motorsport.com - All - ストーリー http://jp.motorsport.com/ motorsport.com | モータースポーツニュース、レースリザルト-F1、NASCAR、インディカーetc.. Fri, 23 Oct 2026 17:37:33 +0000 バルセロナでのインディカーレースが正式に決定。2007年以来初のヨーロッパでのインディカー開催に https://jp.motorsport.com/indycar/news/indycar-2027-barcelona-catalunya-gp/10867453/ インディカー・シリーズは、2027年からスペインのバルセロナ-カタルニア・サーキットでレースを開催することを正式に発表した。開催日は7月18日となる。 インディカー・シリーズは、2027年からスペインのバルセロナ-カタルニア・サーキットでレースを開催することを正式に発表した。開催日は7月18日となる。
インディカー・シリーズは金曜日、2027年の7月18日(日)に、スペインのバルセロナ-カタルニア・サーキットでレースを開催することを正式に発表した。レースの名称はインディカー・バルセロナ・グランプリである。
スペインでインディカーのレースはこれは初。またヨーロッパでは2007年のオランダ(TTアッセン)以来、北米以外では2013年のブラジル(サンパウロ市街地)以来ということになる。
また2026年を含め5回のインディカー王者に輝いたアレックス・パロウはスペインのバルセロナ出身。つまり地元凱旋レースということになる。
「今日は、モータースポーツ界にとって記念すべき日だ」
ペンスキー・エンターテインメント社の社長兼CEOのマーク・マイルズは、インディカー・バルセロナ・グランプリの開催決定に際し、そうコメントを寄せた。
「ホイール・トゥ・ホイールの非常に激しい戦いとなるレースを、ヨーロッパで開催できることを大変嬉しく思う。また、アレックス・パロウの故郷でインディカーを披露できることを、心から喜んでいる。我々は長年にわたって、アレックスの卓越したスキルと才能を目の当たりにしてきた。スペインのファンが彼のレースを生で観戦したいと熱望していたことも承知している」
「バルセロナという歴史的で息を呑むほど美しい国際的な都市を背景に、世界で最も有名なモータースポーツ・サーキットのひとつで、NTTインディカー・シリーズが開催するのを見るのが待ちきれない」
地元でのレースが開催されることになったパロウも、喜びを語った。
「インディカー初のバルセロナでのレースに参加できることをとても嬉しく思っている」
「地元バルセロナでレースができることは、言葉では表せないほど大きな意味がある。ファンの皆さんもきっと喜んでくれると思うし、素晴らしいレースをお見せできると確信している」
なおバルセロナ-カタルニア・サーキットは、F1の開催権を2026年限りで失った。今後も世界レベルのレースを開催し続けるという意味では、このインディカーの開催決定は、サーキットにとっても大いに意味のあることとなる。
「インディカーの開催は、バルセロナ-カタルニア・サーキットにとって大きな節目であり、刺激的な挑戦だ」
フィラ・デ・バルセロナおよびフィラ・サーキットの会長であるポー・レラ氏はそう語った。
「世界のモータースポーツ界で最も権威があり、最も華やかな選手権のひとつを我々のサーキットに誘致することで、国際的な地位を強化し、新たな観客や市場とのつながりを築き、世界レベルのイベントを通じてサーキットの活動を多様化するという我々の戦略を、さらに推進することができる」
「我々はインディカー・バルセロナ・グランプリを、今後何年にもわたって国際レースカレンダーにおけるベンチマークとなるイベントにするという長期的なビジョンを持って取り組んでいる」
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アストンマーティン・ホンダにとって、F1シンガポールGPは期待外れの週末となった。その理由について、パワーユニット(PU)自体に問題があったわけではなく、ターボラグの制御に苦しんだことが原因だったようだ。
セパンで行なわれ、波乱のレースとなったバーレーンGPでフェルナンド・アロンソが8位入賞したこともあり、アストンマーティン・ホンダはシンガポールGPにも高い期待を抱いていた。
しかし、結果として予選ではQ2進出ならず。決勝でもアロンソが16位止まりだった。
決勝レースの前にはターボチャージャーを交換し、ピットレーンからレースをしていたアロンソ。レース後にはPUの奇妙な挙動に苦しんだとコメントしていた。
「PUに何か問題があると思う。今週末は、本来の性能を発揮できていなかった。原因を突き止める必要がある」
「ラップタイムを大幅にロスしているいくつかの要因がある。今週末はそれを痛感した」
「ターボそのものに関しては、それほど問題はなかったと思う。でもデプロイに多くの問題があった。サーキットのどこにいるのか、マシンが正確に把握できていなかったみたいだ」
「必要のない場所でデプロイしてしまったり、ストレートでデプロイがされなかったり。少しイライラした」
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ホンダ、記念すべき500戦目に挑む。折原エンジニア「現在のパッケージのポテンシャルを最大限に発揮できるよう全力で挑みます」
ホンダは、7週間で6レースを戦うという厳しいスケジュールの合間にHRC Sakuraでの分析を実施。シンガポールGPで苦しんだ理由について、アメリカGPで次のように説明した。
「シンガポールGPでは、ターボラグを抑えるために新しいターボチャージャーを導入しました。それでも、サーキット特有のレイアウトとエネルギー回生量の多い状況が重なり、ターボラグの制御に苦戦しました」
「ターボラグを抑えようとしましたが、それでも難しい状況でした。その結果、ドライバーにとって加速が不安定になってしまいました。加速が良好な周回もあれば、ターボラグの影響で十分に加速できない周回もありました。それがドライバーにとって不快な感覚につながりました。私たちは予選後のドライバーからのフィードバックを重く受け止めました」
「そして、コースで何か異変が見られた場合は、PUを交換することに決めました。その後、エンジンをSakuraに送り返し、徹底的な点検を行ないました。現時点では、PUに大きな問題は見当たらないと思います」
「ただ、シンガポールでターボラグの制御に苦戦したことは理解しています。それがドライバーにとって不快なものになってしまったのだと思います」
アロンソが語っていたPUの奇妙な挙動は、ターボラグの制御がうまくいかず、加速が不安定となっていたことが原因だったのだ。
ただ、ハードウェアに問題がなかったのであれば、今後も近い条件のサーキットを走る場合、同じような問題が起きる可能性が否定しきれないということにもなる。
これについて折原エンジニアは、シンガポールGPから得られた学びによって、対策を検討しているという。
「シンガポールから多くのことを学びました。今後に向けて対策を準備しています。ターボラグを制御するためのコントロールを改善する必要があることは理解しています」
「現時点では、私たちの制御がドライバーの要求を満たせていません。しかし、シンガポールで新たな発見があり、そこから学んだことを踏まえて対策を再検討しています。ただ、それでパワーユニットが実際にどのように機能するかは、改めて確認する必要があります」
昨年までのレギュレーションでは、ターボチャージャーと同軸上に排気を利用して発電するMGU-Hが存在した。これをモーターとして使ってターボチャージャーを回転させることで、ターボラグを解消することができていた。
だが今季はMGU-Hが廃止。タイム向上に重要な区間ではターボエンジンが苦手な、過給圧が上がるまでの領域をMGU-Kによってサポートする必要がある。
シンガポールGPは1周あたりのエネルギー回生量が多いレイアウトとなっているが、だからといってその制御が簡単になるわけではないようだ。
「MGU-Kのエネルギー放出はターボラグの緩和に役立ちますが、それだけでターボラグを完全に補えるわけではありません」
そう折原エンジニアは説明した。
「エネルギー回生量の多いサーキットでは、通常、MGU-Kによるエネルギー回生を利用してターボラグを補います。十分なMGU-Kの回生電力を確保できれば、いわばスロットルオフ領域でもエンジンを高回転で走らせることができます」
「それがターボラグの緩和につながります。理想的な状況です。しかし、エネルギー回生量の多いサーキットでは、その状況自体が原因となり、十分なMGU-Kの回生量を確保するのが難しくなることがあります。そうなるとエンジンの、どう言えばいいでしょうか、ターボラグを制御するために必要なエンジンの作動負荷が不足します。これがシンガポールで苦戦した理由です。さらに、ストップ・アンド・ゴー型のコーナーが続くという独特のレイアウトも重なり、問題が生じました」
「今年は新しいレギュレーションの下で、この新しいパワーユニットを初めて運用する年です。そのため、サーキットで学ばなければならないことがまだ数多くあります」
「難しい点のひとつは、MGU-Kの出力が大きいことです。コーナリング中にはMGU-Kによるエネルギー回生量が大きくなりますが、その回生電力がコーナリング中に突然失われると、ドライバーにとって好ましくないフィーリングとなり、ドライバビリティにも悪影響が出ます」
「そのため、MGU-Kの回生電力を常に考慮しながら、エンジンの状況を管理しなければなりません。コーナリングと加速の局面で、これが私たちにとって難しい課題となっています」
シーズン序盤に起きたスタート手順の問題や、エネルギー回生量が全く足らないコースでのパワー不足など、様々な面で新PUの複雑さを目の当たりにしてきたが、我々が慣れ親しんできた、もはやF1では理解し尽くされているとも思ってしまうターボに関しても、その影響はおよんでいるのだ。
