ホンダ田辺テクニカルディレクター、ハンガリーGPへ意気込み「前半戦をいい形でしめくくれるように」
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターが、F1ハンガリーGPに向けてコメントを発表。ハンガリーGPを力強く戦い、良い形で前半戦を締めくくりたいと語った。
2021年のF1前半最終戦ハンガリーGPが、今週末にハンガロリンクを舞台に行なわれる。
前回は角田裕毅(アルファタウリ)が獲得した1ポイントのみに終わったホンダのパワーユニット(PU)ユーザー勢。今回はなんとか大量ポイントを手にして、夏休みを迎えたいところだ。
このハンガリーGPに先立ち、ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、プレスリリースにコメントを寄せた。
「先日の英国・シルバーストーンのレースでは、ポールポジションからスタートしたレッドブルの(マックス)フェルスタッペン選手が他車との接触で1周もせずにリタイアという、非常に残念な結果になりました。初のスプリント予選が導入されるなど、新たな試みがあったシルバーストーンの週末は、我々ホンダ勢にとって難しい展開となってしまいました」
そう語る田辺テクニカルディレクターは、ハンガロリンクはオーバーテイクがしにくいため、予選順位が重要になると指摘する。
「今週末は気持ちを切り替え、前半戦最後の戦いのためにハンガリー・ブダペストに向かいます」
「ここまで、フランス、オーストリア、英国と、高速サーキットでのレースが続きましたが、今回の舞台となるハンガロリンクは一転して、低速かつテクニカルなサーキットです。ストレートが短く、低速コーナーが多く配されているレイアウトになっており、オーバーテイクが難しいため、予選でのポジションがとても重要になります」
しかもハンガリーGPは真夏開催。灼熱のコンディションに、ドライバーもマシンも耐えなければならない。そういう意味でも、厳しい週末となる。
「例年真夏の暑い中で開催されるのに加えて、車速が遅いことから冷却性能に厳しいこともハンガリーの特徴となります」
「F1サマーシャットダウン前最後となるハンガロリンクでのレースをいい形で戦えるように、そして前半戦をいい形で締めくくれるように、十分に準備を進めていきたいと思います」
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