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バーレーンGP予選で苦戦のマクラーレン、その原因を語る。マシン特性は“バルセロナ向き”だった?

マクラーレンは、先週のテストで発生した問題にサーキットとの相性の悪さが重なったことで、バーレーンGPで苦しい週末を過ごすことになったと考えている。

Lando Norris, McLaren MCL36

写真:: Steven Tee / Motorsport Images

 F1開幕戦バーレーンGPで特に苦戦したチームのひとつであるマクラーレン。彼らはグリップ不足に苦しめられた結果、ランド・ノリスが13番手、ダニエル・リカルドが18番手に終わり、共にQ3進出を逃した。

 2月のバルセロナテストの段階では、フェラーリと肩を並べるほどのパフォーマンスがあると考えられていたマクラーレンだったが、いざ開幕してみると予選でポールポジションを獲得したフェラーリとは対照的な滑り出しとなっている。これに関してテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、ニューマシンが特に低速コーナーに適していないなど、いくつかの要因が考えられると語った。

「バルセロナは我々にとってかなりポジティブなコースだったし、我々が現在持っている強みを発揮できるコースだと思う」とキーは説明する。

「ここに来て、驚いたと言わざるを得ない。厳しい週末になっているし、先週はブレーキに問題があってまともなテストができなかったので、間違いなく後手に回っている」

 キーが語るように、マクラーレンは開幕直前に行なわれたバーレーンテストでブレーキのオーバーヒートに悩まされ、十分な走行ができなかった。キー曰く、このテストで予定していたプログラムをこなすことができなかったことが大きな影響を及ぼしたと語った。

「フロントブレーキの温度は少し厳しいことになるとは思っていたが、予想外のレベルまで上がってしまった。そのため、修正するために多くの学習と時間が必要だった」

「もちろん、我々はガレージにこもり、安定した温度で走れるマシンにするために取り組んできた。だから我々はバーレーンに向けての最適化ができなかった。やろうとしていたことが何ひとつできなかった訳だからね」

「周回を重ね、信頼性でも問題なく走れるようになった。しかし、ドライバーにマシンの感覚を掴んでもらったり、新しいセットアップを煮詰めたりする時間がなかった。だから、我々は後手に回ってしまったんだ」

 このように、テストでのトラブルが開幕戦での不調に繋がっていると語るキーだが、マクラーレンMLC36がグリップ不足であることも認めた。

「パフォーマンスの面で『全て完璧だ』などと言うつもりはない。なぜなら、このサーキットでは特に我々の弱点が強調されているんだ」

「マシン自体、プラットフォーム自体はうまくいっている。メカニカル面にも問題ない。空力に関してもやるべきことをやっている」

「ドライバーたちは、これまでのように何か極端なものを見つけ出している訳ではない。だから、その点ではずっと安定している」

「メカニカル面でも、空力面でも、もっとグリップが必要だ。そしてバルセロナではその症状があまり現れなかった。なぜなら、あそこのコーナーの性質は、ここのコーナーの性質よりも我々のマシンとの相性が良いからなんだ」

 
 
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