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ヨハン・ザルコ、ドゥカティ陣営移籍の2020年は「埋め合わせに明け暮れる年だった」

2020年にドゥカティ陣営へ移籍したヨハン・ザルコ。彼はシーズンを振り返ると、“失った時間を取り戻す”ことが必要であり、それが一貫性のなさにも繋がっていたと語った。

ヨハン・ザルコ、ドゥカティ陣営移籍の2020年は「埋め合わせに明け暮れる年だった」

 ヨハン・ザルコは、2019年の途中でKTMファクトリーチームを離脱し、2020年にはエスポンソラマ・レーシング(旧アビンティア)に加入。新たにドゥカティのデスモセディチGP19を走らせることになった。

 ザルコはテック3・ヤマハ時代には非凡な走りを見せていたが、KTMでは競争力を発揮できなかった。そのためドゥカティに乗り換えた2020年シーズン、どのような走りを示すのかには注目が集まっていた。

 新型コロナウイルスの影響で遅れてシーズンが開始されると、ザルコは序盤からマシンにうまく適応しているように見えた。そして第4戦チェコGPではポールポジションを獲得し、ロングラップペナルティを受けながらも3位表彰台を獲得してみせた。

 ただシーズン全体を通して見れば一貫性を欠いてしまい、最終的にランキング13位。ドゥカティ勢の中では4番手に留まった。

 ザルコは2019年11月のポストシーズンテスト4日間を欠場したことが、ドゥカティのマシンへの適応を急がねばならない結果となり、そのことで“限界を超えてしまう”ことも多かったのだと説明した。

「追いついて、再びトップレベルになるために、理解することがいくつもあった。でもドゥカティでそれらを確認することができて嬉しく思っているよ。来年に向けて、さらなるモチベーションになるんだ」

 ザルコはそう語る。

「純粋にチャンピオンシップについて考えれば、少し一貫性がなかった」

「だけど僕の考えでは、失った時間を埋めるために、僕はしばしば限界を超え、そのためにミスを犯してしまうこともあったと思う」

「でもそういったミスは結局のところ、そこから立ち直るために何をしなくちゃいけないのか、それを僕に学ばせてくれた。そこがいちばん大事なんだ」

 ザルコは2021年シーズンにはプラマックへ移籍する。そこで彼はファクトリースペックのマシンを走らせる予定だ。

 この移籍は9月に決まったものだが、ザルコはそれ以降のグランプリを、2021年に向けた準備やテストように使ってきたとも語っている。

「ミサノ戦からは、全てがポジティブだったと言える。トップレベルに戻るということや、来年に向けて戦闘力のあるバイクを手にすることが課題だったからね」

 ザルコはmotorsport.comにそう語った。

「だから主な課題は(ミサノで)終わった。それでル・マン、それかアラゴン以降はほとんど来年に向けたテストのようなものだった」

「このことでアドバンテージはなかった。バレンシアのレースではフィニッシュできなかったからね。表彰台を狙えると思っていたんだけど、その前にクラッシュしてしまった」

「だけど少なくとも常に教訓を得ているし、そうしたクラッシュでもあまりに大きな代償にはなっていないよ。僕は今のところ、チャンピオンシップで勝ったり負けたりの“大事”には直面していないからね」

「それで安定性、そしてバイクや自分を機能させてパフォーマンスを発揮する方法を見つけられたことには満足している」

「全てがコントロール下にあるとは言えないけど、全体を把握したと思うし、機能させることができるよ」

 

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この記事について

シリーズ MotoGP
ドライバー ヨハン ザルコ
執筆者 Lewis Duncan