サーキットによって、コース特性とエネルギーの使い方は変わる。そこにコンディションの変化も加われば、その制御は計り知れないほど複雑になるのだろう。
「新しいサーキットに行くたびに、新たなことを学んでいます。新しいレギュレーションについても学び続けていますし、新しいサーキットを走ることで得られる知見もあります」
そう語った折原エンジニア。どのチームにとっても今季は学びの1年だが、大苦戦したアストンマーティン・ホンダは得られた教訓を活かし、来季の大きなジャンプアップにつなげたいところだ。
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アプリリアのホルヘ・マルティンは、MotoGPオーストラリアGP初日を終え、走りをドゥカティ時代のモノから現在のアプリリアに合わせこんでいく必要があったと振り返った。
オーストラリアGP初日のプラクティスではアプリリア陣営が上位を席巻し、マルコ・ベッツェッキ(アプリリア)がトップタイムを記録。2番手にラウル・フェルナンデス(トラックハウス)、4番手に小椋藍(トラックハウス)、今季のタイトル争いで首位のマルティンは5番手に留まった。
悪い初日ではないが、マルティンにとって痛いのはライバルのマルク・マルケス(ドゥカティ)が3番手タイムで上回って来ている点だろう。
プラクティスを終えたマルティンは、ドゥカティ時代の感覚が残っており、昨年怪我でオーストラリアGPを走れていないの影響があったと明かした。
「アプリリアの走り方に適応する必要があった。ここではドゥカティのマシンで走るのに慣れきっていたからね」と、マルティンは言う。

「コーナー進入でかなり攻めようとしていたけれど、フロントタイヤを消耗させてしまった。だから、走り方を少し修正しなければならなかった。セッション終盤に向けては、かなり感触が良くなり、バランスも取れてきたよ」
「もちろん、改善すべき細かな点はいくつかある。ベッツェッキはかなり速いし、ほかのアプリリア勢も速い。ただデータはそろっているし、それを参考にして、彼らのレベルに合わせていきたい」
「アプリリアにとっては素晴らしい1日だった。僕自身にとっても、正直なところ予想以上に良かったよ。ここでの自己ベストタイムを更新できたと思うし、満足している。大きく離されているわけでもないからね」
マルティンは、コーナー進入時の問題が立ち上がりにも影響していると語った。
「以前から抱えていた問題で、今も解消できていないものなんだ。コーナーに速いスピードで進入しようとするあまり、スロットルを開けるタイミングが少し遅れてしまうんだ」
「ここでは、その問題がより顕著に表れているように感じられる。だから、ブレーキをゆっくりとかけて向かうようにしている。そうするのが立ち上がりでの良い結果につながっているんだ」
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ドゥカティ、アプリリアのチームオーダー発令に関心なし「好きなようにすればいい」 ]]> 10867356-jp.motorsport.com Fri, 23 Oct 2026 12:19:26 +0000 Rachit Thukral ドゥカティ、アプリリアのチームオーダー発令に関心なし「好きなようにすればいい」 https://jp.motorsport.com/motogp/news/ducati-says-aprilia-can-do-whatever-they-want-amid-team-order-talks-in-motogp/10867294/ ドゥカティは、2026年MotoGPシーズン終盤にアプリリアがチームオーダーを発令する可能性について、懸念しておらずライバルは好きなようにすればいいという姿勢を見せた。 ドゥカティは、2026年MotoGPシーズン終盤にアプリリアがチームオーダーを発令する可能性について、懸念しておらずライバルは好きなようにすればいいという姿勢を見せた。
MotoGPのタイトル争いは今季終盤となっても接戦が続いている。ドゥカティはライバルのアプリリアがチームオーダーを発令する可能性について懸念していない。
2026年のMotoGPチャンピオンを巡っての争いは、現在アプリリアのホルヘ・マルティンが首位をキープしているが、2番手のマルク・マルケス(ドゥカティ)との差はわずか2点。
そうした僅差の争いが続く中、 チームオーダーの可能性が繰り返し話題に上っている。特に、最高峰クラスで初の世界タイトル獲得を目指すアプリリアに注目が集まっている。ここにはドゥカティ陣営としてはマルケスをアシストできるような存在がないことも関わっている。
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なおマルケスはオーストラリアGPの木曜日には「速ければ、チームオーダーは必要ない」と語っていた。これは前戦インドネシアGPで、4台のアプリリア勢のなかで3番手に終わったタイトル争いのライバル、マルティンに対する直接的な皮肉とも受け取れる発言だった。
そして今回、ドゥカティ自体も同様の姿勢を示し、所属ライダーたちは互いに自由に競い合えると強調した。
「マルクの発言を引用したい。『速ければ、助けは必要ない』。それだけだ」
ドゥカティのチームマネージャーを務めるダビデ・タルドッツィは、MotoGP公式に対しそう語った。
そしてチームオーダーを発令すれば、アプリリアの成功に水を差すことになるのではないかと質問されると、タルドッツィは次のように答えた。
「彼らは好きなようにすればいい。我々はコース上でできるだけ速く走ることに集中している」
「ライバルたちが非常に強いことは分かっている。しかし、最終的に我々が目指しているのは、マルクにとって最高の結果を得ることだけだ。それだけだ」
■アプリリアのチームオーダーに対する姿勢
前戦インドネシアGPで圧倒的な1-2-3-4フィニッシュを達成したアプリリアは、初めてチームオーダーの発令を検討していることを認めた。ただし、実際にそれがいつになるのかについては明言を避けている。
オーストラリアGPを前に、アプリリア上層部は4人の陣営ライダーと話し合いを行ない、レースにおける指針を改めて伝えた。
アプリリアは、現時点でチームオーダーを発令するにはまだ早いと明確にしている。一方で、所属ライダー同士の衝突を防ぎ、ライバルにポイントを与える事態を避けることに重点を置いている。
「目標は明確だが、ライダーへのオーダーについては何も言いたくない」
アプリリアのチームマネージャーであるパオロ・ボノラはそう語った。
「ライダーへのオーダーについて何も言わなかったのは、アプリリアのライダー全員に前方で走ってほしいからだ」
「我々全員が力を合わせれば、何か非常に特別なことを成し遂げられると分かっている。インドネシアでも、そういったオーダーは一切出さなかった」
「昨日もいつもどおり、4人全員とミーティングを行なった。シーズン序盤のレースと同じく、明確なキーワードは『リスペクト』、ただそれだけだと伝えた。同じマシンに乗るライダー同士でリスクを冒してはいけないとね」
「誰かをオーバーテイクする必要があるなら、安全な場所で仕掛けるようにしてほしい。しかし、全員に勝つ力がある。トラックハウスのライダーたちも勝ちたいと思っているし、我々も同じだ。それでも彼らに勝つチャンスを与えているのは、4人全員が何か特別なことを成し遂げられると分かっているからだ」
「ミーティングでは、現時点でチームオーダーはないと明確に伝えた。今のところ、誰かが勝つのを妨げる理由はない。ただ、明確なメッセージはひとつだけだ。第4戦の後にも伝えたように、チームメイトだけでなく、トラックハウスの仲間たちにも敬意を払ってほしい。我々全員が力を合わせれば、良い結果を出せるし、リスクを冒す必要もない」
そしてチームオーダーを発令する可能性がある時期についてさらに問われたボノラだったが、具体的な期限は示さなかった。
「現時点では、この件について何も決めていない」
「我々にとって、これほど特別なことを成し遂げられるのは初めてのチャンスだ。だから、ポイント差が1ポイント、2ポイント、5ポイントで、チャンスがあるという明確な状況があるなら、それを生かさない手はない。可能性があるなら、なぜ検討しないのかということだ」
「ただ、現時点では明確なライダーへの指示はない」
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今シーズンのアストンマーティン・ホンダは、数々の問題に直面しているが、さらに大きな問題があることが明らかになった。それは、問題の原因を特定するのが簡単ではないということだ。
アストンマーティンAMR26は、ハンガリーGPで大規模アップデートを投入した後、着実に進歩を遂げている。ホンダも、オランダGP以降ADUO(追加開発・アップデート機会)を活用したスペック2のパワーユニット(PU)を投入した。
しかし入賞を争うグランプリもあれば、大きく低迷するグランプリもある。これはホンダのPUに原因があるとされることが多いが、アストンマーティンのチーフ・トラックサイド・オフィサーであるマイク・クラックは、問題がPUにあるのか、それともシャシーにあるのかを区別するのは、簡単なことではないと認めた。
最近の事例はシンガポールGPだ。
マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行なわれたバーレーンGPでアストンマーティンは、フェルナンド・アロンソが8位入賞を果たし、今季最高成績を手にした。そのためシンガポールGPには大きな期待を抱いて臨んだ。しかしパフォーマンスは低迷。アロンソはハンドリングの問題とターボラグを訴え、決勝に向けてターボを交換したものの解決には至らなかった。
このPUはレース後にHRC Sakuraに持ち込まれて徹底的に検証作業が行なわれたものの、問題は見つからなかった。
