ホンダPU勢、アゼルバイジャン初日は4台トップ10「まだまだ最適化の余地がある」と田辺TD
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、アゼルバイジャンGPでホンダPU勢が全車トップ10に入ったことについて、良い形で週末を始められたと語り、今後もセットアップの最適化を行なうとした。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
F1第6戦アゼルバイジャンGPは走行初日を終え、レッドブル・ホンダが速さを見せている。FP1ではマックス・フェルスタッペン、FP2ではセルジオ・ペレスがトップタイムをマークし、FP2ではワンツーでセッションを終えた。
一方のアルファタウリ・ホンダも好調のようだ。ピエール・ガスリーはFP1で6番手、FP2で5番手のタイムを記録すると、全ドライバー中ただひとりバクー初体験である角田裕毅も、FP2で10番手に食い込んできた。
FP2ではホンダパワーユニット勢の4台全てがトップ10に入るという結果となったが、ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクター(TD)も順調な走行ができたと考えているようだ。
「今日のアゼルバイジャンGP初日は、昨日まで風が強かったせいもあり、路面が非常にダスティーな状態でスタートし、セッションが進むにつれて徐々に路面が改善されていく一日になりました」と田辺TDはプレスリリースにコメントを寄せた。
「90度コーナー手前でブレーキングしきれず、真っすぐにエスケープロードへ飛び込むマシンなどにより、イエローフラッグがかなりの頻度で出てアタックを止めなければいけないケースが頻繁にありましたが、我々の4人のドライバーはまずまず順調に走行し、大きなトラブルなくセッションを終えました」
「また、午後のFP2では4台がトップ10に入り、いい形で週末を始めることができたと考えています」
バクー市街地コースは、長いストレートが続く区間と直角コーナーが連続する低速区間が組み合わされており、セットアップに頭を悩ませるコースでもある。田辺TDは初日の結果に慢心せず、レースに向けてさらにセットアップを煮詰めていく構えだ。
「適正なマシンセッティングを見つけるのが難しいサーキットですので、ライバルもここからまだまだ改善を重ねていくと思っています。我々のPUも車体もまだまだ最適化の余地があります。本日のデータを解析して明日の予選と日曜のレースに向けてセットアップを進めます」
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