登録

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本

メルセデス加入決定のジョージ・ラッセル、いざトップチームへ「ワクワクしているけど、ウイリアムズに別れを告げるのは寂しい」

2022年からメルセデスのドライバーになることが決まったジョージ・ラッセルは、これに際してコメントを発表。一躍トップチーム入りを果たすことになった想いを語った。

George Russell, Williams, 2nd position, with his trophy and Champagne on the podium

写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 メルセデスは、来季のルイス・ハミルトンのチームメイトとして、現ウイリアムズのジョージ・ラッセルを起用することを発表した。

 9月6日に、バルテリ・ボッタスの今季限りでのチーム離脱を発表したメルセデス。その約24時間後、今度はラッセルの起用を発表することになった。

 ラッセルは2017年にメルセデスのヤング・ドライバープログラムに参加。ウイリアムズでF1デビューを果たした後も、非力なマシンにも関わらず度々驚くべき速さを見せてきた。

 先日のベルギーGPでは、表彰台も獲得。来季のメルセデス入りは確実だと各方面で報じられてきたが、それが現実のモノとなった。

 ラッセルはメルセデス加入に際し、次のようにコメントを発表している。

「個人的にも、仕事としても、僕にとっては特別な日になった」

 ラッセルはそうチームのプレスリリースで語った。

「しかしそれだけでなく、感情的には複雑だ。来年メルセデスに加入することは、ワクワクしている一方で、寂しい気持ちにもなる。これは僕のキャリアにとっては大きなステップアップだけど、同時にウイリアムズのチームメイトや友人に別れを告げることも意味するからだ」

「ウイリアムズの全てのメンバーと共に仕事をするのは名誉なことであり、F1でこのチームの名前を代表するのは、光栄なことだった」

「2019年にウイリアムズに加入して以来、お互いに前進し、チームを本来のグリッドに戻すために、たゆまぬ努力を続けてきた。どんなに大変だったとしても、僕は諦めたことはない。そのことが、僕に毎日刺激を与えてくれた」

「できる限り良い形で、ウイリアムズとの”ストーリー”を終わらせるために、これまで以上に力を注いでいくつもりだ」

 来季に向けてラッセルは、現職のボッタスが非常に高い基準を設定したため、それを超えるのは並大抵のことではないと気を引き締める。

「来季に向けてやる気に満ち溢れていない……そんなことを言ったら、嘘になるだろうね。大きなチャンスであり、両手で掴みたいと思っていたものだ」

 そうラッセルは語る。

「でもその挑戦について、幻想は抱いていない。急速に学んでいかなければいけないだろう。バルテリは高い基準を設定した。彼は毎週、一貫したパフォーマンスを発揮し、勝利も、ポールポジションも獲得してきたことで、複数回のチャンピオン獲得をサポートしてきた」

「僕の目標は、トト(ウルフ代表)やチーム、首脳陣が僕に与えてくれた信頼に報いることであり、その成功を継続させることで、自分の役割を確実に果たすことだ。新たなチームメイトを誇りに思い、それを成し遂げたいと思う」

 チームメイトとなるハミルトンからも、多くのことを吸収したいとラッセルは語る。

「新しいチームメイトは、僕の意見では史上最高のドライバーだ。ゴーカートに乗っていた時から、ルイスのことを尊敬してきた。コース上でも、そしてコース外でも模範となっている人から学べるということは、ドライバーとしても、プロとしても、そして人間としても、僕には利益しかないよ」

「でも今はウイリアムズのドライバーとして、あと9回のレースが残っている。その9レースは、ウイリアムズと共に戦った最高の9レースになるようにしたい。その後で、2022年に向けて集中することができるんだ」

「ウイリアムズ、メルセデス、そして今日僕がいる場所に辿り着くために支えてくれた全ての人に、心から感謝したい。みなさんがいなければ、僕がこれを成し遂げることはできなかっただろう」

 チーム代表のトト・ウルフも、次のようにラッセルの加入を歓迎するコメントを発表している。

「2022年を楽しみにしている。ジョージがキャリアの次のステップを踏み出し、そしてメルセデスに加入することを発表できてとても嬉しく思っている」

 そうウルフ代表は語る。

「彼はこれまで、参戦したほとんど全てのカテゴリーでチャンピオンを勝ち獲ってきた。そしてウイリアムズでの3年間は、F1での彼の将来がどうなるのか、それを我々にわからせてくれた」

「彼が我々の環境の中で、そして史上最高のF1ドライバーであるルイスと一緒に学び続けるのを手助けするのは、我々にとっての”挑戦”だと言える。今後数年間、彼らはコース上でもそれ以外でも、強力なコンビを形成し、それをチームに役立ててくれるだろう」

 

Read Also:

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 【速報】ジョージ・ラッセル、メルセデス入りが決定。”長期契約”を締結
次の記事 フェラーリF1ビノット代表:持続可能燃料への切り替えは「重要なこと」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本