重要なのは、シンガポールでの苦戦の原因がホンダのPUにあるのか、それともシャシーにあったのか、それをチームがしっかりと把握することだ。しかしクラックは、これはとても難しいことだと言う。
「両者は常に密接に関係している問題だ。マシンのバランスに問題があると思っても、実際にはPUに原因があることが判明することもある。またPUを点検して正常に作動していることが確認された後、バランスの問題が見つかることもある」
クラックはアメリカGPの木曜日に、motorsport.comを含むメディアに対してそう説明した。
コーナー脱出時の奇妙な挙動は、ドライバーの認識を歪め、実際にはPUの出力に原因があるものの、セットアップの問題だと誤解させてしまうこともある。その逆もまた然りだ。
「あるコーナーではシャシーに問題があり、別のコーナーではPUに問題がある、あるいはその逆といった単純な話ではない。時には両方の問題が重なり合うこともある」
クラックはそう語った。
「さらにふたりのドライバーは、加速とブレーキングの仕方が僅かに異なる。だからこそ、誤った結論を出さないためには、多くの分析が必要となる。複雑な作業なんだ」
この難しさは、前述の直近2戦の結果にも表れている。マレーシアではそれほど大きな期待を抱いていなかったのに8位……しかし大きな期待を抱いていたシンガポールでは低迷。チームは複雑な現実を改めて突きつけられた。
「セパンでの結果には驚いた。期待値が上がり、おそらく現実的な範囲を超えていたのだろう。そして、様々な理由でその期待に応えられなかった時、誰もが失望することになる」
そしてクラックはチームとして、予測を覆す可能性があるリスクを十分に予測できなかったことも認めている。シミュレーションでパフォーマンスを正確に判断するのは難しいのだ。
「こういうレースの後には、チームを建て直し、どこでパフォーマンスが低下したのかを理解し、適切な教訓を得ることが重要だ。また期待値を適切に管理するか、少なくとも期待値に影響を与える可能性のあるリスクを特定する必要がある。しかし、我々にはそれができなかった」
とはいえホンダF1の折原伸太郎トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアは、制御システムの改善が必要だと考えていると語った。
「シンガポールGPから多くのことを学びました。今後、その対策を準備しています。ターボラグを今以上にコントロールできるようにするためには、制御システムを改善する必要があると思います」
そう折原エンジニアは語った。
「現状では我々の制御システムは、ドライバーの要求を満たすことができていません。しかしシンガポールから学んだことで、いくつかの改善策を実施しています。今後は、この対策の効果を検証していく必要があります」
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フェルスタッペン、COTAの”冗談では済まない”路面に本気の警告「手に負えない状態になりつつある」
ホンダ、記念すべき500戦目に挑む。折原エンジニア「現在のパッケージのポテンシャルを最大限に発揮できるよう全力で挑みます」 ]]> 10867229-jp.motorsport.com Fri, 23 Oct 2026 10:25:32 +0000 Pol Hermoso ノリスもフェルスタッペンのCOTAの路面批判に同調「走る前に頭痛薬を飲まなければならない」 https://jp.motorsport.com/f1/news/lando-norris-backs-max-verstappen-over-cota-bumps-reveals-headache-tablet-use/10867233/ ランド・ノリスは、F1アメリカGPの舞台であるサーキット・オブ・ジ・アメリカズに対するマックス・フェルスタッペンの批判に同調した。 ランド・ノリスは、F1アメリカGPの舞台であるサーキット・オブ・ジ・アメリカズに対するマックス・フェルスタッペンの批判に同調した。
マクラーレンのランド・ノリスは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)の路面に対するマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の批判に同調し、COTAを含む一部のF1サーキットでは路面の凹凸がひどく、走行を始める前に頭痛薬を飲んでいると明かした。
フェルスタッペンはCOTAでのWEC(世界耐久選手権)のレースを観戦し、「週末が終わったら新しい背骨を注文するか、ロボコップみたいになる必要がありそうだ」と冗談を飛ばして、その路面状況を批判していた。
アメリカGPの走行開始を控えた木曜日、フェルスタッペンはサーキットへの批判をさらに強めた。その直後に意見を求められたノリスも、ライバルの見解に同意した。
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「そうだね。今、新しいサーキットを造るとしたら、FIAの規則では、新設サーキットに求められる基準や許容範囲はかなり厳しいものになっている。少なくとも、今の規則で定められた基準にはまったく近くないと思う」
「でも、ここは新しいサーキットではなく、古いサーキットだからね。路面はかなりひどいよ」
ノリスは、路面の凹凸がどれほど厄介なのか、さらに詳しく説明した。
「走りに出る前に頭痛薬を飲まなければならない場所がたくさんあるんだ。単純に路面があまりにもデコボコしていて、その衝撃で頭がヘッドレストなどにかなり強く打ちつけられるからね。決して気持ちのいいものではない」
「でも、僕たちにできることはあまりない。もちろん不満は訴えているし、この問題は何度も何度も取り上げられてきた。ただ、文句を言うにも限度がある。とはいえ、彼(フェルスタッペン)の言っていることは正しいよ。本当にその通りだ」
COTAの路面状態は、2012年にF1が初開催されて以来、長年にわたる問題となっている。2023年にオースティンで優勝したフェルスタッペンは、路面の凹凸について「F1のレベルではない」と批判。当時、サーキット会長のボビー・エプスタインは、特に状態の悪い箇所を修復すると約束していた。
2024年にはサーキット全体の再舗装が実施され、今年もターン9からターン11の間にある特に状態の悪い区間を改善するための作業が行なわれた。
メルセデスのジョージ・ラッセルもオースティンの路面の凹凸について言及。こうした状況は「レースの一部」だとしながらも、F1サーキットは「2年ごとに」再舗装すべきだと主張した。
ラッセルによると、F1マシンはストレートの終端で路面からわずか10mmほどの高さを走行しており、18インチタイヤはサイドウォールが小さいため、ドライバーは路面の凹凸による衝撃をことごとく感じることになるという。
こうした事態を抜本的に解決するには、COTAの地盤から改良する必要があるが、それには当然ながら大規模な作業が必要となる。一方でF1は昨年、COTAとの新たな契約に合意しており、2034年まで同サーキットでレースを開催することになっている。
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MotoGPで通算9度の王者であるマルク・マルケス。ドゥカティでの契約を延長しているが、3年後には引退している可能性も高いと彼は語った。
現在33歳のマルク・マルケス。昨年、シーズン開幕戦のカタールGPを前に、3年後に自分がどこで何をしていると思うかと尋ねられたマルケスは、迷いなくこう答えていた。
「今とまったく同じ場所だ。レースをしているよ」
当時そう答えていたマルケスを取り巻く状況は大きく変わった。彼は2025年シーズンを支配し、2019年以来のタイトルを獲得したが、その直後にインドネシアGPのクラッシュで何度も負傷してきた右腕を再び痛めてしまったからだ。
この転倒によって、マルケスは再び手術を受け、長期にわたるリハビリに取り組むことになった。そしてサーキットの種類によっては、新たな現実に直面することを受け入れなくてはならなくなった。
そうした出来事を経て、マルケスは今回、同じ質問に対して昨年とは大きく異なる答えを返した。ドゥカティと締結した2028年末までの契約が、彼にとって最後の契約となる可能性が高いことを示唆したのだ。
「今回は、その質問に答えるのが少し難しくなっている。正確には分からないけれど、数字で示さなければならないとしたら、3年以内に引退している可能性が70%、レースを続けている可能性が30%だと思う」
フィリップアイランドでMotorsport.comの独占インタビューに応えたマルケスは、そう語った。

今季も逆転タイトルを目指しているマルケス。勝利への意欲が少しも衰えていないことを明確に示しているものの、2025年の9度目タイトルを経て、彼の心境は変わったという。
「まさに昨年タイトルを獲得したからこそ、今は落ち着いていて、リラックスできているんだ。だからこそ、レースで万全ではないときに、6位や7位でフィニッシュできるんだと思う」
「僕はこれまでのキャリアのなかで、6位や7位でフィニッシュすることや、今年ときどきあったように勝者から大きく離されることを受け入れたことは、一度もなかった。そんなことは考えられなかったんだ。でも、昨年の世界タイトルを獲得した後は、『毎日が晴れというわけではない』と受け入れられるようになった」
「あのタイトルによって、いずれ引退するときの自分の考え方も変わった。これからは、タイトルをもう1回獲得しようが、1つ少なかろうが、大して変わらない。引退するときは、自由な人間として、自分自身に納得した状態で引退するつもりだ」
マルケスは昨年、多くの苦しみを経験した末に自分には再び王座を取り戻す力があると証明できたことで得られたアドレナリンの高まりや安堵、解放感から「空っぽ」になったように感じ、数日間は再びマシンに乗る気になれなかったという。
