F1 エミリア・ロマーニャGP

スプリント鮮やか勝利のフェルスタッペン「まるで、ルクレールとの”持久戦”のようだった」

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1エミリア・ロマーニャGPのスプリントがシャルル・ルクレールとの”持久戦”だったと語った。

Max Verstappen, Red Bull Racing RB18, passes Charles Leclerc, Ferrari F1-75, for the lead

 F1第4戦エミリア・ロマーニャGPのスプリントで勝利したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、前を走るシャルル・ルクレール(フェラーリ)がタイヤのグレイニングに苦しんでいることが分かり、自分にとって”持久戦”だったと語った。

 ポールポジションからのスタートがうまくいかず、ルクレールにリードを奪われたフェルスタッペン。ルクレールはセーフティカー明けからハイペースで後続を引き離し始めた。フェルスタッペンは1.0~1.5秒ほどのギャップでルクレールを追った。

 しかしルクレールの右フロントタイヤにグレイニング(ささくれ摩耗)が発生し、ペースが落ちたことで状況は変わった。

 その結果、ペースの面でフェルスタッペンがアドバンテージを得ると、彼は懸命にプッシュ。ルクレールのDRS圏内に入ると、残り2周のターン2でオーバーテイクに成功し、スタートで失った首位を奪還し、スプリントのトップチェッカーを受けた。

Read Also:

 フェルスタッペンは、ルクレールが苦戦していることが明らかになった後は、動くタイミングを見つけることが重要だったと語った。

「シャルルのほうがグレイニングに苦しんでいたのは確かだ」とフェルスタッペンは言う。

「そしてもちろん、僕は接近してDRSを使い、彼を抜いたんだ」

「でもどちらかというと持久戦のような感じだった。毎周、2台のギャップやタイム差が大きくなっているように思えたからね」

 タイヤの面でアドバンテージがあったにも関わらず、差を縮めるのに苦労したと、フェルスタッペンは認めた。

「1秒以内まで近づいていくと、ある時点でとてもトリッキーになる」

「もちろん、今のクルマは接近するのがより簡単になっている。でも追い抜くのはまだ難しいんだ。タイヤを使いこなさなければならないし、特にソフトのデグラデーションでは、DRS圏内に入るのが大変だった」

「でも2回目のトライで、ターン2への進入でちょっとしたバトルができたと思う。明らかに、終盤は僕らのほうがペースが良かったんだ」

 フェルスタッペンにとってスプリントで唯一の失敗はスタートだった。反応自体はルクレールと遜色なかったが、ホイールスピンが多く加速が鈍かったのだ。

 フェルスタッペンは何が悪かったのか、分析する必要があると語った。

「スタートは最悪だった。クラッチを離したらホイールスピンがひどくて、トラクションがかからなかった。だからスタートはとてもとても悪かったんだ」

 路面の汚れた側のグリッドからのスタートだったことが要因なのかと訊かれると、フェルスタッペンは「ランド(ノリス/マクラーレン)はちゃんとしたスタートを切っていたから、言い訳はできないよ」と答えた。

「僕のスタートがひどかっただけだ。何らかの理由でギヤが同期していなかったんだ。だから、何が悪かったのかはっきりさせないとね」

 決勝レースでは、再びポールポジションからスタートするフェルスタッペン。フェラーリもグレイニングに苦しんだ理由を追求し、出来る範囲で改善してくるだろう。それだけに、何としても好スタートを決め、レースをコントロールしたいところだ。

 
Read Also:

Be part of Motorsport community

Join the conversation
前の記事 角田裕毅、スプリント12位にはひとまず満足。「今日のペースは良かった。でも決勝に向けてやることがある」
次の記事 メルセデス、F1スプリントレースで挽回ならず。イモラでの週末は「骨折り損のくたびれ儲け」

Top Comments

最新ニュース

元フェラーリF1代表のマッティア・ビノットがアウディF1に加入、プロジェクト責任者に。アンドレアス・ザイドルは離脱へ

元フェラーリF1代表のマッティア・ビノットがアウディF1に加入、プロジェクト責任者に。アンドレアス・ザイドルは離脱へ

F1 F1
元フェラーリF1代表のマッティア・ビノットがアウディF1に加入、プロジェクト責任者に。アンドレアス・ザイドルは離脱へ
海外F1記者の現場勘|レッドブル昇格が「角田裕毅のためになるとは思えない」アストン・ホンダが求めるドライバーになれるはず

海外F1記者の現場勘|レッドブル昇格が「角田裕毅のためになるとは思えない」アストン・ホンダが求めるドライバーになれるはず

F1 F1
ハンガリーGP
海外F1記者の現場勘|レッドブル昇格が「角田裕毅のためになるとは思えない」アストン・ホンダが求めるドライバーになれるはず
雨のスーパーフォーミュラSUGO戦でなぜアクシデントが多発したのか。複合的要因の考察とタイヤメーカー横浜ゴムに聞く今後の対応

雨のスーパーフォーミュラSUGO戦でなぜアクシデントが多発したのか。複合的要因の考察とタイヤメーカー横浜ゴムに聞く今後の対応

SF スーパーフォーミュラ
雨のスーパーフォーミュラSUGO戦でなぜアクシデントが多発したのか。複合的要因の考察とタイヤメーカー横浜ゴムに聞く今後の対応
F1分析|角田裕毅の”誰にも真似できない”完璧なタイヤマネジメントでハンガリーGP入賞。優れた戦略と、少しの幸運も後押し

F1分析|角田裕毅の”誰にも真似できない”完璧なタイヤマネジメントでハンガリーGP入賞。優れた戦略と、少しの幸運も後押し

F1 F1
ハンガリーGP
F1分析|角田裕毅の”誰にも真似できない”完璧なタイヤマネジメントでハンガリーGP入賞。優れた戦略と、少しの幸運も後押し

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本 日本