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加藤寛規、天気を味方に掴んだ1勝に「言葉がない」。若手の堤をベタ褒め【スーパーGT第6戦:GT300優勝記者会見】

スーパーGT第6戦SUGOのGT300クラスでは、2号車muta Racing GR86 GTが優勝。ドライバーの加藤寛規と堤優威が優勝会見で喜びを語った。

Yui TsuTsumi, Hiroki Kato, #2 muta Racing GR86 GT

写真:: Masahide Kamio

 スポーツランドSUGOで行なわれたスーパーGT第6戦SUGOの決勝レース。GT300クラスでは2号車muta Racing GR86 GTが優勝し、記者会見に臨んだふたりのドライバーからは喜びの声が聞こえてきた。

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#2 muta Racing GR86 GT

加藤寛規

「本当に言葉がないです」

「今年はクルマを変更しました。その中であまりテストもできず、僕としても上手く対応できていませんでした」

「その中でチームや堤(優威)選手にも迷惑をかけていましたが、レースを追うごとに手応えを掴んで、改善していくことができました。そして今回、雨になったことで相性の合わない部分が全て打ち消されて、非常に乗りやすいクルマになりました」

「僕らのチームはレースだけでなく、開発も少しやっているんです。雨の中をスリックタイヤで走った時のブレーキでは、そこがとてもアドバンテージになっていたと思いますし、僕も自信を持って走れる状態でした。ブリヂストンさんのウエットタイヤも非常に素晴らしくて、マシンパッケージだけでなく、荒れたレースでもフレキシブルな戦略が採れる非常に良いチームパッケージだったと心から感じました」

「上手く言えないですけど、とりあえずホッとしたという感じです」

「(―コンビを組む若手の堤について)GTでも予選で時々上位に来ていたので彼のことは気になっていましたし、何回かレースで一緒に走った時は、すごいスムーズに走るなと思っていました。速いというイメージです」

「なので、今年コンビを組んだ時も何の心配もしていませんでした。ただ、僕が思っていたクルマと全然違った一方で、彼はそうしたクルマで速く走れていたので、正解が分かっているという状態。あとは僕がそれをなぞるだけ……彼は良い教師でした(笑)」

「やはり彼はまだ若いので経験が少ないところもありますが、分析力があって感じ取るセンサーも良いですし、みんなが思っているよりも遥かに良いドライバーだと僕は思っています。だからGT500のチームのテストがあれば、乗らせてあげたいなと思いますね。多分、面白い結果になるんじゃないかと思います」

「(―次戦オートポリス以降に向けた意気込み)僕自身はランキングよりも、残り2戦でチームの底上げとクルマの開発を進めることを考えています。残り2戦なのでどこまでできるか分かりませんが、今はすごく良いチームになっているので、きっと前進させてくれるでしょう」

「また、チームと堤選手と頑張って、残り2戦で2回表彰台に上がりたいなと思います」

堤優威

「加藤選手からブッちぎりでバトンを受け継いで、無事トップチェッカーを受けれたことに僕もホッとしています」

「今年1年、チームとして新しいクルマをイチから開発してきました。ブレーキやタイヤに関してもまだまだ分からない部分はありましたが、加藤選手の第1スティントで(マシンは)非常に高いパフォーマンスを発揮してくれました。そこで大きなアドバンテージを得たことで、僕も安心して走れました」

「今年どこかで表彰台に乗りたいとは思っていましたが、今回まさかの優勝という形で終われて非常に嬉しいです」

「(―コンビを組むベテランの加藤について)加藤さんとは今年初めてコンビを組ませて頂きました。僕は一昨年〜去年辺りからGTに出始めましたが、彼はずっとロータスで活躍していたベテランで、去年も勝っています」

「今年GR86に変わってから、加藤さんは乗り方が合わなくて苦労されていました。その中で、僕の乗り方にアジャストして頂いて、すぐにしっかり走れるレベルに戻していました。引き出しが多い加藤さんから僕の知らないことを沢山教えて頂きましたし、人間性の面でもコース内外で沢山アドバイスを頂きました。なので、人生の先生としてすごい尊敬しています」

「本当に教えて頂くことばかりで、昨年は若手ドライバーのコンビ(三宅淳詞/244号車たかのこの湯 GR Supra GT)でしたが、彼のような人生経験、レース経験の豊富なドライバーと組むことで、僕自身もレベルアップできている1年だと感じています」

「(―次戦オートポリス以降に向けた意気込み)勝ったことでランキングでも少し順位を上げられたとは思いますが、次戦のハーフウェイト、最終戦のガチンコ勝負でなんとか前に行けるように、今回の結果を基にまたチームで一致団結して頑張りたいと思います」

 
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