これほど感情を揺さぶられる経験をした後なら、契約をあと1年残していたとしても、引退を決断してレースから身を引くことを考えても不思議ではなかった。しかし、インドネシアGPでのクラッシュによって、彼には新たに追いかけるべき目標が生まれた。
「引退しようとは思わなかった。そこまで考える時間がなかったんだ。1週間後に再びケガをしてしまったからね」
「そして、回復できるケガである限り、レースを続けて、もう一度勝利を目指せるのであれば、引退するつもりはない。それだけははっきりしているよ」
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かつてレッドブルのチーム代表を務めていたクリスチャン・ホーナーは、ゼロからパワーユニット(PU)開発チームを立ち上げるのは、とてつもなく恐ろしい経験だったと振り返った。しかしその組織を立ち上げてから僅か1年後、ホーナーはチームを離れることになった。
ホーナーは2025年のF1イギリスGP直後に、レッドブルのチーム代表を解任された。成績不振はもとより、チーム内で起きた数々の論争が、そのきっかけとなったと言われる。
しかしそれまでホーナーは、チーム代表以外にもある重要な役割を担っていた。それは、ホンダがF1引退を決断した後、フォードとパートナーシップを組んで構築してきたパワーユニット開発部門、いわゆるレッドブル・パワートレインズをしっかりとした組織として完成させ、そしてパフォーマンスの高いPUを開発させることだった。
そのレッドブル・フォードのPUは今季ついにデビュー。そしていきなり高いパフォーマンスを発揮している。PUのうちエンジンは、FIAの測定によれば今季最強。またバーレーンGP in マレーシアではシーズン初勝利を手にすると、シンガポールでも勝ってみせた。
「レッドブル在籍中における、間違いなく最大の挑戦だった。何もないところからスタートしたんだからね」
ホーナーはそう語った。
「まさにゼロからのスタートだった。エンジンが達成した数々のマイルストーン、製造施設の建設、ピストンの製造やシリンダーの削り出しなど、プロジェクトに注ぎ込まれた情熱は、驚くべきものだった」
「我々には、エンジンを製造したという経験が全くなかった。本当に恐ろしい経験だった」
そして参戦1年目ながら勝利を手にしたことを「誇りに思う」とホーナーは語った。
「1年目、しかも16戦目でそのPUが勝ったのを見て、大きな満足感を覚えた。本当に誇りに思う。チームのメンバー、彼らが成し遂げたこと、達成したことを、心から誇りに感じている」
「F1史上最も複雑なエンジンのレギュレーションで、ゼロからエンジンを開発し、はるかに経験豊富なチームやメーカーを打ち負かすことの難しさは、多くの点で過小評価されがちだからだ」
フェルスタッペンはここ2戦連続で勝利しているだけでなく、イタリアGP以降5戦連続での表彰台獲得。獲得ポイントでも221ポイントとなり4番手……3番手ルイス・ハミルトン(フェラーリ)とは8ポイント差、3番手ジョージ・ラッセル(メルセデス)とは17ポイント差にまで近づいた。
フェルスタッペンのシーズン後半の激烈な追い上げが、昨年に続き披露されている。
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2026年のF1シーズンを通して、フランコ・コラピント(アルピーヌ)のメディアセッションで繰り返し話題になっているのは、彼がソーシャルメディア上の誹謗中傷に対して声を上げる必要性を感じているということだ。
モナコで行なわれたMotorsport.comとの独占インタビューで彼はこの問題について詳しく語ったほか、その後開催された多くのレース週末でも同様の発言を繰り返した。
しかし、前回のシンガポールGPの後、コラピントはさらに一歩踏み込み、ビデオメッセージでファンに直接語りかける必要性を感じた。彼はその中で、ファンからのすべてのサポートに感謝していると述べたが、他者への憎悪は自身のF1キャリアには何の役にも立たないと付け加えた。
コラピントは、今週末のアメリカGPを前に発表した声明についてMotorsport.comから質問され、こう語った。
「まず何よりも、僕を応援してくれるファンのみんなには、いつも本当に感謝している」
「でも、どんなスポーツでも、どんなファン層にも悪い面はある。ひどいコメントを書き込んだり、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮する妨げになったりする人たちがいる。僕にとっては、最近いくつか一線を越えてしまったと思う」
「あのような動画で自分の思いを語る声明を出すことが、僕にできる最後の手段だったのかもしれない。前向きな内容になることは分かっていたから、ぜひやりたいと思ったんだ」

Franco Colapinto, Alpine
Photo by: Simon Galloway / LAT Images via Getty Images
一線を越えたと感じた具体的な出来事について説明するなかで、コラピントは自分のチームのメンバーまでもがSNS上で攻撃の対象になっていたことを明かした。それを受け入れられないと感じたコラピントは、改めて声を上げることにしたのだ。
「特にメカニックたちが、ひどい批判を浴びていた」とコラピントは明かした。
「エンジニアたちもそうだ。僕に成功してほしいと思い、パフォーマンスを発揮できるよう支えてくれているチームの人たちまで攻撃されている。僕は毎日彼らと一緒に仕事をしているし、そういうメッセージを受け取っているのを見ると、僕自身も本当につらいんだ」
チームの公式Instagramアカウントに寄せられたコメントなのか、それともチームメンバー個人に送られたメッセージなのかと尋ねられると、コラピントはこう答えた。
「彼らの携帯電話を見たわけではないけれど、僕が理解している限りでは、彼らはメッセージやコメントを受け取っている。繰り返しになるけど、僕にとってそれは一線を越えているんだ」
例えば、予選のセッションが変わるたびにフロントウイングを調整するなど、マシンのセットアップを担うスタッフが攻撃の対象となっている。
コラピントが苦戦した際、彼らは不当に責任を負わされ、個人アカウントに誹謗中傷のメッセージを送りつけられることもある。Motorsport.comの理解によると、アルピーヌはこうした被害を最小限に抑えるための対策を講じているようだ。
チームメンバーには、望まないメッセージを受け取るリスクを減らすため、個人のSNSアカウントを非公開にし、チームのロゴを表示しないよう助言しているという。
しかし、それでは問題の根本的な解決にはならない。だからこそ、コラピントはファンに対して改めて強く訴えかけた。
「ここ10戦くらい、ずっとこの問題について話してきた。僕は自分にできる限りのことをしているけれど、一線を越える行為が続いていた。だから、動画を公開することが僕にできる最後の手段だったんだ。そして、効果はあったと思う」
コラピントは、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ最終戦に出場し、誹謗中傷を受けたチームメイトを擁護する声明を出したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)も引き合いに出しつつ、これはどこにでもある問題だと強調した。
「マックスも同じように声明を出したのを見たと思う。僕たちの周りでは、こうしたことが頻繁に起きている。今のスポーツ界が抱える問題であり、スポーツだけでなく、さまざまな生活の場面で起きていることなんだ。アーティストや俳優もそうだし、どこにでもある問題だよ」
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ハースは来季、エステバン・オコンに代わってラファエル・カマラを起用することになった。F1アメリカGPを前に取材に応えたオコンは、カマラがF1デビューに相応しいとする一方で、自身が2027年のシートを失うべきではないと語った。
今季F2でポイントリーダーにつけるカマラの加入は、先週発表されたばかり。フェラーリ育成から新たな若手がF1にステップアップすることになった。
オコンの離脱が発表された一方、オリバー・ベアマンのハース残留はまだ正式発表されていないが、チームは契約延長を目指している。
F1残留を目指すオコンだが、2027年のF1グリッドにおいて現時点で現実的な選択肢はほとんどなく、予想外のドライバー離脱でもない限り選択肢は限られている。30歳のオコンは、別カテゴリーに転向するよりも、F1とのつながりを保つためにリザーブドライバー契約を結ぶ可能性が高いとみられる。
オコンは、自身のパフォーマンスがシート喪失の理由ではないと断言した一方、ハースが契約を延長しないと決めた具体的な理由については、今回も明言を避けた。
「多くは話せない。ただ、ラファはF1に挑戦するチャンスを得るに相応しいドライバーだ。各カテゴリーで、彼が非常に優れたドライバーであることは証明されてきたと思う」
オコンはそう語る。
「でも同時に、僕だってF1から追い出されるようなドライバーではない。それだけだ。ここでは、自分にできる最高の仕事をして、マシンのポテンシャルを最大限に引き出そうとしている」
「以前も言ったように、僕にはF1にいる資格がある。来年F1にいられないのには、さまざまな事情がある。でも、それはパフォーマンスが理由ではない。僕はあらゆるカテゴリーで勝ってきた」
「カートでも、フォーミュラ・ルノーでも、F3でも、GP3でも、F1でもそうだ。これらすべてのカテゴリーでレースに勝ってきた。スポーツという観点で考えれば、僕にはF1にいる資格があると思う。これが僕のF1最終年になるわけではないと信じている」
今季ここまでチームメイトのベアマンが23ポイントを獲得してランキング13番手につけているのに対し、7ポイント獲得の16番手にとどまっているオコン。ただ最近は両者互角のパフォーマンスを見せており、オコンとしても残りのレースでハースのコンストラクターズ選手権7位に貢献することに集中している。
