ペレスが渾身の逃げで今季初優勝。アロンソは紆余曲折も3位。角田11位で惜しくも入賞逃す|F1サウジアラビアGP決勝速報
F1サウジアラビアGPの決勝レースが行なわれ、レッドブルのセルジオ・ペレスが今季初優勝。フェルスタッペンが2位にリカバリーし、アロンソはレース中にペナルティを正しく消化しなかったとして、レース後に10秒のタイム加算ペナルティを受けたが、抗議の結果このペナルティは取り消され、3位を手にした。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
F1第2戦サウジアラビアGPの決勝レースが行なわれ、レッドブルのセルジオ・ペレスが優勝。チームメイトのマックス・フェルスタッペンは、15番グリッドからのスタートながら、2位でのフィニッシュを果たした。
まさにレッドブルの異次元の走りだった。レッドブルのふたりは1-2体制を築くと、後続よりも1周あたり1秒以上速いペースで周回を重ねた。
終盤はこのふたりの一騎打ちの展開。しかしペレスが最後まで凌ぎ切り、トップチェッカー。今季1勝目を上げた。フェルスタッペンは一時ペレスまで4.4秒というところまで近づいたものの、ドライブシャフトに違和感があると訴えてペースを落とし、ペレスを追いきれなかった。とはいえ2位という結果は、予選でのトラブルからしっかりとリカバリーしてみせた格好だろう。
アロンソは開幕戦に続き3位表彰台を獲得。アロンソはこれで自身通算100回目の表彰台獲得ということになった。アロンソはレッドブルには大きな差をつけられたものの、メルセデス以下を寄せ付けず一人旅。スタート直後にはペレスの前に立ち、先頭を走るシーンもあった。
ただアロンソはレース中にペナルティを正しく消化しなかったとして、10秒のタイム加算ペナルティを科され、4位に降着。メルセデスのジョージ・ラッセルが3位表彰台を獲得した。
ただその後アストンマーチンの抗議が認められ、アロンソへのペナルティが取り消しに。結局アロンソが3位、ラッセルが4位という最終結果となった。
5位にはもう1台のメルセデス、ルイス・ハミルトンが入った。フェラーリ勢がその後6-7位、アルピーヌも8-9位とダブル入賞を果たした。
アルファタウリの角田裕毅は、渾身の走りを披露。ハースのケビン・マグヌッセンを抑え続けた。しかし残り4周というところでマグヌッセンがオーバーテイク。結局マグヌッセンが10位で入賞の最後の1枠を確保し、角田は11位でのフィニッシュとなった。
※アロンソのペナルティ関係の紆余曲折を受け、一部加筆修正しています。
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