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フリー走行レポート

ガスリー”新時代”F1最初のセッションで首位。フェラーリ&レッドブル、硬めのタイヤで上位:F1開幕戦バーレーンGP フリー走行1回目

2022年のF1開幕戦バーレーンGPのフリー走行1回目が行なわれ、アルファタウリのピエール・ガスリーがトップタイムを記録した。しかしフェラーリやレッドブルが硬めのタイヤで上位につけており、まだまだ真の勢力図は分からない。

Pierre Gasly, AlphaTauri AT03

写真:: LAT Images

 2022年のF1開幕戦バーレーンGPのフリー走行1回目が行なわれ、アルファタウリのピエール・ガスリーがトップタイムを記録した。

 レギュレーションが大きく変更され、昨年までとは全く異なるマシンが登場した今シーズンのF1がついに開幕。現地時間の15時に始まったフリー走行1回目には、セッション早々から多くのマシンがコースに飛び出していった。

 アストンマーチンは新型コロナウイルスに感染したことで欠場となったセバスチャン・ベッテルに代わり、ニコ・ヒュルケンベルグが参戦。テストにも参加していなかったため、このセッションがニューマシンを初めてドライブする機会となった。

 そんな中、アルファロメオのバルテリ・ボッタスは、コースイン直後にミスファイアを訴え、すぐにピットに戻ってしまった。

 なおセッション開始から10分も経たない頃、メインストレートを走行中だったエステバン・オコン(アルピーヌ)のマシンから、右のサイドポンツーンのパーツが脱落してしまう。脱落したパーツはコース上に残ってしまったため、回収作業を行なうべく赤旗中断となった。

 各車が1分36秒台〜1分38秒台で走行する中、セッション再開直後に最速タイムを更新したのがマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。フェルスタッペンはミディアムタイヤを履き、1分34秒783。チームメイトのセルジオ・ペレスもそれを追うようにペースを上げ、セッション折り返しを迎える頃にはレッドブルが1-2体制を築いた。

 セッション残り20分を経過した頃から、各車が2セット目の新品タイヤを投入。一気にペースアップしてきた。そんな中でトップタイムを更新したのは、ソフトタイヤを履いたジョージ・ラッセル(メルセデス)で、1分34秒629。ただ、ミディアムタイヤを履いたフェルスタッペンとの差は僅か0.1秒である。

 フェラーリの2台も、ミディアムタイヤを投入してアタック。セクター1ではふたりとも全体ベストタイムを記録したが、セクター2ではミスがあったり、他のマシンに追いついてしまったりしてアタックを完了できなかった。

 一方アルファタウリは2台揃ってソフトタイヤを装着。ピエール・ガスリーが1分34秒193で首位に立った。ガスリーはそのまま連続走行を続けたため、それなりに燃料を搭載している模様。まだまだ伸びしろがありそうだ。

 ミディアムタイヤのままアタックをやり直したフェラーリ勢は、2番手3番手に浮上。ソフトタイヤのラッセルを上回った。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、ソフトタイヤを投入したものの7番手止まり。同じタイヤのガスリーに0.7秒遅れ、やはりソフトタイヤを履いたランス・ストロール(アストンマーチン)にも遅れた。

 結局このままセッション終了。ガスリーがシーズン最初のセッションをトップタイムと、幸先の良いスタートを切った。フェラーリ勢は結局ソフトタイヤを使うことはなかったが、2番手3番手。どうやら速さは本物のようである。

 レッドブルも結局ソフトタイヤを使わず。セッション序盤に記録したタイムが自己ベストとなり、フェルスタッペン5番手、ペレス10番手に終わっている。

 戦前苦戦が噂されたメルセデスは、ラッセル4番手、ハミルトン7番手でFP1を終了している。

 アストンマーチンのストロールが6番手だった。アストンマーチンはバーレーンで行なわれたテストでセバスチャン・ベッテルが非常に高いレベルの連続走行を行なっており、今回の順位通りのポテンシャルを秘めているかもしれない。

 アルピーヌ勢は全10チーム中唯一ソフトタイヤ2セットを使用。8番手フェルナンド・アロンソ、12番手エステバン・オコンという順位になった。

 F1で2年目のシーズンを迎えた角田裕毅は、チームメイトのガスリーから0.8秒遅れの9番手で最初のセッションを終えている。

 これがデビュー戦となった周冠宇(アルファロメオ)が11番手と速さを見せた一方で、チームメイトのボッタスは結局2周しか走ることができず、不安が残ることになった。

 なお首位ガスリーから12番手オコンまでが1秒以内にひしめいており、大混戦の様相だ。

 テストでは好調に見えたウイリアムズ勢は、13番手ニコラス・ラティフィ、15番手アレクサンダー・アルボンと下位に沈んだ。ぶっつけ本番のヒュルケンベルグがそのふたりの間に割って入り、適応力の高さを発揮している。

 マクラーレン勢は16番手ランド・ノリス、17番手ダニエル・リカルドと低調な走り出し。しかし多くのチームが硬いタイヤ→柔らかいタイヤと履き替えたのに対し、ソフトタイヤで走行をスタートさせ、ミディアムタイヤに履き替えるという戦略だった。まだまだ本来の速さを見せたとは言えそうもない。

 ハース勢は18番手、19番手となった。

 いよいよ走行がスタートした2022年のF1。しかしフェラーリやレッドブルが速そうに見えるものの、その勢力図はまだ明らかになったとは言えない。この後行なわれるFP2で、状況がもう少し見えてくるかもしれない。

 
 
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順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 France ピエール ガスリー 23 1'34.193     206.843
2 Monaco シャルル ルクレール 22 1'34.557 0.364 0.364 206.047
3 Spain カルロス サインツ Jr. 23 1'34.611 0.418 0.054 205.929

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