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ファン・パブロ・モントーヤの息子セバスチャンがレッドブルジュニアに加入。2023年はF3にステップアップしF1目指す

元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤを父に持つセバスチャン・モントーヤが、2023年からレッドブルジュニアチームの一員となることが明らかにされた。

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 これまでF4やフォーミュラ・リージョナルなどに参戦してきた17歳の若手ドライバー、セバスチャン・モントーヤが、2023年からレッドブルジュニアチームに加入することとなった。

 彼の父は、かつてF1で通算7勝を記録したファン・パブロ・モントーヤ。元F1ドライバーのDNAを持つセバスチャン・モントーヤはこれまでレッドブルアスリートだったが、この度正式に育成ドライバーの一員となった。

 彼は2020年に4輪カテゴリーにステップアップすると、ドイツのADAC F4やイタリアF4に参戦。2021年はイタリアF4でランキング4位となった。2022年はフォーミュラ・リージョナルに昇格し、ヨーロッパ選手権では年間13位という成績を残している。また同年にはFIA F3にカンポスからスポット参戦し、出場した2戦で共にポイントを獲得してみせた。

 レッドブルのアドバイザーであり若手育成を取り仕切るヘルムート・マルコはドイツの自動車誌のインタビューの中で、モントーヤがF3にステップアップすることを明言しているが、現時点で正式なシートは発表されていない。なお冬の間はフォーミュラ・リージョナルの中東選手権に参加する予定だ。

 モントーヤは2022年シーズンのF3ポストシーズンテストにハイテックから参加。共に参加したガブリエーレ・ミニは2023年の正ドライバーとなることが既に発表されている。

 レッドブルジュニア加入に際し、モントーヤはインスタグラムに次のように投稿した。

「レッドブルジュニアチームの一員になったことを発表できてワクワクしている」

「これまではレッドブルアスリートとして活動していたけど、今後は最終目標であるF1に向けて共に歩んでいくことになる」

 レッドブルはモントーヤ以外にも、シングルシーターで活躍する有力ドライバーを次々獲得している。直近では2022年のFIA F2でランキング8位となったエンツォ・フィッティパルディがレッドブルファミリーの一員に。FIA F3でタイトル争いを演じて注目を集めたゼイン・マロニーも、レッドブルジュニアに加入してF2を戦う運びとなった。

 またF2では既にレッドブルジュニアとして活動しているデニス・ハウガー(MPモータースポーツに移籍)や岩佐歩夢(DAMSに残留)の継続参戦が決まっており、ユアン・ダルバラ、アイザック・ハジャー、ジャック・クロフォードらもそこに加わる見込み。F1昇格に向けた争いは一層激しさを増すことになりそうだ。

 
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