ペレス、会心アタックでキャリア初ポール!「2000周走っても、あの”信じられないラップ”は上回れない」
F1第2戦サウジアラビアGPの予選でフェラーリ勢を破り、初ポールポジションを獲得したレッドブルのセルジオ・ペレスは、自分でも”信じられないラップ”だったと語った。
F1第2戦サウジアラビアGPの予選は、フェラーリの2台がポールポジション最有力候補だと目される中で、レッドブルのセルジオ・ペレスがポールポジションを獲得。F1キャリア215戦目にして自身初ポールを獲得した彼は、自身でも信じられないラップだったと振り返った。
2度の赤旗により、本来のスケジュールよりも1時間以上遅れて始まった予選Q3。最初のアタックではフェラーリのカルロス・サインツJr.が暫定トップタイムの1分28秒402をマーク。ペレスは0.152秒差の3番手だった。
Q3最後のアタックでは、サインツJr.がタイムを更新できなかった一方で、シャルル・ルクレール(フェラーリ)はサインツJr.のタイムを0.177秒上回る1分28秒225を叩き出した。
しかし、ペレスはセクター2とセクター3で全体ベストをマーク。1分28秒200という驚異のラップを刻み、ポールポジションを手にした。
ペレスはこのラップについて、自分でも信じられないほど良い走りだったと語った。
「(ポールポジション獲得に)数レースかかったけど、なんてラップだ。信じられなかったよ」
「2000周走っても、あのラップを上回ることができるとは思わない。信じられない」
ペレスは、予選でフェラーリ勢に勝てるとは思っていなかったと語り、初ポールがより印象的なものになったという。
「僕たちは、対フェラーリに関して、予選にあまり期待していなかったんだ」
「決勝のことを第一に考えていたから、明日はフェラーリに勝てるかもしれないね」
ルクレールは、Q3終盤にペレスが自分のラップを破るとは思っていなかったと語り、ペレスのアタックを称えた。
「正直に言って、アタックは良い感じだった。自分のラップには大満足だよ」とルクレールは振り返った。
「予選はただクルマをコース上にとどめ、ミスをしないことがすべてだった。そしてQ3では、2周目からただひたすら攻めて、ほぼすべてを出し切った」
「でもチェコ(ペレス)があんなラップタイムを出すとは思っていなかった。本当におめでとう。彼は本当にすごい仕事をしたんだと思う」
「明日はまた別の1日だ。良いスタートが切れることを願っている」
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