F1角田裕毅・北京五輪”金”の小林陵侑が特別対談。世界相手に戦う若者の気分転換は”バトルロイヤル”?
北京オリンピックで金メダルを獲得したスキー・ジャンプ選手の小林陵侑と、わずか20名の狭き世界で挑戦を続けているF1ドライバーの角田裕毅。”超一流”レッドブル・アスリートでありつつも、全く異なるカテゴリーで戦うふたりだが、普段の趣味は案外近かったようだ。
写真:: Red Bull Japan
レッドブルは、F1の角田裕毅とスキー・ジャンプの小林陵侑という、共に世界を舞台に活躍するアスリート2名の特別対談を実施。公開されたその模様から、彼らトップアスリートの共通点が見えた。
F1に参戦する角田と、今や金メダリストとなった小林。ふたりは日本を代表するスポーツ選手であると同時に、レッドブル・アスリートでもある。
レッドブルは今回、ふたりの対談を実施(※収録は北京五輪前)し、その内容が公開された。トップアスリートふたりに共通のテーマやプライベートな事柄など、彼らの魅力が伝わってくる対談となっている。
対談の冒頭では、現在の趣味についての話題に。両者ともゴルフにハマっているといい、角田は”道具”を使うゴルフと、F1そしてスキーというスポーツに共通性を感じている様子だった。
そして最近の若者らしく、2人ともビデオゲームにも熱中。角田は『Apex Legends』、小林も『荒野行動』と、どちらもFPS・バトルロイヤル系(ファーストパーソン・シューティング/主観視点でのシューティングゲーム)を好んでいるという。
角田は『エイペックスめっちゃやる(笑)。エイペックスはもう(夢中になり過ぎてる)。イラッとすると、コントローラー投げて、部屋に2個ぐらい穴が空いてる(笑)』とその熱中ぶりを披露。リフレッシュに使える存在だと語っていた。こうしたゲームは現在、eスポーツとしても広く受け入れられており、動画配信なども活発に行なわれている。
スキージャンプにおける練習の“イメージ“から動きの観察という部分に話が飛んだ際、角田はそうしたプロの”eスポーツ”動画を視聴し、上手いプレイを“真似”しようとしていると、アスリートらしい面を覗かせた。
小林:さっきも一緒に映像を見てたけど、普段から映像をよく見るの?
角田:そうだね。どうスタートしているか? どんな動きをしているのか? 暇があれば。だいたいYouTubeで見てるんだけど、レースも重要だけどゲームも重要だから(笑)。エイペックスのプロのプレイスタイルをよく見て、上手いプレイを見て、それでゲームしたくなってマネするんだけど…… 全然できない(笑)。マネしようとした瞬間即死でイラってゲームやめて、YouTube見てまた上手いプレイをマネしようとする。その繰り返し(笑)
最後は「いつか配信とかして、プロのeスポーツアスリートとプレイしてみたい」とも口にした角田。F1ドライバーではランド・ノリス(マクラーレン)などがゲーム好きで知られており、Twitchでの配信なども実際に行なっている。
角田は2021年にF1デビューを果たした際に、当初はプレイステーションを毎日プレイしていたと語っていた。ただ収録が行なわれたのは昨年の夏であり、角田はその頃にイタリアに拠点を移した。拠点を移した後はゲームに熱中する時間が極端に減り、その分をトレーニングなどレースに向けた準備に充てていると角田は以前語っていた。さて、果たして今はどうだろうか?
対談の模様は、レッドブルの公式ページに掲載されている。
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