スーパーGT第7戦もてぎ予選レポート(GT500):19号車スープラの宮田が今季2度目のポール。ヨコハマユーザーがフロントロウ独占
スーパーGT第7戦の予選がツインリンクもてぎで行なわれ、19号車WedsSport ADVAN GR SupraがGT500クラスのポールポジションを獲得した。
写真:: Masahide Kamio
スーパーGTシリーズ第7戦の公式予選が11月6日にツインリンクもてぎで行なわれ、19号車WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋)の宮田が、第2戦富士以来今季2度目のポールポジションを獲得した。2番手には24号車リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/佐々木大樹)の佐々木がつけ、ヨコハマタイヤユーザーがフロントロウを独占した。
第4戦以来今季2度目の開催となるもてぎは、前日の搬入日から昼間は暖かい。気温18℃、路面温度29℃というコンディションの14時50分に始まった公式予選Q1は、セッションスタートと同時に19号車スープラがコースインしてタイヤを暖めていく。残り2分を切った時点で23号車MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)のクインタレッリが1分36秒台に入れて暫定トップに立った。しかし残り1分を切ったところで24号車GT-Rの高星が1分36秒602でトップを奪った。
ランキング実質2番手である17号車 Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)の塚越は高星と同タイムをマークしたが、先にそのタイムを出した高星がトップで塚越は2番手に。前回優勝し3連勝を狙う8号車ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)の野尻が3番手となり、これに12号車カルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴/松下信治)の平峰、16号車Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京/大湯都史樹)の笹原、19号車スープラの国本、23号車GT-Rのクインタレッリ、39号車DENSO KOBELCO SARD GT Supra(ヘイキ・コバライネン/中山雄一)の中山が続きQ1を突破した。
ポイントリーダーである1号車STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)の山本は、10番手にとどまりQ2進出はならなかった。
15時31分から始まったQ2では、残り2分を切った時点で24号車GT-Rの佐々木がQ1のトップタイムを更新する1分36秒071でトップに立った。しかし残り1分を切ったところで19号車スープラの宮田が1分35秒893で逆転しトップを奪う。その後はこのタイムを上回る車両はなく、宮田が第2戦富士以来今季2回目のポールポジションを獲得した。「朝の公式練習で初めて最下位となりましたが、(Q1の)トップはヨコハマ(ユーザーの24号車)だったのでチャンスはあると思っていました」と宮田は声を弾ませて喜びを表した。
2番手は24号車GT-Rでヨコハマタイヤユーザーがフロントロウを独占。3番手以下は8号車NSX、12号車GT-R、16号車NSX、39号車スープラ、17号車NSX、23号車GT-Rの順となった。
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