アルファタウリ代表、ガスリーの成長を賞賛「シーズン序盤と比べても、大きく進歩している」
アルファタウリのフランツ・トスト代表は、ピエール・ガスリーについて「常にパフォーマンスを向上させている」と賞賛した。

2021年シーズンも高いパフォーマンスを発揮し続けているピエール・ガスリーについて、アルファタウリのフランツ・トスト代表は、また大きく一歩成長したと語った。
第19戦サンパウロGPでアルピーヌ勢を抑え、7位を獲得したガスリー。この結果、コンストラクターズランキング5位を争うアルファタウリとアルピーヌは同ポイント(112ポイント)で並ぶことになった。
第20戦カタールGPでも、金曜フリー走行2セッションで2番手タイムを記録し、好調な滑り出しを見せている。
レッドブルを離れた2019年シーズン後半から、安定して結果を残し続けているガスリー。92ポイントを獲得し、アルファタウリを牽引している彼を、チーム代表のトストは高く評価している。
トストは「ピエールは常にパフォーマンスを向上させている」と語った。
「なぜなら、今の彼をシーズン初期と比較すると、コックピット内での振る舞いや技術面での理解など、またひとつ大きな進歩を遂げたからだ」
「彼は予選ラップで何度もマップを変えている。これは彼がいかに成熟しているか、マシンの技術をいかによく理解しているかを示している。マシンとパワーユニットは非常に複雑だからだ」
「予選ラップ中にいくつかのモードを変更することでパフォーマンスを向上させることができ、彼は素晴らしい方法でそれを実行したため、(サンパウロGPのノックアウト予選)5番手となったのだ」
トストは、現時点ではアルピーヌのマシンよりもアルファタウリの方が速いことは明らかだと認めつつ、エステバン・オコンがハンガリーGPを制するなど、1レースで状況が大きく変わりうると警戒している。
「本来であれば、スクーデリア・アルファタウリがこのポジションに落ち着くべきなのだ。私の意見では、我々のクルマの方が速いからね」
「我々にはふたりの素晴らしいドライバーがいて、チームは素晴らしい仕事をしている。しかし、アルピーヌはブダペストで大量のポイントを獲得したので、何が起きるか分からない。つまり1レースで全てが変わってしまうんだ」
「だから数字的な状況がはっきりしない限り、決して自分たちが前にいるとは言えないんだ」
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