ハミルトン、マシン改善の兆しは見えず?「何を変えても、あまり違いを感じられない」
ルイス・ハミルトンは、メルセデスがマシンを改善するために行なっている変更は、必要としている進歩を実現する上で「何も役に立っていない」と語った。
写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images
メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1第3戦オーストラリアGP初日を首位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)から1.5秒遅れの13番手で終え、改善の兆しが見えてこないと語った。
ポーパシングの問題に引き続き悩まされているメルセデス。第3戦オーストラリアGPでは目立ったアップデートを行なわず、パフォーマンスを低下させることなく問題を克服するための適切なセットアップを見つけることに集中している。
しかしハミルトンによると、メルセデスの試みは功を奏しておらず、改善の兆しは見えていないという。
「今のところ、何を変えてもあまり違いがないんだ」と、初日の走行を終えたハミルトンは語った。
「だから難しいんだ。とても楽観的になって、変更を加えたとしても、それで改善するような気がしないんだ」
「FP2に入る時にいくつか変更を加えたんだ。FP1の方が良かったんだ。FP2は結局、僕にとっては少し難しくなってしまった。だから分からない。ただトリッキーなクルマなんだ」
ハミルトンは、今のペースでオーストラリアGPの週末に対応しなければならないという事実を受け入れていると語った。
「僕らにできることはあまりないんだ」
「だから、それ相応で走るしかないんだ。それはフラストレーションが溜まる。プッシュして、追い上げようとしているのに、まともにラップしても1.2秒遅れ。だから難しいんだ」
チームメイトであるジョージ・ラッセルは、今季最悪のポーパシングを経験したとしながらも、これは我慢しなければならないことなのかもしれないと話した。
FP2で11番手となったラッセルは「確かにポーパシングはひどいね」と語った。
「今までで一番厳しいかもしれない。でも、それが最速でコースを周る方法だと信じているから、当分は我慢するしかないと思っている。でも、もしかしたらそうじゃないかもしれない」
「データを掘り下げ、理解することが必要だ。セッティングは右へ左へと変わっていったが、どれも同じような結果になった。だから僕たちは物事を把握し、その理由を理解する必要があるんだ」
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