2027年のシートを失うことが明らかになった後、オコンには公の場でドライバー仲間から支援の言葉が寄せられていた。しかし、オコンは仲間から個人的な支援を受ける必要はないと述べ、実際にそうした連絡も受けていないと明かした。
「もちろん、プライベートでは何人かと話をする。例えば、ランス(ストロール/アストンマーティン)は僕に話しかけてきてくれた。でも、ほかの誰からもメッセージは届いていない」
「彼らはインタビューでは応援するコメントをしてくれているけど、メッセージが来たことはない。でもそれでいい。これで終わりじゃないから」
「ほかのドライバーたちに支援を求めているわけではないし、そんなものを必要としているわけでもない。誰にとっても、ある意味で厳しい世界なんだ」
「僕たちはみんな、同じような環境で生きている。3レース結果が出なければ最低のドライバー扱いされる。逆に、3レース続けて良い結果を出せば、最高のドライバーだと言われる。それがこのスポーツの難しさなんだ」
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]]> 10867231-jp.motorsport.com Fri, 23 Oct 2026 07:38:06 +0000 Jake Boxall-Legge スーパーGT第7戦オートポリス、GT300クラスの結果が改定。義務ピット未消化のseven x sevenとVENTENYが失格に https://jp.motorsport.com/supergt/news/2026-sgt-r7-ap-666-88-dsq/10867247/ スーパーGT第7戦オートポリスの結果が一部改定。GT300クラスの666号車seven x seven PORSCHE GT3R EVOと88号車VENTENY Lamborghini GT3が失格となった。 スーパーGT第7戦オートポリスの結果が一部改定。GT300クラスの666号車seven x seven PORSCHE GT3R EVOと88号車VENTENY Lamborghini GT3が失格となった。
スーパーGTは10月18日(日)に行なわれた第7戦オートポリスのGT300クラス決勝結果の改定版を発行。ペナルティの追加、変更が行なわれた結果、2台の車両が失格となっている。
3時間という長丁場で2度のセーフティカーが絡み、戦略がうまくハマったチームとそうでないチームによって順位が大きくシャッフルされた波乱のオートポリス戦。チェッカー時には優勝が96号車K-tunes RC F GT3で、以下666号車seven x seven PORSCHE GT3R EVO、360号車RUNUP × SOL GT-R、88号車VENTENY Lamborghini GT3、65号車LEON PYRAMID AMGという着順になっていたが、seven x sevenとVENTENYにペナルティが出されることになり、暫定表彰式の開始にも遅れが生じた。
この3時間レースでは、各車給油を含む2回のピットストップを行なうことが義務付けられていた。その中で、2度目のセーフティカーランが続いていた残り1時間15分(GT300は52周目)、seven x sevenとVENTENYはここで共に2回目のピットストップを行なった。
この時点でピットレーン入口はオープンとなっており、このタイミングでのピットイン自体は罰則の対象ではない。しかしながら、セーフティカー中のピットインは義務ピット回数には含まれないことがブルテンで公示されている。したがってseven x sevenとVENTENYは本来もう1回給油ピットを行なう必要があったのだが、そのままチェッカーを受けてしまったということだ。
これに対して当初は、seven x sevenに対して「義務ピットインの不足」で100秒加算ペナルティ、当該ピット時にドライバー交代まで行なったVENTENYに対しては「SC中ピットイン時のドライバー交代」(※SC中はピットレーンオープン時もドライバー交代は認められない)で100秒加算ペナルティという裁定が下り、seven x sevenは11位、VENTENYは12位に降着という形で正式結果が出されていた。
しかしながらスーパーGTのスポーティングレギュレーション38条「レース終了」の7項によれば、「チェッカーフラッグを受けた時点で当該競技会において義務付けられたピットイン回数を履行しなかった場合、当該車両は失格とする」との条文がある。これに則って上記2台は失格という形に結果が改定されることになった。
ランキング上位争いを繰り広げていたseven x sevenにとっては、レース終盤に3回目のピットストップを行なっていても十分上位でフィニッシュできる展開だっただけに、タイトル争いに向けては非常に痛いノーポイントとなった。
失格となったseven x sevenのスヴェン・ミューラーのドライバーズポイントは42。一方でポイントランキングトップのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、木村偉織組(56号車リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R)は12位に繰り上がったことでポイントを73とした。残りはモビリティリゾートでの2戦だが、逆転は容易ではない状況となっている。
]]> 10867247-jp.motorsport.com Fri, 23 Oct 2026 06:29:26 +0000 Motorsport ノリスの”規則違反”にお咎めなし! 禁止されたコカ・コーラを飲んでも「誰からも何も言われてない」と明かす……叱責はチームに? https://jp.motorsport.com/f1/news/lando-norris-on-madrid-coca-cola-drama-i-can-drink-whatever-i-like/10867232/ マクラーレンのランド・ノリスは、スペインGPの決勝終了後のクールダウンルームでコカ・コーラを飲み、話題となったが、何か問題に発展しているということはないようだ。 マクラーレンのランド・ノリスは、スペインGPの決勝終了後のクールダウンルームでコカ・コーラを飲み、話題となったが、何か問題に発展しているということはないようだ。
マドリンクで初開催となったスペインGPで、マクラーレンのランド・ノリスは首位を快走しながらもバーチャル・セーフティカーのタイミングに嫌われ、最終的に3位に終わった。
その後、表彰式を待つ間のクールダウンルーム(ユニラテラルルーム)で、ノリスがコカ・コーラを飲んでいたシーンが話題になった。
この時スタッフはノリスに、コカ・コーラを飲むのを止めさせようとした。しかしノリスは、これに丁寧に言い返した。
「レースを終えたばかりだから、好きなモノを飲ませるべきだよ。どうもありがとう」
コカ・コーラのライバルブランドとも言えるペプシは、F1の公式パートナーである。そのため、F1の国際放送でコカ・コーラのロゴが掲出されるのは、F1にとっては望ましいものではなかっただろう。またF1のスポーティング・レギュレーション付則Bには、ユニラテラルームにはラベルが貼られていない水のボトルが用意され、その他一切の飲み物は許されないという条文もある。
オースティンで木曜日に行なわれた会見で、コカ・コーラを飲んだ後誰かから何かを言われたかと尋ねられたノリスは、こう語った。
「いや、あれ以来誰も何も言ってきていないよ。2時間もレースしていたんだから、好きなモノを飲んでいいと思うんだ」
「ここ数年はものすごく暑いし、ドライブするのも大変だ。だから好きなモノを飲んでもいいと思うんだよ」
ノリスは、責任の所在はマクラーレンにあると示唆。特定のブランドロゴを隠す方法を見つけたとも語った。
「僕よりもチームの方が怒られたかもしれない。そして飲み物を入れる小さなホルダーを用意した。ブランドロゴも入っていないんだ。そうすれば、好きなモノを飲んでいいはずだ。F1側が考えているのは、ブランドの問題だけだ」
「でもこれは、僕が考えるべきことじゃない。きっと他の人たちの間で解決済みだろう。それだけのことだと思う。テレビとか、ブランディングとか、そういう類の話だよ。僕は好きなモノを飲んでいいはずだ」
なおノリスに賛同する人も多かったが、批判した人もいた。そのひとりが、元ハースF1のチーム代表であるギュンター・シュタイナーである。シュタイナーはポッドキャスト番組に出演した際、こう語った。
「プロなら、あんなことはしない。それだけだ」
そうシュタイナーは語った。
「何ができて何ができないかは分かっているはずだ。しっかり訓練されているんだから」
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フィリップアイランド・サーキットでMotoGP第18戦オーストラリアGPが開幕。初日のプラクティスはアプリリアのマルコ・ベッツェッキが最速タイムとなった。
午前中に行なわれたFP1ではランキング2番手のマルク・マルケス(ドゥカティ)が最速となり、アプリリア勢も上位につけた。また母国戦のジャック・ミラー(プラマック)がトップ3に食い込むなど見せ場も作った状態で、予選グループ分けに関わってくるプラクティスが始まった。
プラクティスの序盤はミラー、そしてベッツェッキと転倒が続いた。
ベッツェッキはアレックス・マルケス(グレシーニ)の後ろを走っていた際にリヤタイヤと接触してしまいカウルが大きく損傷したことでコントロールを失ってクラッシュ。幸い低速だったためライダーには問題は無かったようだが、コース清掃のためセッションは赤旗中断となった。
10分経過を前にしたこの時点で、暫定トップタイムは1分28秒209をマークしたマルク・マルケスだ。
