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ルクレールに抜かせなかったアルボン、当時の状況釈明。周回遅れでも速さは上?

F1モナコGP決勝でシャルル・ルクレールは周回遅れのアレクサンダー・アルボンに前を塞がれてしまう場面があった。アルボンはこの時の状況に関して、ルクレールよりもペースがいいと考えていたと説明した。

Alex Albon, Williams FW44, Mick Schumacher, Haas VF-22, Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT03

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 F1第7戦モナコGPで、フェラーリのシャルル・ルクレールはポールポジションを獲得しながらも、4位フィニッシュに留まった。

 レース中、彼は周回遅れとなったアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)に前を塞がれてしまう場面もあった。当時の状況について、アルボンはルクレールのペースを誤認していたことが、道を譲らなかったことと関係していると明かした。

 問題の場面は、レース18周目。ルクレールは既にインターミディエイトタイヤに履き替えていたタイミングだ。アルボンはこのとき、全ドライバー中ふたり目となるドライタイヤへのタイヤ交換を実施していた。

 アルボンはハードタイヤを履かされたことに驚いていた。ピットを離れる際には「プライム(ハード)タイヤで行くとは思ってなかったんだけど、なんでプライム?」と無線でチームに語っていたのだ。

 ピットアウト後、アルボンはルクレールを抑える形になってしまう。そして彼は周回遅れとなっている状況だったが道を譲らなかったため、ルクレールは無線で”規制音”のかかる言葉で叫ぶしかなかった。

 結局アルボンは、ほぼ1周にわたってルクレールの前方に留まっていた。フェラーリ側からは、アルボンそしてチームメイトのニコラス・ラティフィが共に、レース中に道を譲らなかったにも関わらず、ペナルティを受けなかったことに疑問の声が上がっていた。

 アルボンは、なぜより早く進路を譲らなかったのかを訊かれることになったが、ドライタイヤでのペースが、ルクレールよりも良いと確信していたことが要因にあると話した。

「きわどい話なんだけど、基本的に僕らはスリックタイヤでコースに出ていて、ペース面で大きなアドバンテージがあった」

「そして、彼をまたすぐにオーバーテイクしかえすのに十分な速さをもっていたと思う」

「僕らのほうからすると、僕が前にとどまっていたほうが速かったように思える状態にあったんだ。すぐに彼を引き離せると思っていたからね。だからちょっと厄介な状況だっただろう」

「でも僕のほうからすると、問題は無いようだった。彼に抜かれたとしても、すぐにオーバーテイクできると思っていたんだ」

 アルボンはルクレールの前で走ったが、サン・デボーテで4輪をロックアップ。結果的にルクレールへ前を譲ることとなったが、それによって発生したフラットスポットが原因か、リヤタイヤがパンク……ハードタイヤをたった4周で履き替える事となった。

 その後も、コース外でアドバンテージを得たとして5秒のタイムペナルティが科され、赤旗再開後にはマシントラブルが発生。48周目にリタイアと踏んだり蹴ったりの決勝レースとなった。

「難しかったね」と、アルボンはレースを振り返る。

「ブレーキを適切なウインドウに入れていくのが、とても難しかった。クリーンエア状態ではまともなペースがあったんだ。それでも最終的にはマシンのフロントエンドに問題が発生してしまって、ピットへ戻ることになった。惨めなものだよ」

「週末全体としては、ポイントを稼ぐにはかなり難しかっただろうと思っている。でも中団により接近していたと感じられているし、全体的にはポジティブな週末だったよ」

「正直に言って、僕らのペースは良かった。予選のようにドライビングするだけではなく、全てをコントロールできていて、マシンには強力なフィーリングが合った。だからポジティブだったし、決勝レースについてもポジティブだよ」

「つまり、今日の結果が残念なものだったとしても、僕らは前進したと思う……そういうことだ」

 
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