速報ニュース
F1
新生アルファ・タウリ、レッドブルとの相乗効果をさらに加速へ
新生アルファタウリF1の代表であるフランツ・トストは、レッドブル・テクノロジーとの緊密な関係を活用できたことが、2019年シーズンにトロロッソ・ホンダとしてのパフォーマンスを向上させる鍵だったと語った。

Adam Cooper
編集: 2020/01/15 3:37
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

2019年シーズンのF1で、トロロッソ・ホンダは躍進を遂げた。コンストラクターズランキングは6位……チーム史上最高の成績である。これには、乱戦となったドイツGPでダニール・クビアトが3位に、ブラジルGPではピエール・ガスリーが2位にと、2度の表彰台獲得を果たしたことが大きく貢献している。同一シーズン中にトロロッソが複数回の表彰台を獲得したのも、これが初めてのことである。
トロロッソは、2018年シーズンからホンダのパワーユニット(PU)を使用。2019年からは姉妹チームのレッドブルも同じホンダPUを使い始めたため、多くのコンポーネントをレッドブルと共有することができた。このことが、パフォーマンスの向上に大きな役割を果たしたのは、間違いないようだ。
「我々のパフォーマンスが、レッドブル・テクノロジーとの協力関係による結果だというのは間違いない」
今季から新たに”アルファタウリ”と名称を変更する同チームの代表であるフランツ・トストは、motorsport.comにそう語った。
「レッドブル・テクノロジーには経験豊富なエンジニアがたくさんいる。そのことは忘れてはならない。私にとってはそれは、最高の”テクニカルオフィス”だ。少なくとも、3つのトップチーム同様非常に高いレベルだ」
「そのグループとの相乗効果によって、利益を手にすることができる。だからこそ我々は、それを行なうのだ」
「2020年も、彼らからリヤエンド一式を入手する。たとえ1年落ちであっても、レッドブルが昨年走らせた、リヤエンドとフロントサスペンションを使えることになるんだ」
「型落ちだとしても、それは我々にとってのアドバンテージになる。我々には潤沢な資金もないし、エンジニアもそれほど多くいるわけではない。それを使うことによって、パフォーマンスを改善するための、他のエリアに集中することができるのだ」
トスト代表は、2020年の中団グループの争いは、2019年シーズン以上に厳しいモノになると予想している。そして新レギュレーションが導入される2021年には、さらに激戦となることを覚悟しているようだ。
「誰もが、開発の手を緩めているわけじゃない」
そうトスト代表は語る。
「ライバルよりも、スピードアップできればいいと思っている。それは、新型車の競争力による部分も大きいだろう。そして、ホンダのPUがどれだけ進歩するかということも重要だ。しかし一般的なことを言えば、マシンのレベルは今は横並びだから、かなり良いパッケージを手にすることが必要なんだ」
「我々にはふたりの経験豊富なドライバーがいる。そしてホンダも、冬の間にパフォーマンスを向上させるため、懸命に働いている」
「2020年用マシンの、開発のバランスを見つける必要がある。しかし、2021年用マシンの研究開発にも注力しなければならない。だから、非常に難しいシーズンになるだろう」
「これは、財政的な部分に依る部分も大きい。そしてもちろん、トップ3チームはこの点で大きなアドバンテージを持っている。そのことは理解している。とはいえ、我々は2020年に良いマシンを手にし、そして2021年にも同じように良いマシンを登場させられることを期待している」
トスト代表はまた、クビアトとガスリーのコンビが、チームにもたらす知識について重要視している。クビアトは6年目、ガスリーは3年目のフル参戦シーズンを迎えることになる。
「経験面では、これまでで最高のドライバーラインアップと言えるだろう。状況によるけれども、2021年にはチームに若いドライバーを迎える可能性もある。でも今はその必要はない」
Read Also:
「現時点では、我々はこういった経験豊富なドライバーを抱える良いポジションにいる。レッドブル・レーシングで何かが起きた場合、彼らは我々が抱える、その経験豊富なドライバーを引き抜いていくことになる。そしてこのラインアップは、我々が仕事を始めていくにあたってのかなり良いポジションだと思う。柔軟性……それこそがまさにレッドブルが成し遂げたいことなんだ」
Read Also:
- ホンダF1、苦手サーキットの”克服”が2020年の課題
- レッドブル育成から外れても、再びチャンスが訪れる。クビアト「僕らが生き証人」
- 笹原右京起用のTEAM MUGEN中野監督「ホンダ全体を底上げするのに必要だった」
- ホンダと一緒に、夢を追う。フェルスタッペンは“21世紀のセナ”となる?
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 ルクレール、ブラジルGPのような同士討ちは「2度と起こらない」
次の記事 2年目のF1に挑むランド・ノリス。“やることリスト”をこなしてパワーアップ?
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Adam Cooper

アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」
F1
F1
日本GP
2024/04/15
アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」

鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」
F1
F1
日本GP
2024/04/12
鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」

F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン
F1
F1 2024/04/11
F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

More from
レッドブル

レッドブル、ローレン・メキーズ代表と2031年まで契約。復調で波に乗るチームの体制を固める
F1
F1
シンガポールGP
1 日前
レッドブル、ローレン・メキーズ代表と2031年まで契約。復調で波に乗るチームの体制を固める

連勝レッドブルは最強チームじゃない? フェラーリ代表語る「スタート直後の1コーナーをうまくやれていれば、我々が勝ったかもしれない」
F1
F1
シンガポールGP
1 日前
連勝レッドブルは最強チームじゃない? フェラーリ代表語る「スタート直後の1コーナーをうまくやれていれば、我々が勝ったかもしれない」

レッドブル、ADUO制度の微調整に向けFIAに協力「最初の評価には驚いた」
F1
F1
バーレーンGP
2 日前
レッドブル、ADUO制度の微調整に向けFIAに協力「最初の評価には驚いた」
最新ニュース

マルティン、残り5戦は安定して上位間違いない? 「高い競争力を発揮できる」と自信見せる
MotoGP
MGP MotoGP
インドネシアGP
1 時間前
マルティン、残り5戦は安定して上位間違いない? 「高い競争力を発揮できる」と自信見せる

ハースF1、ラファエル・カマラ起用を発表。エステバン・オコンの後任にフェラーリ育成のルーキーを据える
F1
F1 F1
シンガポールGP
11 時間前
ハースF1、ラファエル・カマラ起用を発表。エステバン・オコンの後任にフェラーリ育成のルーキーを据える

”阿吽の呼吸”で無線トラブルも乗り越えた絆。フェルスタッペン次期エンジニアに期待される能力とは
F1
F1 F1
シンガポールGP
13 時間前
”阿吽の呼吸”で無線トラブルも乗り越えた絆。フェルスタッペン次期エンジニアに期待される能力とは

ドゥカティ、激戦タイトル争いを勝ち抜く覚悟。アプリリアの”陣営一丸”チームオーダー発令を警戒「私でもそうするだろう」
MotoGP
MGP MotoGP
インドネシアGP
14 時間前
ドゥカティ、激戦タイトル争いを勝ち抜く覚悟。アプリリアの”陣営一丸”チームオーダー発令を警戒「私でもそうするだろう」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録