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角田裕毅、ロシアGP初日はグリップに苦労「マシンにパフォーマンスがあるのは分かっています」

F1ロシアGPの初日、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は苦戦し、下位に沈むことになった。曰くグリップの面で苦労しているという。

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT02

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1ロシアGPの初日FP1を16番手、FP2を18番手で終えた。

 チームメイトのピエール・ガスリーにはタイム的にも大きく引き離され、しかもセッション中には「このマシンはすごくナーバスだ」と訴えていた角田。彼は1日を通じて、グリップに苦しんでいたという。

「ソチではここまで、全体的にグリップの面で苦労しています」

 角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。なおロシアGPは土曜日には悪天候に見舞われるとの予報が出ており、日曜日は雨の可能性も晴れの可能性もあるという実に流動的な状況だ。

 角田は順位こそ振るわなかったものの、日曜日の決勝がドライコンディションになる場合を考えれば、重要な走行をこなすことができたと考えているようだ。

「今日はマシンに乗って、重要な周回数をこなすことができました。特に日曜日に向けては……ですね。レースは晴れるかもしれませんから」

「マシンには良いパフォーマンスがあることは分かっています。今夜はそのデータを見て、明日に向けてどう改善できるかを確認する必要があります」

「でも天候がどうなるかは分かりませんから、FP3と予選に向け、できる限り準備する必要があります」

 チーフ・レース・エンジニアのジョナサン・エドルズは、ロシアGP初日について次のように語った。

「ユウキはマシンに自信を持つことができず、(ガスリーと)同じラップタイムを引き出すことができなかった」

 そうエドルズは語った。

「今夜、彼がマシンを快適に感じ、そのポテンシャルを引き出すために何をすべきなのかを、本当に理解するためにいくつかの作業を行なう必要がある」

 

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