「ハミルトンも”非常に狡猾な”走りをしている」レッドブル代表、フェルスタッペンへの批判受けチクリ

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、タイトル争いのライバルであるルイス・ハミルトンについて”狡猾”な走りをしていると評した。

「ハミルトンも”非常に狡猾な”走りをしている」レッドブル代表、フェルスタッペンへの批判受けチクリ
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 F1の長いシーズンも、ついに最終戦アブダビGPを残すのみとなった。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(メルセデス)によるタイトル争いは同点で最終戦にもつれ込むという、F1史上でも類を見ない激しさとなっている。

 そして彼らのは戦いが激しくなるにつれて、コース上でのバトルにおける接触も増え、監視の目が厳しくなるとともに、そのアプローチの違いにも注目が集まっている。先日行なわれた第21戦サウジアラビアGPでも彼らは何度も交錯し、接触も発生。コース内外で口撃の応酬が続いている。

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 特にフェルスタッペンはそのアグレッシブなドライビングによって、ホイール・トゥ・ホイールのバトルで”ボーダーライン”を超えていると指摘されている。一方でハミルトンは、”混じりけのない”ドライバーでありたいと話してきた。

 ともすれば”危ない”フェルスタッペンと、王者らしく分別のあるドライビングをするハミルトン……といった風にも見られてしまいがちな2人。こうした周囲の見方についてレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は反論。ハミルトンは”狡猾に”リスクを冒しているのだと主張した。

 フェルスタッペンだけが接触のリスクを冒してレースに挑んでいるという見方への考えを訊かれたホーナー代表は、「ルイスの最終コーナーへの進み方を見てもらいたいね。彼はマックスを同じように押しやっている」と答え、次のように続けた。

「カートをはじめとして、どんなカテゴリーでもレースをしてきたドライバーなら誰しも、あれがハードなレースだと分かっているはずだ。子どもたちはキャリアを通じて、そういったレースをしてきた」

「ルイスは時々、非常に狡猾なやり方をする。最終コーナーでマックスをワイドに走らせたのを見て欲しい。他のコーナーでも、ターン1のように押し出している」

「そうして、このふたりは細かなマージンを巡って争っていて、限界を押し上げてている。もし彼らをワイドに走らせたくないのなら、グラベルトラップでも設置すればいいだろう」

 サウジアラビアGPで発生した接触については、フェルスタッペンに対してペナルティが科され、レースもハミルトンが優勝。ふたりは最終戦に、同ポイントで臨むことになった。

 タイトル争いが決着する最終戦に向けては、この激しいライバル関係の中でさらに緊張が高まることになるだろう。ただホーナー代表はふたりのドライバーを巡る状況にはあまり心配していないようだ。

「”勝者総取り”だと思う。違うかい?」と、ホーナー代表は言う。

「先にフィニッシュしたほうが世界チャンピオンとなる。1回限りの勝負だ」

「我々はもう一度ルイスを倒す必要がある。パフォーマンスの面では、ここ3レースではメルセデスが勝って弾んでいる。アブダビでも非常に競争力は高いだろう」

「(サウジアラビアでは)我々は彼らが大きなアドバンテージを持っていると予想していたし、懸命に戦った。サウジを攻めていったし、マックスは週末を通じて傑出した走りだったと思うよ」

 
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