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アイロット、来季はF2に参戦せずF1リザーブドライバーに?「F2で証明するものはない」

2020年のFIA F2でランキング2位となったカラム・アイロットは、来季もF2に参戦することはないだろうと語った。

アイロット、来季はF2に参戦せずF1リザーブドライバーに?「F2で証明するものはない」

 フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)のカラム・アイロットは今季、FIA F2で同じくFDAのミック・シューマッハーとタイトル争いを展開。アイロットは全ドライバー中最多となる5回の予選ポールポジションを獲得し、優勝回数でもシューマッハーを上回ったものの、安定してポイントを稼いだシューマッハーがアイロットを14点上回ってチャンピオンに輝いた。

 最終戦レース2ではシューマッハーが予定外のピットストップによってポイント圏外まで順位を落としたため、2位以上に入ればチャンピオンの可能性が出てくるアイロットは猛チャージを開始し3番手まで浮上したが、タイヤが限界を迎えたのかそれ以降はズルズルと順位を落とし、結果10位フィニッシュ。逆転王座獲得とはならなかった。

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 その後行なわれたF2のポストシーズンテストにチャロウズから参加したアイロットだが、F2のウェブサイトに向けて語ったところによると、アイロットは2021年シーズンのF2で証明すべきものは何も残っていないと考えており、フェラーリ系のF1チームでサードドライバーとしての役割を担う可能性があるという。

「僕としてはまた(F2を)やりたいという気持ちはある」とアイロット。

「でも2位という順位は(チャンピオンと)ひとつしか変わらないし、差も14ポイントしかなかった」

「理由なら何とでも言えるけど、言い訳はしたくない。トップ2、トップ3に入っていれば、もう一度自分の力を証明する必要はないと思っている」

「頂点を目指して努力しないといけないし、それが僕の新しいチャレンジになる。簡単ではないと思うけど、時間はある」

「ほぼ全てのレースでF1パドックにいることになりそうだ。だから誰かが病気になったり負傷した時は……そんなことそうそう起こらないと思うけど、僕に連絡が来ることになるだろう。もちろん誰かがそうなることは望んでいないけどね」

 アイロットは今シーズンを振り返り、母国イギリスのシルバーストンで行なわれた第4戦、第5戦をハイライトとして挙げた。第4戦レース1ではフォーメーションラップで発進できずピットレーンスタートとなりながらも、驚異的な追い上げで5位フィニッシュ。同じくシルバーストンでの連戦となった第5戦のレース1ではポールポジションから圧勝した。アイロットはこのふたつのレースで“ヒーローになったかのような気分”を味わったという。

「僕が最も印象に残っているのは、母国のシルバーストンで行なわれたふたつのレースだ」

「ピットレーンスタートから5位になった時、僕はヒーローになったような感じがした。みんなに僕にできること、僕の速さを見せられたんだ……ストールしたことはさておきね」

「そして1週間後にそこに戻ってきて、フィーチャーレースで圧勝することができた。これはずっと忘れられないような出来事だよ」

 

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シリーズ FIA F2
ドライバー カラム アイロット