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角田裕毅、SC先導2周で終了のベルギーGPで順位UPの機会なく……「でも安全が最も重要」

F1ベルギーGP決勝でアルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、ポジションを上げる機会がなく、結局15番手でフィニッシュした。

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT02, Mick Schumacher, Haas VF-21, and Nikita Mazepin, Haas VF-21

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1ベルギーGPを15位で終えた。

 角田は予選アタックがうまくいかず、Q1敗退となる17番手。アストンマーチンのランス・ストロールにグリッド降格ペナルティが科されていたため、16番グリッドからのスタートとなる予定だった。しかしダミーグリッドに向かうレコノサンスラップで、レッドブルのセルジオ・ペレスがクラッシュ。これで角田は15番手に上がった。

 しかし決勝レースは悪天候に見舞われ、フォーメーションラップを走っただけで中断。長い中断時間を経た後、セーフティカー(SC)先導でレースがスタートしたものの、SC先導のまま3周目を走行していたところで、コンディション悪化のため再度赤旗中断。そのままレースは再スタートしないこととなった。

 角田はポジションを上げるチャンスすらないまま、レースを終えることになった。

 その角田はチームのプレスリリースにコメントを寄せ、レースを早々に終了させるというFIAの判断は正しいものだったと語った。

「今日は、レースができないのは明らかでした」

 角田はそうコメントした。

「特に7番手以降のドライバーにとっては、視界が悪過ぎたと思います。今日は、特にスパのような高速コースでレースをするのは危険すぎたと思います。安全のためには、FIAは正しい決断をしたと思います」

「今日、ポイントを争うチャンスがなかったことについては、明らかに失望しています。でも、安全を守ることの方が、はるかに重要だと思います」

 

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