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ドゥカティ、ジャック・ミラーとの契約を延長。2022年もバニャイヤとのコンビを継続へ

ドゥカティはジャック・ミラーとの契約延長を発表。2022年シーズンもミラーとフランチェスコ・バニャイヤによるコンビが継続されることになった。

Jack Miller, Ducati Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 MotoGP(ロードレース世界選手権)に参戦するドゥカティは5月25日、ライダーのジャック・ミラーとの契約延長を発表。2022年シーズンもミラーはドゥカティから継続参戦する。

 ミラーは2018年にドゥカティのサテライトチームであるプラマックへ加入。以後彼はファクトリーチーム昇格を目指してきたが、2021年にはようやくそのチャンスを手にした。しかしその契約期間は1年のみだった。

 そのミラーは今シーズン、開幕から第3戦までは厳しい戦いが続いていたが、第4戦スペインGPでキャリア初のドライコンディションでの優勝を記録。続く第5戦フランスGPでは連勝をマークする活躍を見せていた。

 そしてドゥカティの地元戦である第6戦イタリアGP開幕を控えた5月25日、彼らはミラーとの契約にあるオプションを行使し、契約の延長を発表した。

 なおチームメイトのフランチェスコ・バニャイヤも同じく今シーズンからファクトリーチームへ加わったが、彼は既に2年契約を結んでいるため、今回のミラーの契約延長によってドゥカティの2022年ライダーラインアップが決定したことになる。

 またドゥカティは、プラマックとの関係を2022年以降も継続することを近く発表する見込みだ。さらにライダーに関しても、1年契約となっているヨハン・ザルコとの契約延長が決定されるようだ。チームメイトのホルヘ・マルティンは2年契約のため、プラマックも陣容は固まっていることになる。

 ドゥカティのサテライトチームとしては他にエスポンソラマが存在するが、彼らは今シーズン限りでMotoGPクラス参戦を終える予定だ。ドゥカティ側は6台のマシンを走らせる体制維持を望んでおり、VR46チームやグレシーニとの交渉が行なわれていることが分かっている。

 

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