ジャン・アレジ、爆竹の”サプライズ”が警察沙汰に。警察に出頭も、逮捕は誤報か
元F1ドライバーのジャン・アレジが逮捕されたという報道がなされたが、逮捕や裁判といった事実はないようだ。

12月21日、フェラーリなどで活躍した元F1ドライバーのジャン・アレジが逮捕されたという衝撃的なニュースが報道されたが、本人はあくまでサプライズのつもりであり、彼が逮捕されたというのは誤報のようだ。
アレジは、義理の兄弟の事務所の窓を爆竹で吹き飛ばし、警察に逮捕されたと報道された。
日本で活躍する彼の息子、ジュリアーノ・アレジが所属するプロ・フィット スポーティングによると、まず爆竹が置かれたのは義理の兄弟の事務所ではなく、正しくは妹知人の事務所だったという。また、ジャン・アレジは事実を話すために警察に出頭したものの、調書を取られた後に解放されたようだ。
ジュリアーノも現場を走り去った車に同乗しており、共犯として起訴される見通しだとの報道もあったが、裁判沙汰にはなっておらず、事件に関与していないジュリアーノが起訴される可能性もないと見られる。
警察の調書では、「ジャン・アレジは後部座席に座っており、ジュリアーノと乗り合わせていた友人の若い2人と、妹の知人を驚かせるためにおこなった冗談だった」と結論付けられているという。
ジャン・アレジ本人は窓ガラスを破損させ迷惑をかけたことについて猛省しており、現地で関係者にお詫びの対応をしているとのこと。ジュリアーノはジュネーブの自宅に戻り、クリスマスには家族全員と過ごし新年早々に日本に戻ってくる予定だという。
アレジといえば、フェラーリやベネトンでチームメイトだったゲルハルト・ベルガーと繰り広げたイタズラ合戦が有名だが、さすがに今回は悪ふざけが過ぎたようだ。
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。