赤旗解除後はすぐにライダーたちがペースアップ。ホルヘ・マルティン(アプリリア)が1分27秒902をマークして暫定トップタイムを更新した。しかしその直後、セッションは再び赤旗中断となった。コースに野生動物(ワラビー)が進入してしまったためだ。
オーストラリアGPらしいアクシデントのあと、赤旗はすぐに解除されたが、ライダーにとっては集中を寸断される嫌な展開だった。
改めてコースに繰り出していったライダーたちだが、新品タイヤを使ったベッツェッキが好調に走りをまとめ、1分27秒374をマーク。序盤の転倒の影響を感じさせない走りでチームメイトの記録した暫定トップタイムを更新した。
その後セッション中盤はユーズドタイヤでの走行が多かったが、残り20分で新品タイヤを使ったペドロ・アコスタ(KTM)が1分27秒208の最速タイムをマーク。ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46)も新品タイヤで3番手のタイムを記録するなど、予選Q2直接進出のトップ10争いに向けた動きが出始めた。
残り15分を切ると多くのライダーがアタックをスタート。タイムシートの並びも入れ替わりが激しくなった。アプリリア、そしてドゥカティ陣営が主にトップ10を争う形であるが、マルク・マルケスが残り9分で1分26秒901をマーク。この日初めての26秒台で暫定トップとした。
ラスト5分は予選さながらのアタック合戦が繰り広げられた。その結果、ベッツェッキが僅差でライバルを上回る1分26秒775をマーク。プラクティス最速で初日を終えた。2番手はフェルナンデス、3番手はマルク・マルケスという並びだ。
小椋藍(トラックハウス)は最終的にトップから0.126秒差の4番手。予選Q2への直接進出を確保してセッションを終えた。またポイントリーダーのマルティンはトップから0.255秒差の5番手だった。
]]> 10867237-jp.motorsport.com Fri, 23 Oct 2026 05:36:55 +0000 Motorsport タイトル争い最初の王手。アントネッリはいつも通り「まずはきちんと自分の仕事をやり遂げたい」 https://jp.motorsport.com/f1/news/kimi-antonelli-ready-to-finish-the-job-as-first-f1-title-chance-beckons-at-us-gp/10867219/ メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリは、チャンピオン獲得が決まる可能性のある最初の週末に向け、きちんと仕事をやり遂げることを目指すと語った。 メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリは、チャンピオン獲得が決まる可能性のある最初の週末に向け、きちんと仕事をやり遂げることを目指すと語った。
F1のタイトル争いを独走するメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリは、F1アメリカGPで史上最年少のワールドチャンピオンとなる最初のチャンスを迎えるにあたり、「きちんと仕事をやり遂げる」ことを目指すと語った。
20歳のアントネッリは、今週末にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されるアメリカGPで、5戦を残して2026年のタイトルを獲得する可能性がある。ただし、そのためには他のドライバーの結果にも助けられる必要がある。
アントネッリが日曜日の決勝で優勝し、102ポイント差で追うメルセデスのチームメイト、ジョージ・ラッセルが9位以下、さらにフェラーリのルイス・ハミルトンが5位以下でフィニッシュすれば、タイトルが確定する。

Andrea Kimi Antonelli, Mercedes
Photo by: Clive Mason / Getty Images
その可能性について質問されたアントネッリは、「きちんと仕事をやり遂げる」ことを目指すと宣言した。つまり、オースティン、メキシコ、ブラジルと続く3連戦にも、他のレースと同じ姿勢で臨むということだ。今季8勝、14回の表彰台を獲得し、ここまでの成功を収めてきたのも、まさにこのアプローチによるものだ。
「考えてみれば間違いなくすごいことだけど、だからこそ考えないようにするんだ」とアントネッリは語った。
「ほかのドライバーたちに何か壊滅的なことが起きる必要があるし、自分にとっては完璧な週末が必要になる。そんなことが起きる可能性は低い」
「今朝、ボノ(レースエンジニアのピーター・ボニントン)とミーティングをして、ただ楽しむこと、そしてシーズンを通じて貫いてきた姿勢を変えないことを確認した。1戦ずつ戦い、毎週末に自分ができるベストを尽くす。それから結果を見ていく。もちろん、自分がしっかり仕事をすれば、結果はついてくるはずだ」
アントネッリは、タイトル獲得が子どもの頃からの夢の実現であり、「信じられないほどの快挙」になると認める一方、まずは「きちんと仕事をやり遂げる」ことに集中すると誓った。
「夢だよ。小さい頃からずっと夢見てきたことなんだ。まず、こうした立場に自分がいること自体が信じられない」と彼は付け加えた。
「でも同時に、走り続け、プッシュし続けなければならない。まだ終わったわけじゃない。まずはきちんと仕事をやり遂げて、そのあとで残りを楽しみたい。もちろん、タイトルを獲得できれば信じられないほどの快挙になるだろうね」
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フェラーリは今季、浮き沈みのあるシーズンを送っている。そんな中、シャルル・ルクレールはチームが抱える問題について、セットアップではなくマシン本来の「パフォーマンス」にあると語った。
フェラーリはフリー走行ではしばしば競争力を発揮するものの、予選が始まるとライバルに対して後退してしまうように見える。ルクレールによれば、この傾向はライバルたちが使用しているエンジンモードに起因しているという。
「金曜日に特別速いとは思っていない」とルクレールは認めた。
「もちろん、速さはある。ただ、それは他のチームが使っているエンジンモードによる部分が大きいと思う。予選になると、彼らは僕たちにはない何かを持っているんだ」
ルクレールは、予選や決勝でパフォーマンスが不足しているというよりも、フェラーリはレースウイークエンドの開始時点ですでにバランスの取れたマシンを用意できていると主張する。これは、ファクトリーでチームのスタッフが積み重ねてきた仕事の成果だという。
「チームとしての強みのひとつは、最初からバランスの良いマシンを用意できることだ」
「僕たちのマシンは、特定の領域で性能を発揮するピーキーな特性を持っていると思う。ただ、レースウイークエンドに向けて、シミュレーターを使った事前準備を非常にうまくできている」
「最近はシミュレーターと実際のサーキットとの相関性もかなり高い。それがあるからこそ、ファクトリーで事前に作業を進め、サーキットに到着した時点で、最初から競争力があり、自分が快適に感じられるマシンを用意できているんだ」
一方でルクレールは、マシンの特性を変えれば、さらに速さを引き出せるとは考えていない。
「ピーキーなマシンを設計すれば、そこからもっと性能を引き出せるというわけではない」
「マシンが本来持つポテンシャルは、主要なライバルたちのレベルに達していない。ただ、マシンをもっとピーキーな特性にしたところで、さらに何かを引き出せるとは思わない」
「現時点で僕たちに少し足りないのは、マシン本来のパフォーマンスだと思う」
なおフェラーリは今週末のアメリカGPで新しいフロアやサイドポンツーン、ボディワークが投入される予定だ。これによってパフォーマンスの改善も見込まれている。
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]]> 10866823-jp.motorsport.com Fri, 23 Oct 2026 03:17:10 +0000 Alex Harrington フェルスタッペン、COTAの”冗談では済まない”路面に本気の警告「手に負えない状態になりつつある」 https://jp.motorsport.com/f1/news/max-verstappen-slams-unacceptable-bumps-at-austin-f1-track-its-out-of-control/10867214/ マックス・フェルスタッペンは、COTAの路面状態を「受け入れられない」と断じ、これ以上こうした環境を我慢するべきではないと訴えている。 マックス・フェルスタッペンは、COTAの路面状態を「受け入れられない」と断じ、これ以上こうした環境を我慢するべきではないと訴えている。
先日のF1シンガポールGPの記者会見で次戦アメリカGPの話題が出た際、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはすぐさま、新しい背骨を注文しなければならないと冗談を飛ばした。しかし、彼は改めて改善の必要性を訴えていた。
彼は、アメリカGPの舞台であるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で行なわれた世界耐久選手権(WEC)のレースを観て、同地の路面状態に衝撃を受けたと語っていた。
当時はアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)と冗談を交わす余裕もあったフェルスタッペンだが、アメリカGPでのメディアデーでは、「受け入れられない」路面状況に本気で懸念を抱いていることを明らかにした。
「WECを見た限りでは、路面のバンプは本当にひどかった。正直なところ、背骨のことを考えると、あまり楽しみではない」とフェルスタッペンは語った。
