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フォーミュラE開幕、新フォーマットの予選はバンドーンがポール獲得!|第1戦ディルイーヤ

フォーミュラEのシーズン8開幕戦、ディルイーヤePrixの予選が行なわれ、新フォーマットの予選をストフェル・バンドーン(メルセデス)が勝ち抜いてポールポジションを手にした。

Stoffel Vandoorne, Mercedes-Benz EQ, EQ Silver Arrow 02

写真:: Sam Bagnall / Motorsport Images

 電気自動車による市街地レース、フォーミュラEの8シーズン目となる2021-22年シーズンが、サウジアラビアのディルイーヤePrixで開幕した。新フォーマットが採用された予選でポールポジションを獲得したのは、ストフェル・バンドーン(メルセデス)だった。

 今季はマシンの出力が200kWから220kWに上昇した他、ルールもいくつか変更された。特に予選は、大きくフォーマットが変更されている。

 まず、ドライバー達はランキング順に2グループに分けられて12分間アタックを行ない、それぞれのグループ上位4名が”準々決勝”へと進出。出力を250kWまで引き上げた上で、”DUELS”と呼ばれる勝ち抜きトーナメントで1対1のアタック対決を実施していき、上位8グリッドを決めるという斬新な方式となった。

 なお、9番グリッド以降についてはポールポジションを獲得したドライバーがいたグループが奇数グリッドに並ぶ。

 開幕戦のグループ予選については、同じチームのマシンが同グループにならないように振り分けて実施された。セッション開始から6分までに少なくとも一度はタイムを残さなければならないとあって、グループ予選の序盤から各車がコースインしていった。

 グループAは終盤になって次々とトップタイムが塗り替えられたが、ロビン・フラインス(エンビジョン・レーシング)が1分9秒163でトップ通過。サム・バード(ジャガー)、バンドーン、オリバー・ローランド(マヒンドラ)までがトーナメント進出となった。

 アウディの撤退に伴い、ベンチュリに加入したルーカス・ディ・グラッシは5番手で惜しくも敗退。また、チャンピオン経験もある日産・e.ダムスのセバスチャン・ブエミはまさかの11番手に沈んだ。

 ダブルヘッダーの第2戦と合わせて3セットしかタイヤを使えない中、予選中にタイヤを変えるという、昨年には見られなかった光景も見られた。

 グループBでは、セッション残り1分のところでエドアルド・モルタラ(ベンチュリ)がターン1でクラッシュ。イエローフラッグでセッション終了となった。

 昨季チャンピオンのニック・デ・フリーズ(メルセデス)が1分9秒164でトップ。日本でもおなじみのニック・キャシディ(エンビジョン・レーシング)が2番手、アンドレ・ロッテラー(ポルシェ)が4番手でトーナメント進出を決めた。アンドレッティのジェイク・デニスが3番手となっている。

 マクシミリアン・ギュンター(日産・e.ダムス)は6番手で予選終了。F2から転向のダニエル・ティクトゥム(NIO 333)は10番手、元F1ドライバーのアントニオ・ジョビナッツィ(ドラゴン・ペンスキー)は11番手に沈んだ。

 続くトーナメントでは、2台が時間差でほぼ同時にコースインし、一発勝負のアタックに臨んだ。すると準々決勝の1組目から、グループA首位だったフラインスをグループB4番手だったロッテラーが0.091秒差で破る下剋上が起きた。

 2組目はデニスが0.170秒差でバードを撃破。3組目はキャシディとバンドーンが僅差のバトルを見せたが、バンドーンに軍配が上がった。4組目はローランドが大きく挙動を乱し、デ・フリーズが0.729秒差で準決勝進出を難なく手にした。

 準決勝1組目はロッテラーをデニスが追う形でコースイン。デニスは1分8秒379という、ここまでの最速タイムでロッテラーを下した。準決勝2組目は、デ・フリーズ対バンドーンのメルセデスチームメイト対決。前を走ったバンドーンが1分8秒407という好タイムをマークし、大きく挙動を乱したデ・フリーズに0.406秒差をつけてフロントロウを確実にした。

 ポールポジションをかけた決勝は、バンドーンが先にコースイン。コース前半ではデニスから遅れたが、1分8秒626をマーク。デニスに0.300秒差をつけてトーナメントを勝ち抜いた。

 昨季王者のメルセデスが、フォーマットが変わった今季も強さを見せた形となった。バンドーンはポールポジションを獲得し、3ポイントを手にした。

 
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