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レースレポート

Moto2ポルトガル決勝|多重クラッシュ発生で小椋藍ノーポイント。ロバーツが初優勝達成

MotoGP第5戦ポルトガルGPのMoto2クラス決勝が行なわれた。優勝はジョー・ロバーツだった。

Joe Roberts, Italtrans Racing Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 アルガルヴェ・サーキットでMotoGP第5戦ポルトガルGPのMoto2クラス決勝レースが行なわれた。優勝はジョー・ロバーツ(Italtrans Racing Team)で、キャリア初優勝だった。

 ヨーロッパラウンドの始まりを告げるポルトガルGP。予選は雨が上がったあとの、コンディションが急速に回復していく難しいコンディションで行なわれ、アロン・カネット(Flexbox HP40)がポールポジションを獲得。2番手にキャメロン・ボービエ(American Racing)、3番手にはジェイク・ディクソン(Shimoko GASGAS Aspar Team)が並んだ。日本人ライダーの小椋藍(Idemitsu Honda Team Asia)は7番グリッドからのスタートだ。

 Moto2クラスの全23周のレースは、ボービエが好スタートを切る。4番グリッドのトニー・アルボリーノ(ELF Marc VDS Racing Team)、カネットらが続き、さらにその後ろにはソムキアット・チャントラ(Idemitsu Honda Team Asia)と小椋のふたりが追いかける形だ。

 カネットは2周目には即座にボービエを追い抜いて先頭に浮上。ボービエ、チャントラというトップ3で隊列が組まれた。

 なおこの頃コース上には一部で雨が降り始めてしまい、マーシャルポストではレッドクロス旗が振られていた。

 チャントラは予選でロングラップペナルティを受けていたため、3周目にこれを消化。8番手までポジションを落とした。

 5周目には小椋がアルボリーノを追い抜いて3番手に浮上。小椋はアルボリーノに反撃を許さず、前を行くボービエを追った。小椋はボービエとの差を少しずつ縮め、8周には完全に捕捉。先頭のカネットと合わせ、トップ3でひとつの集団となった。

 しかし9周目、ターン2で多重クラッシュが発生。赤旗が掲示され、レースは中断された。

 この多重クラッシュは先頭を走っていたカネット、ボービエそして小椋がそれぞれが単独でハイサイドを喫した格好。さらに当該のコーナーでは後続のライダーも次々にクラッシュし、赤旗に繋がったのだ。

 クラッシュしたのはアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)、チャントラ、サム・ロウズ、アルベルト・アレナス(Shimoko GASGAS Aspar Team)、シモーネ・コルシ(MV Agusta Forward Team)ら。ターン2のグラベルではライダー達が慌てて後続のマシンを回避していた。

 レースディレクションからは、レースを残り7周で再開すると通達。小椋はマシンにダメージはあったものの自走でピットに戻ることができ、チームは急いで修復作業を開始させた。

 リスタートはクラッシュから約30分後となったが、ボービエなどマシン修復が間に合わないライダーもいた。なお小椋はマシンをピットに持ち帰り、修復もできたものの、スターティンググリッドに付くことが出来なかった。

 再スタートでポールポジションについたのはディクソン。2番手にロバーツ、3番手にセレスティーノ・ビエッティ(Mooney VR46 Racing Team)となり、全18台での争いとなった。

 残り7周でレースが開始されると、ディクソンが良いスタートを切ったものの、1周目にあえなく転倒。先頭にはロバーツが立った。

 ロバーツは一気に逃げを打ち、マルセル・シュロッター(Liqui Moly Intact GP)やビエッティ、ホルヘ・ナヴァッロ(Flexbox HP40)らが表彰台を争った。

 逃げるロバーツは残り3周で4秒のギャップを確保。2番手争いはナヴァッロに対してビエッティがチャージをかける構図だ。

 ビエッティは残り2周のターン11でナヴァッロをオーバーテイク。2番手を確保し、最終ラップに入った。

 先頭のロバーツは約3秒のギャップを維持して余裕のトップチェッカー。キャリア初優勝を果たした。ビエッティがナヴァッロを抑え続け、2位フィニッシュ。3位はナヴァッロとなった。

 今回2位となったビエッティはランキング首位でレースへ臨んでいた。そしてランキング上位を争っていた小椋やアルボリーノなどのライバルが軒並みノーポイントに終わったことで、ライバルに対するリードを拡大することに成功した。

 
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