「前のレースでは冗談として話したけれど、正直、冗談では済まない。実際、この問題については何年も前から指摘してきた。もう少しで手に負えない状態になりそうなんだ」

Max Verstappen, Red Bull Racing
Photo by: Sam Bagnall / Sutton Images via Getty Images
問題の原因は、サーキットの地盤にある。テキサス州特有の、粘土質の土壌の上に建設されているため、天候の変化によって地盤が大きく膨張・収縮する。この絶え間ない地盤の動きが路面の激しい凹凸を生み出している。特に、アスファルトに大きな負荷がかかる強いブレーキングゾーンで、その影響が顕著に表れる。
なお2026年のレースを前に、ターン9からターン11までの区間を含む一部の路面が再舗装されている。さらに、ターン12からターン19までのバンプを解消するための補修作業も実施された。2年前の2024年アメリカGPの前にも、サーキット全体が再舗装されたにもかかわらずだ。
Motorsport.comがフェルスタッペンに、さらなる対策が必要だと考えているか尋ねると、彼は開催地の地盤そのものを主催者側の言い訳にするべきではないと強調した。
「ひどい状態だ。もちろん、地盤に問題があると言い訳することはできる。でも、それは最初から分かっていたはずだし、もっとしっかり地盤を補強しておく必要がある」
「このサーキットも、この場所も大好きだ。レイアウトは史上最高のもののひとつだし、開催施設も街も最高の部類に入ると思う。でも、僕に言わせれば、今あるバンプは受け入れられない」
フェルスタッペンによれば、路面だけでなく、その下にある地盤にも目を向けた抜本的な対策が必要だという。
「ただし、それをやるにはサーキットを全面的に掘り返す必要がある」
「莫大な費用と時間がかかるけれど、正直、それが問題を解消する唯一の方法だ。こうしたバンプは自然にできたものではないし、もう制御できない状態になっている」
一見すると、F1が前世代マシンであるグラウンドエフェクトカーを使わなくなったことは、ドライバーにとってポジティブに思えるかもしれない。以前のマシンは車高を特に低くし、サスペンションを硬く設定する必要があったからだ。そのため、バンプの影響を強く受けてしまっていた。
しかしMotorsport.comの取材に対しフェルスタッペンは、2026年型マシンではむしろ身体への負担がさらに大きくなる可能性があると明かした。
「おそらく、以前よりひどいと思う。コーナリング中の車高が非常に低いからね」とフェルスタッペンは説明した。
「ストレートではストレートモード(前後ウイングのフラップが稼働しダウンフォースが減る)があるので車高が上がる。でも、ほとんどの場所、特にブレーキング中は、以前よりも車体の底を路面に擦りやすくなっている。バンプの大半はストレートではなく、ブレーキング中やコーナーにあるんだ」
「ブレーキング中は、マシンにもドライバーにも非常に大きな負荷がかかる。特に厄介なのは、単に路面が古くなってできたバンプだけではなく、地盤そのものが上下に動くことで生じる凹凸だ。何が起きるのか予測するのが非常に難しいこともある。ほんの少し通常のラインから外れただけでも、誰もそこを走っていないから、路面がどうなっているのか分からない。だから、本当に快適ではないんだ」
こうした状況は、ドライバーの身体に大きな負担を与える。フェルスタッペンは、過去にCOTAで走った際にも、その影響を経験しているという。
「例えば昨年、コーナーでは5〜6Gほどの横方向の加速度がかかっていた。でも、垂直方向の衝撃によって、背骨には9Gを超える負荷がかかったことがあった」
「本当に楽しいものではないと断言できる。年齢を重ねるほど、そのことをますます意識するようになる。こんなことは望んでいない」
フェルスタッペンは、F1で11シーズン以上を過ごした自身の身体も、すでに決して良好な状態ではないと付け加えた。
「時々、この問題を本当に理解していない人もいると思う。背骨の検査を受けてきた僕から言わせてもらえば、背骨の下部はあまり良い状態ではない」
「レースをする以上、こうしたことも起こり得るし、スポーツの一部だということも分かっている。でも、ここ数年のマシンによって、さらにダメージが蓄積しているのも事実だ」
「それなのに、こうした路面を走ることを今後も受け入れられるものとして扱い続ければ、身体へのダメージはさらに大きくなっていく」
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フェルスタッペン、F1アメリカGPのガタガタ路面を警戒「新しい背骨を注文するか、ロボコップになる必要があるかも」 ]]> 10867214-jp.motorsport.com Fri, 23 Oct 2026 03:01:55 +0000 Ronald Vording フェルナンド・アロンソ、アメリカGPでの好結果を期待。でも……「金曜日に実際に走ってみないと、それが正しいか分からない」 https://jp.motorsport.com/f1/news/alonso-no-descarta-sorprender-en-austin-no-se-por-que-pero-soy-optimista-aqui/10867227/ アストンマーティン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、今週末のアメリカGPに期待を抱いて臨んでおり、最高のチャンスになる可能性もあると考えている。しかしそれが正しいかどうかは、実際に走り出すまで分からないとも語る。 アストンマーティン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、今週末のアメリカGPに期待を抱いて臨んでおり、最高のチャンスになる可能性もあると考えている。しかしそれが正しいかどうかは、実際に走り出すまで分からないとも語る。
今週末のF1アメリカGPに向け、アストンマーティン・ホンダのフェルナンド・アロンソは好結果を期待している。しかし金曜日に実際に走るまで、その期待が正しいものだったのかどうかは分からないと言う。
木曜日は夢を見ることができる。しかし問題は、最近のアロンソは、週末が始まる時は楽観的だったにも関わらず、日曜日にはかなり苦しむことが多いということだ。
シンガポールはアストンマーティンにとって、今季最高のチャンスであるはずだった。しかし実際には躓いてしまい、厳しい戦いを強いられた。そのためアロンソは、データの上では有利に見えるサーキットでさえ、警戒するようになった。
それでもオースティンには何か特別なモノがあり、今回は違うかもしれないと思わせる。
「ラスベガスが僕らにとって一番難しいサーキット、それだけは分かる。他の5つは予測が難しいけど、ここだけは楽観的なんだ」
アロンソはアメリカGPの木曜日にそう語った。
「いつものように、木曜日は土曜日や日曜日よりも楽観的だ。理由は分からないけど、ここでは良いチャンスがあるような気がする」
盲信しているわけではない。アメリカGPの舞台となるサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、高速コーナー、方向を転換するようなコーナー、激しいブレーキングゾーン、そして長い直線もある。このバランスを考えれば、アストンマーティンAMR26の弱点がそれほど足を引っ張らない可能性もあるが、シンガポールでアロンソを苦しめたパワーデリバリーの問題を考えると、不明な部分も多い。
「コースによっては嬉しい驚きがあるんだ。マシンが予想以上に良い挙動を示したり、僕らのパッケージに合っていたり。エンジンのセッティングがここでより良い状態になるかどうか、コーナーの立ち上がりやエネルギーマネジメントに問題がないかどうかも確認したいと思っている」
そしてこうも付け加えた。
「毎週金曜日に、そういうことを解決しなければいけない」
不思議なことは、アストンマーティンがマシンにほとんどアップデートを投入しなかったとしても、最高の週末になることも、最悪の週末になることもあるという事実だ。バーレーンGP in マレーシアではアロンソが8位に入り、チームに期待を抱かせた。そしてコース特性的に好結果が期待されたシンガポールでは、マシンのパフォーマンスは著しく低下した。
「少し残念だったね。個人的にはシンガポールにはもっと期待していた。しかし最初のフリー走行を走るとすぐに、厳しい週末になるだろうと悟った」
そうアロンソは認めた。
「まだ理解すべき点がいくつかある。何がうまくいかなかったのか、どうすればよかったのか……レースで素晴らしい結果を期待してもそれが実現しないこともあれば、何も期待せずに最高の結果を出すこともある」
そのためアロンソは、メキシコとカタールもチャンスがあるかもしれないと考えている。ただ、多くのことを予想するのは避けた。またアロンソは、今季残りのレースでAMR26にアップデートがほとんど投入されない予定であることも認めた。
「僕らとしては、大きなアップデートは予定していない。重要なのは、それぞれの週末で最大限のパフォーマンスを維持し、チャンスが訪れた時にそれを活かすことだ」
さて金曜日のフリー走行で、アストンマーティンAMR26はどんなパフォーマンスを発揮するのだろうか? アロンソが言うように週末に期待を抱くことができるのか? それとも……。
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トラックハウスのラウル・フェルナンデスはMotoGPインドネシアGPで負った右手指の骨折について、回復してきているものの、100%の状態ではないと話した。
フェルナンデスはインドネシアGPのスプリントレースで転倒した際に、右手の人差し指と中指を骨折。その状態でも決勝レースに出場し、痛みと戦いながらトップ争いを繰り広げ、2位を獲得した。
1週間のインターバルを置いて開催されるオーストラリアGPで、フェルナンデスは指の状態についてある程度回復しているものの、まだ万全とは言えない状況だと説明した。
