Moto2スペイン予選|小椋藍、キャリア初のポールポジション獲得! 初優勝の期待高まる
MotoGP第6戦スペインGPのMoto2クラス予選が行なわれ、小椋藍がMoto2クラス初のポールポジションを獲得した。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第6戦スペインGPのMoto2クラス予選が行なわれ、Idemitsu Honda Team Asiaの小椋藍が、キャリア初のポールポジションを獲得した。
小椋藍が唯一の日本人ライダーとして参戦しているこの中量級クラス。彼は順当に予選Q2への直接進出を決めたが、チームメイトのソムキアット・チャントラはQ1からのスタートとなった。
そのチャントラはQ1で好調な走りを見せ、残り5分を前に1分41秒654を記録してトップに浮上。連続アタックでさらに1分41秒397までタイムを縮めてQ1突破に向けた態勢を整えた。
Q1終盤にタイムを大きく縮めるライダーは現れず、チャントラはトップタイムでQ1を突破。ホルヘ・ナヴァッロ(Flexbox HP40)、アルベルト・アレナス(Autosolar GASGAS Aspar Team)、ボー・ベンスナイダー(Pertamina Mandalika SAG Team)ら4名がQ2へ進んだ。
続くQ2が始まると、Q1突破組のナヴァッロが一時的にトップタイムを記録したが、ターン1で転倒。それ以上の更新が望めなくなってしまった。
その後、小椋を含むライバルたちが計測を受けると、サム・ロウズ(ELF Marc VDS Racing Team)が1分41秒696で暫定トップタイムをマーク。トニー・アルボリーノ(ELF Marc VDS Racing Team)や小椋も1分41秒台のタイムで続いた。
彼らは連続アタックでタイムを更に更新。アルボリーノが1分41秒299でロウズを上回っていった。小椋も自己ベストを更新し、4番手でセッション折り返しとなった。
残り5分、小椋が再びアタックに入ると最速ペースでコースを疾走。1分41秒289と僅かながらアルボリーノを上回り、暫定トップに立った。
最後のタイムアタックでは、この小椋のタイムを超えるライダーは現れないまま。結果、小椋はキャリア初のポールポジションを獲得することに成功した。2番手はアルボリーノ、3番手はロウズだ。
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 小椋 藍(Ai Ogura) | 8 | 1'41.289 | 157.201 | ||
2 | トニー アルボリーノ | 8 | 1'41.299 | 0.010 | 0.010 | 157.186 |
3 | サム ロウズ | 8 | 1'41.321 | 0.032 | 0.022 | 157.152 |
4 | アロン カネット | 6 | 1'41.369 | 0.080 | 0.048 | 157.077 |
5 | Fermin Aldeguer | 9 | 1'41.620 | 0.331 | 0.251 | 156.689 |
6 | Celestino Vietti Ramus | 9 | 1'41.741 | 0.452 | 0.121 | 156.503 |
7 | ソムキャット チャントラ | 9 | 1'41.753 | 0.464 | 0.012 | 156.484 |
8 | ボー ベンスナイダー | 9 | 1'41.815 | 0.526 | 0.062 | 156.389 |
9 | アウグスト フェルナンデス | 8 | 1'41.901 | 0.612 | 0.086 | 156.257 |
10 | Pedro Acosta | 8 | 1'41.914 | 0.625 | 0.013 | 156.237 |
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