Moto2オーストラリア予選|アルデゲルが最速PP獲得。タイトル争うフェルナンデスが2番手&小椋苦戦13番手
MotoGP第18戦オーストラリアGPのMoto2クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは、フェルミン・アルデゲルだった。

MotoGP第18戦オーストラリアGPのMoto2クラス予選が行なわれた。最速タイムを記録しポールポジションを獲得したのは、Beta Tools Speed Upのフェルミン・アルデゲルだった。
小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)とアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)による激しいタイトル争いが繰り広げられているMoto2。FP3までの総合タイムによる予選組分けでは両名とも直接Q2への進出を決めた。
なお小椋のチームメイトであるソムキアット・チャントラは今回転倒が多く予選はQ1からのスタートとなった。
上位4名がQ2へ進む予選Q1で、チャントラは終盤にかけて自己ベスト更新が続き、Q2圏内の4番手に食い込む。上位陣に食い込むアタックは他に見られず、Q2進出となったのはマニュエル・ゴンザレス(Yamaha VR46 Master Camp Team)、ロレンソ・ダラ・ポルタ(Italtrans Racing Team)、セレスティーノ・ビエッティ(Mooney VR46 Racing Team)、チャントラの4名だ。
またもうひとりの日本人ライダーである羽田大河(Pertamina Mandalika SAG Team)は15番手でQ1敗退となった。
ポールポジションを決する予選Q2が開始されると、Boscoscuroシャシーを使用するBeta Tools Speed Upのアルデゲルとアロンソ・ロペスが好調で、ワンツー体制を構築。フェルナンデスが3番手で続いた。
特に暫定トップのアルデゲルは1分32秒233と、レコードタイムを更新する速さを示しており、ポールポジション獲得に向けて視界良好だった。
ただフェルナンデスも負けじと自己ベストを更新。1分32秒306と0.073秒差の僅差に詰めより、2番手タイムとした。
一方で小椋はアタックをかけるもまとめ上げることができず、1分33秒067の10番手でQ2折り返しを迎えるなど、ライバルに比較して苦しい状況にあった。
セッション後半はなかなか上位に食い込むタイムを記録してくるライダーが現れず、停滞気味な雰囲気で時間が消化。小椋もなかなかタイムを縮めることができずにいた。
残り36秒、セッションはレッドフラッグにより中断。コース上に野鳥が出現したことによる安全上の理由によるもので、予選Q2はこの赤旗をもって終了することが決定された。
その結果、ポールポジションを獲得したのはアルデゲル。2番手にはフェルナンデス、3番手にはロペスが並んだ。小椋は最終的に13番手と中団グループに沈んでしまい、タイトル争いにおいてはフェルナンデスが有利な状況だ。
なお3番手のロペスだが、FP1で他車の転倒を引き起こす無責任な走行があったとされ、決勝レースでのロングラップペナルティが決定している。
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | |
9 | 1'32.233 | 173.612 | ||
2 | |
8 | 1'32.306 | 0.073 | 0.073 | 173.475 |
3 | |
8 | 1'32.543 | 0.310 | 0.237 | 173.030 |
4 | |
9 | 1'32.721 | 0.488 | 0.178 | 172.698 |
5 | |
8 | 1'32.837 | 0.604 | 0.116 | 172.482 |
6 | |
8 | 1'32.858 | 0.625 | 0.021 | 172.443 |
7 | |
8 | 1'32.858 | 0.625 | 0.000 | 172.443 |
8 | |
8 | 1'32.872 | 0.639 | 0.014 | 172.417 |
9 | |
8 | 1'32.946 | 0.713 | 0.074 | 172.280 |
10 | |
8 | 1'32.970 | 0.737 | 0.024 | 172.236 |
フルリザルトを見る |
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