「昨年と比べるとコンディションは少し悪いけれど、インドネシアの時と比べれば、かなり良くなっている」と、フェルナンデスは言う。
「良い週末にできる可能性はあると思う。ただ、今のコンディションが100%ではないのは確かだ。チームと相談しながらうまく対処して、何ができるか様子を見ていく必要がある」
「インドネシアでは土曜日に転倒したけど日曜日にレースをした。今回も当然レースに出るつもりだ。とはいえどうなるかは、走ってみてからだね」
「自分たちではコントロールできないことが多すぎる。まずは天候だ。ここでは状況がいつ変わってもおかしくない。そして、フィジカル面でどう対処できるかを見ていくことになる。僕にとっては、そこが最も難しい部分になると思う」
フェルナンデスは昨年、オーストラリアGPで勝利している。ただ今年は目標を定めずに目の前のセッションに取り組んでいくと話した。

Raul Fernandez, Trackhouse Racing
Photo by: Gold and Goose Photography / Getty Images
「何位になれるかは考えていない。大切なのは、1日ずつ取り組んでいくことだ。特に、週末を通じて指の状態がどうなるかを確認する必要がある」
「昨年のオーストラリアGPは、ホルヘ(マルティン/アプリリア)もマルク(マルケス/ドゥカティ)も出場していなかった。だから、今年はかなり違ったレースになるだろう」
「それでも、グリッドに並ぶ以上、優勝を争うチャンスはある。そのために全力を尽くすつもりだ」
なおフェルナンデスはオーストラリアGPのFP1序盤に転倒を喫したが、その後はセッション終盤に復帰して2番手のタイムを記録している。
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アウディの育成ドライバーであるフレディ・スレイターは、F1第19戦メキシコシティGPと第20戦サンパウロGPのフリー走行1回目に出走。F1公式セッションデビューを果たすことになった。
アウディはザウバーを買収して今季から自チームとして参戦するにあたり、新たなドライバー育成プログラムを立ち上げたが、現在アウディからの期待を一身に受けているのがスレイターだ。
スレイターは2024年にイタリアF4、2025年にフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権でチャンピオンに輝くと、今季はFIA F3に参戦。ウーゴ・ウゴチュクとチャンピオン争いを繰り広げ、ランキング2位でシーズンを終えた。来シーズンはインヴィクタからFIA F2に参戦することが決まっている。
ここまでトントン拍子でステップアップを続けている18歳のスレイター。F3のトライデントで活躍した後、F2のインヴィクタに所属するというのは、現アウディのガブリエル・ボルトレト、来季ハースからのF1デビューが決まったラファエル・カマラがたどった黄金ルートでもある。
スレイターはメキシコ、ブラジルのグランプリでFP1に出走することが決まったが、これでアウディも、年4枠と定められている若手ドライバーのFP1起用義務を満たすことになる。彼らは今季2度、アルピーヌからポール・アーロンを借り受けてFP1を走らせており、残る2回の起用枠はスレイターによって消化する。
「グランプリの週末にF1マシンをドライブすることは、僕にとって大きな節目だ。子どもの頃からずっと夢見てきたことた」とスレイターは言う。
「今年は多くのことを学んだ。アウディでのフリー走行も、サーキットでの経験をさらに積むための新たな機会になる」
「アウディのドライバー育成プログラムの一員になったことで、すでに素晴らしい機会をいくつも得ることができた。信頼して支えてくれていることに感謝している。実際にコースを走るのが本当に楽しみだ。自分にできる最高の仕事をして、チームのプログラムをサポートし、2回のセッションからできる限り多くのことを学びたい」
アウディのレーシングディレクターで、ドライバー育成プログラムの責任者も務めるアラン・マクニッシュは次のように述べた。
「フレディは近年、サーキット内外で目覚ましい成長を遂げてきた。今こそ、彼が次のステップに進むべき時だ」
「メキシコとブラジルでの走行は、F1のグランプリウィークエンドを経験する貴重な機会となるだろう。また、来季F2にステップアップする前に、さらなる成長を遂げるための機会にもなる。R26で走る彼の姿を見るのを楽しみにしているし、この重要な2回のFP1セッションを通じて、彼をサポートしていく」
ハータはキャデラックでCOTAのFP1参加

Colton Herta, Cadillac Racing
Photo by: Simon Galloway / LAT Images via Getty Images
また今週末のアメリカGPでは、キャデラックがテストドライバーのコルトン・ハータをFP1で起用し、セルジオ・ペレスのマシンをドライブさせる。これでハータのFP1出走は今季4回目となる。
「COTAでアメリカのファンの前を走り、MAC-26をドライブできるのは特別なことだ」とハータは語る。
「このサーキットには素晴らしい思い出がある。2019年にここでインディカー初優勝を飾ったことは、僕のキャリアにおける大きな出来事だった。だからこそ、このレイアウトでF1マシンに乗ることは、ひとつの原点回帰のように感じる」
「バルセロナ、ブダペスト、モンツァでのこれまでのFP1走行を通じて、チームとの良いリズムを築いてきた。金曜朝の目標は明確で、テストプログラムを滞りなく進め、セットアップに関する有益なデータをエンジニアが収集できるようにし、週末の残りのセッションに向けて役立つフィードバックを残して、チェコにマシンを返すことだ」
またキャデラックのチーム代表マルチン・ブコウスキーは、インディカーで活躍したハータの経験がFP1で大いに活かさせるだろうと語った。
「金曜日のFP1でコルトンが再びマシンに乗ることを楽しみにしている。また、評価のためにフロアと冷却系に小規模なアップデートを持ち込む予定だ。コルトンはインディカーでのキャリアを通じてこのサーキットを熟知しているため、週末に向けた基準となるセットアップを確立するうえで、彼のフィードバックは貴重なものになるだろう」
現在、F2ランキングで19番手と低迷しているハータだが、2028年まではF1昇格を目指す方針に変わりはないと語っている。一方、来季の参戦計画については、依然として不透明な状況だ。
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インディカーのスターがF2でランキング19番手。F1目指し悩めるコルトン・ハータ「F1シミュレータもテストも調子が良い。なのにF2は……」 ]]> 10867224-jp.motorsport.com Fri, 23 Oct 2026 02:06:10 +0000 Benjamin Vinel 週末制覇目指すマルク・マルケス、FP1最速スタート。母国戦ミラーが3番手|MotoGPオーストラリアFP1 https://jp.motorsport.com/motogp/news/motogp-2026-rd18-aus-fp1/10867218/ MotoGP第18戦オーストラリアGPのFP1が行なわれた。トップタイムはドゥカティのマルク・マルケスだった。 MotoGP第18戦オーストラリアGPのFP1が行なわれた。トップタイムはドゥカティのマルク・マルケスだった。
MotoGP第18戦オーストラリアGPのFP1はドゥカティのマルク・マルケスが最速タイムをマークした。
今季で一旦最後となるフィリップアイランドでのMotoGP。週末は天候が悪化する予報となっているが、FP1は晴れた良好なコンディションでスタートした。
FP1の走行は今季のタイトルを争うホルヘ・マルティン(アプリリア)やマルク・マルケス、そして上位常連のアプリリア陣営が上位タイムを記録する形で開始。走るごとにラップタイムが向上していき10分ほどで1分28秒台のタイムが刻まれた。とはいえ、まだレコードタイムからは2秒ほどの余裕がある状況だ。
なお序盤には負傷欠場したフェルミン・アルデゲル(グレシーニ)の代役として参戦するイケル・レクオナやラウル・フェルナンデス(トラックハウス)の転倒や、ブラッド・ビンダー(KTM)のマシンがエンジンブローするトラブルが発生した。
セッション中盤も散発的にトップタイム更新が続いた。マルク・マルケス、マルコ・ベッツェッキ(アプリリア)、ペドロ・アコスタ(KTM)、マルティンらが自己ベストを更新し、上位タイムを争う格好だった。
その後はベッツェッキがマークした1分28秒278が暫定トップでセッション終盤の残り15分に入った。
残り10分を前に、序盤に転倒したフェルナンデスが復帰。まだろくに走行できていなかったフェルナンデスだが、1分28秒210をいきなりマークし、暫定トップを更新した。
FP1終盤にかけては、母国戦のジャック・ミラーが1分28秒120を記録して暫定トップタイムを塗り替えた。しかしその直後、ミラーはターン1でクラッシュしてしまった。
転倒こそあったものの、このままミラーが最速でFP1が終わるかと思われたが、セッション最後のラップでフェルナンデスが1分28秒033をマーク。そしてマルク・マルケスもペースを上げ、さらにそれを上回る1分27秒985を記録した。
最終的にこの日唯一の1分27秒台をマークしたマルク・マルケスがFP1最速。今週末の目標と公言するフルポイント獲得に向けて順調な滑り出しとなった。2番手はフェルナンデス、3番手がミラーだ。日本人ライダーの小椋藍(トラックハウス)はトップから0.635秒差の8番手でセッションを終えた。
]]> 10867218-jp.motorsport.com Fri, 23 Oct 2026 01:04:53 +0000 Motorsport