予選レポート
F1 第14戦イタリアGP
F1イタリアGP予選:大渋滞で締まりのないQ3に。ルクレールPP、アルボン8番手
F1イタリアGPの予選が行われ、フェラーリのシャルル・ルクレールが今季4回目のポールポジションを獲得した。
戎井健一郎
編集: 2019/09/07 18:04
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

F1第14戦イタリアGPの予選がモンツァ・サーキットで行われた。ポールポジションを獲得したのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)で、タイムは1分19秒307だった。
フリー走行は雨絡みのセッションが多かった中、3セッションともにフェラーリ勢がトップタイムを記録。ただ同じ高速サーキットであるベルギーGPほどのアドバンテージはなく、メルセデス、レッドブルがそれに肉薄するタイムを記録していた。
予選セッションは気温22℃、路面温度34℃というコンディションの下で行われた。
Q1:フェルスタッペンにトラブル発生! ルノー勢が健闘
ロバート・クビサ(ウイリアムズ)を先頭に、3強とルノーを除く12台がコースインし、最初のタイムアタックへと向かっていった。一通りタイム計測が終わった段階で、今回が母国GPとなるアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)が1分20秒657でトップに立った。
その後、上位勢もマックス・フェルスタッペン(レッドブル)以外がコースに出た。フェルスタッペンはパワーユニット(PU)交換によるグリッド降格ペナルティが確定している。なお、フェラーリの2台のみがミディアムタイヤを履いてコースに出た。
FP3から速さを見せていたルノー勢がここで好タイムを記録。ニコ・ヒュルケンベルグは1分20秒155でトップタイムをマークし、メルセデスの2台はこれを上回ることができなかった。しかし、ミディアムタイヤのシャルル・ルクレール(フェラーリ)が意地を見せ、2回目のアタックで1分20秒126を記録してトップに立った。
Q1も残り5分を切ったところで、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)のマシンがスローダウン。コース脇にマシンを止めてしまい、セッションは赤旗中断となった。
ペレスの車両は迅速に回収され、セッション再開。残り3分頃から各車一気にコースインしていった。脱落圏内に近い位置にいたハースの2台、ケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンが揃ってタイムを更新。しかし、最後にランス・ストロール(レーシングポイント)が1分20秒643を記録して12番手にジャンプアップしたため、グロージャンのノックアウトが確定した。
フェルスタッペンはタイムを出すためにコースに出たが、PUに何らかのトラブルが起きたのか失速。決勝に向けて不安の残る事態となった。
最終的にQ1トップはルクレール。ルノー勢はヒュルケンベルグが2番手、ダニエル・リカルドが5番手に食い込んできた。なお、Q1脱落となったのはグロージャン以下、ペレス、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)、クビサ、フェルスタッペンとなった。
Q2:ハミルトンがトップタイム。トロロッソは2台脱落
フェラーリを含め、全てのマシンがソフトタイヤを履いてコースに出ていった。各車1回目のアタックを終えた段階で、ルクレールが1分19秒553でトップに立ち、そこに僅差でルイス・ハミルトン(メルセデス)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が続いた。ここでもリカルドは4番手に入り、バルテリ・ボッタス(メルセデス)のタイムを上回った。
キミ・ライコネン(アルファロメオ)だけはレズモでコースオフしたことにより、唯一タイムを計測することができないままピットへと戻っていった。
一旦全車がピットに戻りサーキットは静寂に包まれていたが、残り2分で15台が一気にコースイン。各車数珠つなぎとなってアタックラップに向かっていった。
まずは隊列の先頭にいたアレクサンダー・アルボン(レッドブル)が単独走行でタイムを刻むが、ベストラップ更新はならず。11番手と脱落圏にいたストロール、そしてノータイムだったライコネンがトップ10に。マグヌッセンとダニール・クビアト(トロロッソ)が弾き出されてしまった。
ハミルトンは最後のアタックで1分19秒464を記録し、トップタイムをマークした。Q2脱落となったのは11番手から順に、ジョビナッツィ、マグヌッセン、クビアト、ランド・ノリス(マクラーレン)、ピエール・ガスリー(トロロッソ)となった。
Q3:大渋滞でほとんどのマシンが最終アタックできず……ルクレールが今季4度目のPP
ポールポジションを決する12分間のQ3。先行車のスリップストリームを有効に使いたいこともあり、各チームが牽制し合いながらのアウトラップとなったが、最終的にベッテルが先頭でアタックに入っていった。
まずはベッテルが1分19秒457でトップに。しかし、ルクレールが1分19秒307でそのタイムを上回った。その後ハミルトンが1分19秒346で2番手、ボッタスが1分19秒354で3番手に入ったが、ライコネンがパラボリカでクラッシュしたことによりセッションは赤旗中断となった。その後約10分間の中断を経て、残り6分35秒から再開された。
残り2分というギリギリのタイミングで、例によって各車が一斉にコースへ。しかし、互いに牽制しながらスロー走行を続けた結果、先頭を走っていたカルロス・サインツJr.(マクラーレン)とルクレール以外はアウトラップの段階でチェッカーフラッグを受けてしまい、タイム計測ができないという事態に陥ってしまった。
最後は締まりのない展開になってしまったが、ルクレールの2戦連続ポールポジションが決まりティフォシは大興奮。2番手以下はハミルトン、ボッタス 、ベッテルというオーダーとなり、好調ルノー勢がグリッド3列目を獲得した。7番手以下はサインツJr.、アルボン、ストロール、ライコネンとなった。
【リザルト】F1第14戦イタリアGP予選結果
順位 ドライバー 周回数 タイム 差 前車との差 平均速度 1 シャルル ルクレール 6 1'19.307 262.962 2
ルイス ハミルトン 6 1'19.346 0.039 0.039 262.833 3
バルテリ ボッタス 6 1'19.354 0.047 0.008 262.807 4
セバスチャン ベッテル 5 1'19.457 0.150 0.103 262.466 5
ダニエル リカルド 5 1'19.839 0.532 0.382 261.210 6
ニコ ヒュルケンベルグ 5 1'20.049 0.742 0.210 260.525 7
カルロス サインツ Jr. 6 1'20.455 1.148 0.406 259.210 8
アレクサンダー アルボン 4 9
ランス ストロール 2 10
キミ ライコネン 2 フルリザルトを見る
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 F1イタリア予選速報:ルクレールが2連続ポール! レッドブルのアルボンは8番手
次の記事 イタリアGP予選Q3の低速走行で3名に戒告処分。グリッド降格は無し
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment
More from
戎井健一郎

DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ
スーパーGT
スーパーGT
第6戦:SUGO
4 日前
DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ

タイヤ無交換で19番手から2位! GT300王座争い大量リードのリアライズ。しかしオリベイラ「こんな“ジョーカー”毎戦使うわけにはいかない」
スーパーGT
スーパーGT
第6戦:SUGO
5 日前
タイヤ無交換で19番手から2位! GT300王座争い大量リードのリアライズ。しかしオリベイラ「こんな“ジョーカー”毎戦使うわけにはいかない」

GT500ホンダ陣営、怒涛の3連勝でプレリュードは“シビック超え”。ランキングも2〜4番手に「最強パッケージに全力でチャレンジしていく」
スーパーGT
スーパーGT
第6戦:SUGO
5 日前
GT500ホンダ陣営、怒涛の3連勝でプレリュードは“シビック超え”。ランキングも2〜4番手に「最強パッケージに全力でチャレンジしていく」
最新ニュース

あんなヤツ、出場停止だろ! ノリス、魚雷アタックのコラピントに怒り爆発「F1ドライバーにふさわしくない」
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
2 時間前
あんなヤツ、出場停止だろ! ノリス、魚雷アタックのコラピントに怒り爆発「F1ドライバーにふさわしくない」

トヨタ、水素レースプロジェクトMissionH24に水素”レーシングエンジン”供給へ……中嶋一貴「耐久レースにおける可能性を拡大する」
WEC
WEC WEC
Fuji
6 時間前
トヨタ、水素レースプロジェクトMissionH24に水素”レーシングエンジン”供給へ……中嶋一貴「耐久レースにおける可能性を拡大する」

フェルスタッペン、予選でクラッシュのアントネッリを擁護「みんな彼が何歳なのか忘れている」
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
6 時間前
フェルスタッペン、予選でクラッシュのアントネッリを擁護「みんな彼が何歳なのか忘れている」

予選中止は良かった? 悪かった? トヨタ勢2台で意見分かれる……平川亮「どっちかわからない」 小林可夢偉「トップ集団を狙えたかも!」
WEC
WEC WEC
Fuji
7 時間前
予選中止は良かった? 悪かった? トヨタ勢2台で意見分かれる……平川亮「どっちかわからない」 小林可夢偉「トップ集団を狙えたかも!」
Widget prime_content_fullwidth doesn't have content
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録