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Moto3インドネシア予選|タターイが初ポールをゲット。日本勢は佐々木歩夢が最上位10番手

MotoGP第2戦インドネシアGPのMoto3クラス予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは、カルロス・タターイだった。

Carlos Tatay, PruestelGP

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 マンダリカ・インターナショナル・サーキットで開催されているMotoGP第2戦インドネシアGP。そのMoto3クラス予選が行なわれ、カルロス・タターイ(CFMOTO Racing PrustelGP)が初ポールポジションを獲得した。

 FP3までの総合タイムで決定される予選組分けだが、日本勢では佐々木歩夢(Sterilgarda Husqvarna Max)のみQ2へ直接進出。残る鈴木竜生(Leopard Racing)、鳥羽海渡(CIP Green Power)、山中琉聖(MT Helmets - MSI)はQ1からのスタートだ。

 2日目午前中は雨が降り、Moto3クラスのFP3はウエットコンディションで行なわれていた。しかし予選時には雨も上がっており、路面も走行ラインの多くは乾いた状態となった。

 Q1のアタックではインドネシアが地元のマリオ・アジ(Honda Team Asia)が好走。1分42秒台でトップタイムに。それを追って鈴木が3番手、山中が4番手につけた。

 鈴木はその後2番手にポジションをアップ。一方で鳥羽は後半のアタックに入るタイミングで転倒を喫してしまった。

 Q1後半のアタックでは、鈴木も自己ベストを更新するペースを発揮。しかし上位には及ばず、6番手となった。また山中は11番手、鳥羽は14番手と、日本勢はQ1敗退の結果となった。Q2進出はセルジオ・ガルシア(Gaviota GASGAS Aspar Team)、アジ、ザビエル・アルティガス(CFMOTO Racing PruestelGP)、アルベルト・スッラ(Rivacold Snipers Team)だ。

 ポールポジションを決するQ2では、開始から3分程で2台のクラッシュが発生。ただ赤旗などにつながることはなく、その後も走行が続けられた。

 Q2で最初に好タイムを記録してきたのはQ1突破組のアジ。ただ折返しではカルロス・タターイ(CFMOTO Racing PrustelGP)がトップタイムとなった。

 Q2後半のアタックではタターイが1分41秒232までトップタイムを更新。このタイムが破られることはなく、タターイが初ポールポジションを獲得した。2番手はルーキーのディオゴ・モレイラ(MT Helmets - MSI)、3番手も同じくルーキーのアジとなった。

 Q2スタートだった佐々木は、最後のアタックで上位との差を詰めきれず、10番手タイム。決勝は4列目からとなった。

 
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順位 ライダー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Spain Carlos Tatay 8 1'41.232     153.271
2 Brazil Diogo Moreira 7 1'41.315 0.083 0.083 153.146
3 Indonesia Mario Suryo Aji 5 1'41.567 0.335 0.252 152.766
4 Spain Xavier Artigas 8 1'41.585 0.353 0.018 152.739
5 Italy アンドレア ミーニョ 6 1'41.594 0.362 0.009 152.725
6 Italy デニス フォッジア 7 1'41.674 0.442 0.080 152.605
7 Spain Sergio Garcia 8 1'41.811 0.579 0.137 152.400
8 Spain Izan Guevara 7 1'41.830 0.598 0.019 152.371
9 Turkey Deniz Öncü 6 1'42.203 0.971 0.373 151.815
10 Japan 佐々木 歩夢 6 1'42.268 1.036 0.065 151.719

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