写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
F1イギリスGPの初日の走行が終了。角田裕毅(アルファタウリ)はFP2で16番手に終わるなど、厳しい戦いを強いられている状況だ。
今回のイギリスGPは気まぐれなブリティッシュウェザーの影響でFP1が雨となり、多くのドライバーが走行を控えた。角田も5周を走行するにとどまり、9番手タイムだった。各車はFP2の60分間で持ち込みセッティングやレースペースなどを一気に確認する形となったが、アルファタウリは角田が16番手、ガスリーが18番手に終わるなど、共に下位に沈んだ。
角田はチームのプレスリリースの中で以下のようにコメントし、現状は苦戦していることを認めた。
「今日は新しいマシンになって初めてここを走りました。高速コーナーがやはりチャレンジングなのですが、現行のマシンでは特にマゴッツ、ベケッツあたりがエキサイティングです。昨年のマシンよりもプッシュできて、スライドの量も多いです」
「全体として、ここ最近のレースと比べるとイレギュラーな1日になりました。FP1は雨でほとんど走れなかったので、実質1セッションしかないような状況で変な感覚でしたが、なんとか午後(FP2)は必要な走行を全て終えることができました」
「僕たちは現状かなり苦しんでいて、他のチームからは相当離されてしまっています。今週末は厳しくなると予想していたとはいえ、予選で速さを見せるために一歩を踏み出さないといけません」
「明日もトリッキーなコンディションになりそうなので、データを確認して、ブリティッシュウェザーがどうなろうと対処できるようにしたいです」
また今回のチームの苦戦について、チーフエンジニアのジョナサン・エドルズは、全体的にグリップに苦しめられていたと語った。
「FP2では2台共に全体的なグリップなバランスに苦しめられていて、どちらも満足いく走行ができなかった」
「またデータ上でもいくつかの問題が見つかったが、マシンをガレージに戻した時に空力コンポーネントに大きなダメージがあったため、その問題(の原因)については確認された」
「パフォーマンスはあるべき姿からはかけ離れている。今夜までにその理由を突き止め、明日に多くの作業を行なう必要がある。明日も複雑な天候になりそうなので、ドライでは全ての走行を可能な限りうまくまとめて、FP3以降に速さのあるマシンをドライバーに提供できるようにする必要がある」
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments