メルセデスF1最大の脅威はアストンマーチンのアロンソ! ラッセル「跳ね馬フェラーリよりもダークホース」と警戒
メルセデスのジョージ・ラッセルは2023年シーズンのF1開幕戦バーレーンGPでアストンマーチンのフェルナンド・アロンソが「フェラーリよりもダークホース的存在」になると考えている。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
バーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれているF1開幕戦バーレーンGP。決勝レースを前にメルセデスのジョージ・ラッセルは、アストンマーチンのフェルナンド・アロンソがフェラーリよりも脅威になると予想している。
アロンソは、フリー走行2回目とフリー走行3回目でファステストを記録し、予選Q3ではタイミングをずらしてタイム計測を実施し、5番手となった。
アロンソはポールポジションのマックス・フェルスタッペンをはじめ、レッドブル勢とフェラーリ勢の後塵を拝したもののメルセデス勢を寄せ付けず、3強の間に割って入った。
ラッセルは予選2列目を確保したフェラーリが既に手の内を明かしたと考えており、予選ペースと比較してレースペースに劣る傾向から、決勝レースではアロンソを特に警戒すると明かした。
メルセデスがレースでフェラーリを抜くことはできるかとmotorsport.comがラッセルに尋ねると、彼は跳ね馬の代わりにアロンソの名前を挙げた。
「彼らのレースペースは、いつも予選ペースより少し悪いんだ」
「僕らはその反対だ。予選で速いマシンを手にしていた彼らから0.3秒落ちと、僕らは3位争いに向けて良いポジションにつけていると思う」
「でも正直なところ、フェルナンドはフェラーリよりもダークホース的な存在だと思う」
George Russell, Mercedes-AMG
Photo by: Sam Bloxham / Motorsport Images
またアロンソの5番手、怪我から復帰したばかりのチームメイトであるランス・ストロールの8番手というアストンマーチンの予選結果は、フリー走行での好調さを考えれば、予想を下回っているとラッセルは付け加えた。
「正直なところ、彼らにはもう少し期待していたんだ」とラッセルは言う。
「フリー走行であれだけ競争力があったけど、最終的に予選で初めて本当の実力が分かるというのは面白いことだ」
「今週末に向けて『僕らは大体こんなところだろう』とは予想していたよ」
メルセデス、一晩のセットアップ変更で5倍以上の効果
ラッセルは、メルセデスが金曜日の夜から土曜日にかけて行なった『W14』へのセットアップ調整が、当初の予想よりも5倍効果的だったと明かした。
金曜日のフリー走行ではトップ10圏内に入ることができなかったラッセルだったが、この調整によって0.5秒の短縮に成功したという。
しかし、チームとしてもなぜ劇的な改善が可能だったのかをまだ完全に理解できていないため、一時的な解決策にしかなり得ないとラッセルは考えている。
「0.1秒くらいは改善されると思っていた」とラッセルは言う。
「でも0.5~0.6秒も改善された。僕らはその理由を理解する必要がある」
「もちろん、ポジティブなニュースに変わりないが、理解する必要があるんだ」
「ただ、FP3の後は僕らはそれを理解することに焦点を当てることはなかった。パフォーマンスの最大化に集中したんだ。それを理解するのは月曜日の仕事になると思う」
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