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ハミルトン、進歩を確信する2位獲得。「DRSトラブルがなければ、優勝争いもできたはず」

F1ハンガリーGPで2位となったルイス・ハミルトン(メルセデス)は、予選でのDRSの問題がなければ「優勝争いに加わっていただろう」と語った。

Lewis Hamilton, Mercedes W13, Max Verstappen, Red Bull Racing RB18

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1ハンガリーGP予選最後のアタックでDRSの不具合に見舞われ、7番グリッドから決勝レースをスタート。前戦フランスGPに続き、今季ベストタイとなる2位でレースを終えた。

 メルセデスはポールシッターのジョージ・ラッセルが3位となり、2戦連続のダブル表彰台獲得となった。

 だが、レースで優勝したのはハミルトンよりさらに後方10番手からのスタートだったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だっただけに、ハミルトンは予選でのDRSトラブルがなく、より上位からスタートできていれば優勝を争うことができたという思いがあるようだ。

 レース後、ハミルトンは次のようにレースについて語った。

「少し涼しくなったことで、僕らにとっては少し有利に働いたようだ。なぜかは分からないけどね。感謝しているよ」

「終盤に雨が降ればマックスに挑戦できると思っていたが、周回数が足りなくなってしまった」

「だから、もし昨日の予選でDRSがOKでもっとうまくいっていたら、僕たちは優勝を争うことができたはずだ」

「いずれにせよ、2戦連続の2位は本当に嬉しい。素晴らしいサポートをしてくれたファンのみんなには、本当に感謝しているんだ」

 ハミルトンは現在、ドライバーズランキングで6番手につけており、カルロス・サインツJr.にわずか10ポイント差、メルセデスはフェラーリにわずか30ポイント差のコンストラクターズランキング3番手となっている。

 ハミルトンは予選から一貫して、速さがある理由が分からないと主張しており、レース序盤は苦しんでいたと話した。

「レース序盤は間違いなく苦しんでいて、みんなに追いつけるかどうかも分からなかった」

「でもスタートはとてもうまくいったし、少しずつバランスが取れてきたんだ」

「このような厳しい状況のなかでも、決して諦めずにプッシュし続けてくれたチームのみんなに感謝したい」

「2台揃って表彰台に上ったことは、僕たちにとって特別なことだ。そしてジョージは今日、本当にアンラッキーだった。他の人たち(フェラーリ勢やフェルスタッペン)はまだ少し優位に立っている」

「でも僕たちは明らかにその差を縮めている。こんなパフォーマンスがあることが分かってサマーブレイクに入ることができるのは素晴らしいと思う」

「願わくば、シーズン後半にもう少し改善して、上位陣と戦えるようにしたい」

 
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