再び実現する日を、願わずにはいられません。

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4. 秋開催最後! 日本GPのファンに外国人記者が脱帽

 鈴鹿サーキットでのF1日本GPは、これまでの秋に開催されるのが普通でした。しかし2024年からは春開催に変更。その秋開催の最後を惜しむかのように、2023年の日本GPには、多くの観客の皆様がお越しになられました。

 そして例年のように、みなさんそれぞれ思い思いのコスチュームを着て、オリジナルのグッズを身に纏って、スタンドを埋めました。まあ例年の風景なのですが、これを改めて見た外国人記者からすれば、衝撃だったようです。

 いつもはF1マシンのことばかり書いている英国オートスポーツのライターであるジェイクは、この日本GPの時はマシンには目もくれず(というのは大袈裟かもしれませんが)、鈴鹿に集まったファンの素晴らしさを世界に発信してくれました。

 次は春開催となりますが、また来年もみんな鈴鹿に行こうぜ!

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5. 鈴鹿8耐はオワコンなのか?

 鈴鹿サーキット夏の風物詩である鈴鹿8時間耐久ロードレース。かつては決勝日だけで15万人もの観客を集める、マンモスイベントでした。

 しかし2023年の決勝日の観客数は4万2000人。4万人以上の観客を集めるスポーツイベントは、日本広しといえどもあまりありませんから、誇るべき数字ではあるのですが、それでもピーク時の15万人と比べると、かなり減った印象があるのも事実です。

 そんな2023年の鈴鹿8耐を、西村章氏が検証しました。

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