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新しいタイヤは、F1を面白くする? サインツ「よりハードに攻められるようになるはず」

フェラーリのカルロス・サインツJr.は、ピレリの新しい18インチタイヤなら、ドライバーがよりハードにプッシュすることができるようになると考えている。

Carlos Sainz Jr., Ferrari F1-75, leaves the garage

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 今季から、F1マシンのホイールリムは18インチに変更され、それに合わせてタイヤにも変更が加えられている。ドライバーたちは、プレシーズンテストでの走行を経て、こうした変更をポジティブに捉えているようだ。

 昨年から、ミュールカーを使って18インチタイヤのテストは行なわれてきたが、バルセロナでのプレシーズンテストで初めて、各チームが2022年のマシンと18インチホイール、新タイヤでの走行を行なった。

 多くのチームが、マシンが激しく上下動してしまう”ポーポイズ現象”に苦しんだこともあり、テストで新しいホイールとタイヤが話題となることはあまりなかった。

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 しかし個人最多の236周を走り込んだカルロス・サインツJr.(フェラーリ)は、ここ数シーズンにわたってドライバーたちが求めてきたより激しいレースが、新しいタイヤによって可能になると考えている。

「昨年はかなり多くの(タイヤ)テストを行なったし、合計で3~4日はコンパウンド(の開発)に使ったと思う」

 そうサインツJr.は語った。

「新しいタイヤは、新世代のマシンによく合っているようで、少なくとも少しプッシュできるようになったようだ」

「これまでの年と比べると、オーバーヒートもデグラデーションも少なくなっていると思う。それでもまだデグラデーションはあるし、オーバーヒートするタイヤであることに変わりはないんだけど、僕個人としては、少し良くなっていると感じている。ピレリが昨年行なった作業や開発が、少し報われ始めているようだ」

 また、サインツJr.はコンパウンド間のラップタイム差がより大きくなる可能性があると指摘した。

「コンパウンドに関しては、かなりステップアップしていると思う。例えば近年C2、C3、C4のタイヤはそれぞれ非常に似ていた」

「少なくともバルセロナでは、コンパウンドごとにグリップが大きく変化しているようだった。だからレースでは少し混戦になるかもしれない。そういう意味では、昨年と比べて違いがあるんだ」

 バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)は、ミュールカーと比較して、2022年のマシンではタイヤがより効果的に機能しているように思えると話した。

「実際、期待していたよりも少し良いフィーリングだったと言わざるを得ないね」

「昨年末のアブダビでのタイヤテストで感じたことがベースになっている。アブダビではグレイニング(ささくれ摩耗)がかなり出ていたが、ここではそれがほとんど出ていない」

「僕がこれまでに走った周回数は限られているけど、タイヤは実際OKだった。でもバーレーンではもっと良く見えてくるはずだ」

 一方、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、バルセロナのコンディションが、新しいタイヤにとって都合が良かったのではないかと、注意を促している。

「ワーキングレンジ(作動温度領域)が少し、寛容になっているようだ」

「でもここ(バルセロナ)は今、とても寒いからなんとも言えないね」

「それにこの時期のバルセロナは、いつもとてもいい感じなんだ。バーレーンで気温が上がったらどうなるかわかると思うけど、今はかなりポジティブだ」

 アストンマーチンのランス・ストロールは、他のドライバーと比べてタイヤに対して良い印象を持っていないようだ。

「僕としては、タイヤの挙動はこれまでと非常によく似ていると思う」とストロールは語った。

「ロングランでは、タイヤのオーバーヒートと、デグラデーションを感じた。これまでと同じだ」

 これまでは、ドライバーたちがタイヤをセーブしようとするあまり、動きが見られないレースとなったこともあった。バトルの活性化を目指した新しい規則の狙いが達成されているのかどうか、バーレーンで行なわれる次回のプレシーズンテストでより見えてくるはずだ。

 
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