ロッシ、ムジェロで初グランプリ開催のF1に”嫉妬”。「みんな楽しめると思うよ!」と太鼓判
バレンティーノ・ロッシは、今週末にムジェロでグランプリを開催するF1が羨ましいと語った。
写真:: Ferrari Media Center
今週末、F1は第9戦トスカーナGPとして、ムジェロ・サーキットで初めてグランプリを開催する。7度のMotoGP王者であるバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は、ムジェロでF1マシンをテストしたことがあり、すべてのドライバーが楽しめるはずだと話した。
ムジェロでは、1994年からMotoGPイタリアGPが開催されており、MotoGPを象徴するトラックのひとつとなっている。しかしコロナ禍の影響で、今季はムジェロでのレースは開催中止となってしまった。
2008年にムジェロで2日間に渡ってフェラーリとF1テストを実施した経験を持つロッシは、下りのカサノバ/サヴェッリ(ターン6~7)や高速のアラビアータ(ターン8~9)でのF1マシンの動きは信じられないほどだったと語っている。
F1がムジェロで初めてグランプリを開催することについて、ロッシはmotorsport.comに次のように語った。
「とても羨ましいよ。特に今年、僕たちはムジェロでレースができないからね」
「僕や多くのライダーにとって、世界最高のトラックのひとつだ。バイクでも、クルマでもね」
「僕はムジェロでフェラーリのマシンを2回運転したけど、素晴らしい体験だった。そのうち一回はウエットだったけど、それも信じられない体験だった。特にカサノバ/サヴェッリや、アラビアータはね」
「アラビアータ2では、F1マシンはアクセル全開、時速275kmでクリアするだろう。F1マシンはMotoGPバイクに比べて視点が非常に低くて、完全にブラインドコーナーだろう。彼らは楽しめると思うし、日曜日のF1はとても興味深い」
「クルマがとても大きいから、コース幅は少し狭いと思う。でも、僕はみんながムジェロを楽しむと思う」
かつてロッシは、定期的にフェラーリとF1マシンをテスト。2006年には、バレンシアでの合同テストにも参加した。
F1への転向を真剣に検討していたロッシだが、最終的にはMotoGPに専念することを選んだ。2010年のテストを最後に、しばらくF1マシンには乗っていなかった彼は、昨年12月にスポンサーであるモンスターエナジーの計らいで、ルイス・ハミルトン(メルセデス)と愛機を交換。2017年のチャンピオンマシンであるメルセデス『W08』を、リカルド・トルモ・サーキットでドライブした。
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