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フリー走行レポート

F1ドイツFP2:ルクレール首位。レッドブル・ホンダにとっては難しいセッションに

F1第11戦ドイツGPのフリー走行2回目は、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムをマークした。

Charles Leclerc, Ferrari SF90

 F1第11戦ドイツGPのフリー走行2回目が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップとなり、FP1に続いてフェラーリのワンツーとなった。

 ホッケンハイムリンクは、FP1から更に温度が上昇。気温37度、路面温度50度というコンディションでFP2のスタート時刻を迎えた。

 まずはマクラーレンのランド・ノリスがコースイン。ハース勢も続き、ケビン・マグヌッセンが1分16秒214をマークし、トップに立った。

 しばらくはこの3台のみが周回していたが、セッション開始から6分が過ぎるとトロロッソ勢を含めて少しずつコース上を走るマシンが増えていった。

 トップ3チームの中で最初に動いたのはフェラーリ。セッション開始から10分が過ぎた頃に、セバスチャン・ベッテルがミディアム、ルクレールがハードとタイヤを分けて走行を開始した。

 そのルクレールは、ブレーキペダルの感触について違和感を訴えながらも、1分14秒569でトップタイムを更新。ベッテルは0.235秒差で続いた。ルクレールはそのままピットへ帰還した。それと入れ替わるようにピエール・ガスリー(レッドブル)がミディアムタイヤで3番手につけた。

 メルセデスはセッション開始から18分が過ぎた頃、タイム計測を開始。ミディアムタイヤを履いたルイス・ハミルトンがリヤを滑らせながらも1分14秒456でトップへ。ハードタイヤのバルテリ・ボッタスは3番手となった。

 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、セッション開始から22分が経ったタイミングでようやくコースイン。1分14秒740でボッタスを上回り、3番手とした。

 一方、ボッタスは2度目のアタックでタイムアップ。ハミルトンのタイムに0.011秒差に迫ったが、その後ハミルトンも1分14秒074までタイムを更新し、その差が0.393秒に広がった。

 セッション開始から30分を過ぎると、ロマン・グロージャン(ハース)がソフトタイヤを投入。ハードタイヤでのタイムから約1.1秒タイムアップし、ハミルトンと0.105秒差の2番手に飛び込んだ。

 これを皮切りに、各車がソフトタイヤでの走行を開始。オーダーが目まぐるしく変わっていった。

 トップチームでは、ベッテルがまずソフトタイヤでアタックへ。1.3秒ほどタイムを上げて、1分13秒573でトップに立った。しかしそれをルクレールが上回り、トップタイムを1分13秒449とした。

 その後ろからアタックしたハミルトンは、セクター3で全体ベストを更新したものの、タイムアップは小幅に留まり3番手。ボッタスはセクター3でコースオフする場面もあり、4番手となった。

 レッドブルは、ソフトタイヤ最初のアタックを中断したガスリーが、タイム更新をせずピットイン。フェルスタッペンも無線で”パワーがない”と訴えた。トラブル原因はすぐに判明したようで、フェルスタッペンはピットに呼び戻された。

 セッション残り40分を切り、各車がロングランにプログラムを移行し始める中、フェルスタッペンとガスリーは共に走行再開。フェルスタッペンは5番手に浮上したが、ガスリーはここでもタイム更新せずにピットに戻った。

 ロングランでは、多くのマシンがソフトタイヤをチェック。15周前後でタイヤを変え、別のタイヤに切り替えていった。ガレージに居る時間が長くなっていたレッドブル勢も、残り時間22分頃からようやくロングランを開始した。

 セッション残り18分には、ピットレーン出口でスタート練習をしようとしたニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)のギヤがスタックし立ち往生。ピットレーンではリバースギヤが使えないため、その後ろにつけたノリスも動けず、スタッフがマシンを押し戻す事になってしまった。

 さらにその直後には、ソフトタイヤでロングランを始めていたガスリーが最終コーナーで挙動を乱し、マシン左側面をウォールにクラッシュ。これでセッション残り15分で赤旗中断となった。

 残り時間9分からセッション再開。満足にロングランが出来ていないフェルスタッペンが真っ先にコースインしていった。

 各車が決勝に向けたデータ収集を進める中でセッションは終了。トップはルクレール、2番手にベッテルがつけ、FP1に続きフェラーリがワンツーとなった。

 メルセデスはハミルトンが3番手、ボッタスが4番手。フェラーリ勢よりもソフトタイヤでの伸びしろが少なかったのが気になるところだ。

 レッドブルは、フェルスタッペンが5番手。スムーズに予選シミュレーションができたわけではなく、ガスリーがクラッシュを喫したこともあって、ライバルたちに比べロングランのデータ量が少ないのが不安要素だと言える。

 中団チームでは、グロージャンが6番手。レーシングポイントのランス・ストロールが7番手につけた。カルロス・サインツJr.が11番手、ノリスが16番手と、好調が続いていたマクラーレンがトップ10圏内からこぼれるなど、ここ数戦とは違った勢力図となっているようだ。

 トロロッソ・ホンダはダニール・クビアトが12番手。アレクサンダー・アルボンが14番手となっている。

【リザルト】F1第11戦ドイツGP:フリー走行2回目

順位 ドライバー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Monaco シャルル ルクレール 33 1'13.449     224.188
2 Germany セバスチャン ベッテル 30 1'13.573 0.124 0.124 223.810
3 United Kingdom ルイス ハミルトン 30 1'13.595 0.146 0.022 223.743
4 Finland バルテリ ボッタス 30 1'14.111 0.662 0.516 222.185
5 Netherlands マックス フェルスタッペン 23 1'14.133 0.684 0.022 222.119
6 France ロマン グロージャン 33 1'14.179 0.730 0.046 221.981
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