F1バルセロナテスト3日目午前:ラッセルがトップタイム。赤旗連発のセッションに
F1のバルセロナテスト3日目が行なわれている。午前中のセッションではメルセデスのジョージ・ラッセルがトップタイムをマークした。
スペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで行なわれているF1のプレシーズンテスト。同地でのテストも3日目を迎えているが、午前中のセッションでトップタイムとなったのはメルセデスのジョージ・ラッセルだった。
カタルニアでのテストはこれが最終日。各チームはまだ気温・路面温度ともに低いセッション開始すぐの状況から積極的にコースへ向かった。
3日目の午前中のセッションではフェルスタッペンがタイムをリード。ただラッセルがセッション2時間過ぎのタイミングでC4タイヤを使用し、1分19秒608をマーク。このタイムは終盤までトップを維持していた。
なお午前中セッションでは1時間を前にした頃、アルピーヌのフェルナンド・アロンソのマシンから白煙が上がるトラブルが発生。この日1度目の赤旗の原因となった。
その後もピエール・ガスリー(アルファタウリ)のクラッシュによる赤旗、周冠宇(アルファロメオ)がスピンしグラベルにスタックしたことによる赤旗が残り1時間を前にしたタイミングで続けて発生した。
午前中のセッション終了が迫る中、ラッセルはC5タイヤを装着してコースイン。1分19秒233をマークして自身の記録したトップタイムを更新。結局これが午前中の最速タイムとなった。また最多の66周を走行している
2番手はレッドブルのマックス・フェルスタッペン。C3タイヤながら2番手タイムをマークした。3番手はセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)だ。
ただベッテルはセッション終了直前のタイミングで、マシンから白煙が上がるトラブルが発生。マシンを停止させ、マーシャルと消火作業に当たらなくてはならなかった。
なおハースF1は直近のウクライナ情勢を受け、スポンサーでロシア企業であるウラルカリのロゴをマシンから除去。さらにロシア国旗を想起させる赤・青・白のカラーリングも、全体が白一色のモノへと変更してテスト3日目に臨んでいた。
しかしハースは受難がさらに続き、リーク問題が再び発生。結局ニキータ・マゼピンは9周しか走ることができずに午前のセッションを終えた。
またアロンソのマシンから白煙が上がっていたアルピーヌはその後油圧の問題があったと発表。修理を継続するため、3日目の残るセッションでは走行しないと明らかにした。
F1バルセロナテスト3日目午前 タイム順
1.ジョージ・ラッセル.メルセデス/ 1m19.233s/ C5 - 66 laps
2.マックス・フェルスタッペン/ レッドブル/ 1m19.756s/ C3 - 59
3.セバスチャン・ベッテル/ アストンマーチン/ 1m19.824s/ C5 - 48
4.シャルル・ルクレール/ フェラーリ/ 1m19.831s/ C3 - 44
5.ニコラス・ラティフィ/ ウイリアムズ/ 1m20.699s/ C4 - 5
6.ランド・ノリス/ マクラーレン/ 1m20.827s/ C3 - 52
7.フェルナンド・アロンソ/アルピーヌ/ 1m21.242s/ C3 - 12
8.周冠宇/ アルファロメオ/ 1m21.939s/ C3 - 41
9.ピエール・ガスリー/ アルファタウリ/ 1m22.469s/ C4 - 40
10.アレクサンダー・アルボン/ ウイリアムズ/ 1m22.652s/ C3 - 21
11.ニキータ・マゼピン/ ハース/ 1m26.229s/ C3 - 9
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